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【  2017年12月  】 

Stranger~はじめに~

Stranger(直×大)について

2017.12.01 (Fri)

直希と大河、おつきあいから2ヵ月後のお話(『その先へ』から1ヶ月後ぐらい)。前回アップしました陸と千田の短編『男心と秋の空』のすぐ後ぐらいです。互いの知らない顔を目のあたりにする2人。そこに自分とは違う世界を感じたとき、一体2人はどう対応するのでしょうか。新キャラが登場します。★読む(第1章へ)...

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1:見知らぬ恋人

2017.12.01 (Fri)

【1:見知らぬ恋人】「すいませ~~ん、生4つ」個室の暖簾から身を乗り出したヤスヒロが、通りすがりの店員にそう声をかけた。元気よく「は~~い」と店員が答える。ようやくビールにありつけそうだ。「つーか直希、お前、この店知ってるんだ?」席に戻ったヤスヒロが、向かいの直希へと顔を向ける。「うん。仲間が行きつけの店なんだよ」「仲間って、大河さんだろ?さっきふっつーに、店員さんと喋ってたじゃん」直希の答えに、...

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1:見知らぬ恋人

2017.12.02 (Sat)

居酒屋では、やっと最初のビールが来て、直希たちはようやく乾杯にこぎつけていた。シルバーウィーク前の金曜日とあってか、店は大入り満員状態だ。カウンター席なら空いているんですが…という声が、直希たちの個室近くの出入口からは頻繁に聞こえているものの、カウンター席で済むような人数ではない客たちばかりだ。「あ、そうそう直希、ちょっと聞いてよ」そういえば大河にメッセージを…と思いついた直希をまたもや遮って、今度...

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1:見知らぬ恋人

2017.12.03 (Sun)

「え。俺…言ったっけ?」「言ったじゃん。2~3年前だと思うけど」「そりゃまた随分前の話をお前…」そんなに前の話をよく覚えているな、と直希はギクリとした。そんな話、彼らにした記憶があまりない。しかし2~3年前の自分といえば、叶わぬ恋から視線を変えてみようと努力を続けた結果何をしてもダメだと痛感し、大河だけを想うしかないのだと覚悟していた頃だ。無意識にそんな話をしてしまったかもしれないとも思う。「お前、...

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1:見知らぬ恋人

2017.12.04 (Mon)

一方カウンターに座った大河は、「久しぶりですね。鈴野さん、来てますよ」カウンター内のスタッフに、そう声をかけられた。「みたいっすね。さっき鉢合わせしました」「また大河と来ます!って言ってましたよ」「え~、アイツ高いのばっか頼むからどうしようかな」「ハハッ。ウチとしては嬉しいばかりですけどね」そんな会話をして笑いながらも大河は、1杯だけ飲んだら店を変えようと決めていた。自分の知らない人間に囲まれてい...

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1:見知らぬ恋人

2017.12.05 (Tue)

直希たちのテーブルでは、相変わらず様々な話題が飛び交い、会話のネタに事欠かない。しかしそんな中でも直希は、何となくカウンターが気になっていた。ここからは決して見えないその場所で、今大河がどうしているのか、そういえば結局メッセージを送っていないと、スマホを出そうとすると、「あれ?」トイレに立とうと暖簾をくぐったカイが、そう声を出しながらテーブルを振り向いて、直希の肩を叩いた。「何だよ」また邪魔すんの...

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『Stranger』第1章アップ完了

あとがき

2017.12.05 (Tue)

第1章、完了しました。知らない人間に囲まれている直希、大人びた振る舞いをする大河……お互いが知らない姿です。直希も最初はバカ彼氏らしく呆けていましたが、違いを実感した途端に不安になってますね。そして今回、風見という新キャラが登場してます。彼がこのストーリーにどう絡んでくるか、もしくは大して絡まないのか(笑)、見届けていただければと。それから新キャラがもう一人、高瀬マネージャーも登場しました。大河の個人...

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2:熱い胸騒ぎ

2017.12.06 (Wed)

【2:熱い胸騒ぎ】大河が風見と消えてからちょうど1時間後。「そろそろ帰ろうか」直希は、テーブルの料理がほぼ片付いたタイミングをいいことに、そう切り出した。「そうだな。すいませ~~ん」確かにいい時間だな、とカイも気付き、実家暮らしのミキの電車の時間もあるしと、店員を呼んだ。「会計、お願いします」そしてテーブルにやってきた店員に勘定を頼むと、「お代はすでに頂いてますよ~」と、答えが帰ってきて。唖然とす...

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2:熱い胸騒ぎ

2017.12.07 (Thu)

「え?」礼を言えと言ったのはお前だろうと、意味が分からず直希が顔を上げると、「お前、さっきの2人見たろ?」「は?」「今、いい感じかもしれねぇだろおが」空気読めと、ヤスヒロが眉を下げる。カイとミキまでが、「だよね~」と直希に視線を向けてきて。「はあ?…あ、ありえないからっ」そんなことあってたまるかと、たまらず直希はカイの腕を振りほどきながら反論した。「なんで?」「そ、それは……」「お前、あの2人の姿見...

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2:熱い胸騒ぎ

2017.12.08 (Fri)

「大河、なんか電話鳴ってたよ?」大河がトイレから戻ると、カウンターに無造作に置きっぱなしにしていたスマホを風見が指差した。「え?…あ」着信履歴を見ると、それは、ついさっきまで話題の的だった相手で。「あれ?掛け直さなくていいの?」確認だけしてカウンターに座った大河に、風見が不思議そうに首を傾げる。「ああ、後で大丈夫です。俺が飲みに行ってるの知ってる奴やから」大河としてはさりげない答えを返したつもりな...

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『Stranger』第2章アップ完了

あとがき

2017.12.08 (Fri)

第2章、完了しました。風見、あなどれない奴。そしてゲイ公言中。幸樹、同棲してた彼女と破局。実 、省エネ恋愛の王様。(誠はちゃんとしてる)直希、思いあまって爆弾発言。友達、いろいろ鋭い&失礼。大河、可も無く不可も無く。ということで。いろいろ衝撃の章でした(大河以外)。風見は協力的ですね。直希が懸念するようなライバル君ではなさそうです。ちなみに。、風見、高瀬という新キャラ登場に伴い、登場人物のページも更新...

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3:独占欲と自覚

2017.12.09 (Sat)

【3:独占欲と自覚】大河が直希のマンションに辿り着いたのは、直希が帰宅して40分後だった。途中まで方向が同じ風見の提案でタクシーを相乗りしてきた大河は、自分が直希のマンションへ向かっていることにいつ気付かれるかヒヤヒヤしていたものの、気付いているのかいないのか風見は一切何も言わずに先に降りて行ってしまった。『鈴野によろしくね』だから別れ際のその言葉も、"このあと"なのか"後日彼に会ったら"なのかは分から...

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3-2

3:独占欲と自覚

2017.12.10 (Sun)

「消えるって…他の男って…涼太さんやで?」「風見さんだからだよ」「は?」「2人のこと、みんな見てた」「そんなわけ…」「ある。少なくとも俺らのテーブルの3人は、2人を見て大盛り上がりだった」お似合いだ、と。しかしその言葉は、直希は言えなかった。口に出すことすら憚れるほど、本当にあの姿は絵になっていて、不安に駆られたのだから。「風見さんが言った言葉を信じたせいか、余計に気が気じゃなかった。大河が彼にする...

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3-3

3:独占欲と自覚

2017.12.11 (Mon)

驚いたのは一瞬で、直希もすぐに目を閉じて彼のキスを受ける。触れるだけの軽いキスだったが、それすら大河からしてくれるのはとても貴重なのだ。しかしすぐに、軽いリップ音と共に唇が離れていき、「アホやな」頭を撫でながら、大河が笑った。「ホンマにお前って、男前なのに残念な奴や」さっき電話でも言ったけど、と。電話のときと同じ優しい声で、そして今度は優しい眼差し付きで。きっとさっきの電話でもこんな顔して言ってく...

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3-4 ※微R-18

3:独占欲と自覚

2017.12.12 (Tue)

*こちらはビミョーにエロです。*ご理解ある方のみお進み下さい。「ん…」いっぱいになった2人分の唾液を飲み込む大河の喉の動きも、少しだけ苦しそうに寄せられた眉も必死な息遣いも、直希を一気に追い上げていく。「…ん…っふ…っ…」自分と同じように感じてくれている大河が、頭が上手く動かなくなってきたのか、体の力が抜けてきているのが分かって。ソファに優しく押し倒せば、何の抵抗もなくその体は直希に組み敷かれた。「大...

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『Stranger』第3章アップ完了

あとがき

2017.12.12 (Tue)

第3章、完了しました。直希と大河、それぞれの見解は真逆でしたが。それでも無事、お互いの違いを埋め合えたようですね。それにしても直希、なかなかの面倒臭い奴。堂々と関白宣言ならぬ束縛宣言も出たところで。さあ、次回第4章は全編エロです!第4章につきましては、いつもどおり、飛ばしてもストーリーは繋がります。ただ、それぞれの相手への想いなんかもわかりますので、よろしければぜひ。あ、もちろん、苦手な方はスルー...

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4-1 ※R-18

4:恋の浸透圧

2017.12.13 (Wed)

*こちらはR-18ページです。*ご理解ある方のみお進み下さい。【4:恋の浸透圧】大河の手を引いて風呂場の脱衣所に辿り着いた直希は、大河の手を遮るように、彼の服に手をかけた。キスを繰り返しながら、彼の服を1枚ずつ取り払っていく。すると大河の手が直希の服に伸びてきて、その手に導かれるように直希も服を脱いでいって。全て脱ぎ捨てれば、直希がまた大河の手を引き、浴室に引きずり込んだ。シャワーのコックを捻った直希...

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4-2 ※R-18

4:恋の浸透圧

2017.12.13 (Wed)

*こちらはR-18ページです。*ご理解ある方のみお進み下さい。「…んぅ…ぁっ…」遠慮がちな声が、大河の口からこぼれ落ちる。そのまま彼のナカへゆっくりと中指を挿し込んでいくと、「……んぁっ」大河が思わずそこに力を入れた。「力抜いて、大河」「うぅ……あっ…」「ほら、俺に掴まっていいから」相変わらず狭いそこだが、直希が慣れた手つきで解してやれば、抵抗が消えていく。様子を見ながら指を3本まで増やす頃には、大河のナカが...

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4-3 ※R-18

4:恋の浸透圧

2017.12.14 (Thu)

*こちらはR-18ページです。*ご理解ある方のみお進み下さい。「……は、ぁ…」荒い息を繰り返しながら、直希が大河の背中に覆いかぶさるようにしてその体を抱きこむ。「大河…」肩で息をする大河の顎をとって振り返らせた直希は、放出したばかりの恍惚感溢れる彼の表情を確認してから、「やっぱ可愛いくてエロい顔だ」チュッとキスをした。その拍子に直希自身がズルリと抜けて、なんとも言えない刺激に大河は息を詰めた。直希が放った...

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4-4 ※R-18

4:恋の浸透圧

2017.12.14 (Thu)

*こちらはR-18ページです。*ご理解ある方のみお進み下さい。「んっ…」指を迎え入れた大河の表情も、さきほどとは違って、快感そのもので。解す必要はないだろうと判断し、直希は大河の太腿を持ち上げると、そのナカへと自身をまた納めていく。すると大河は、痛みは無いが体の中に入ってくるその感覚を、熱い塊に貫かれる感覚を、生理的反応としてきっと一生慣れることはないであろうこの一瞬を堪えるように、片手でシーツをギュ...

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『Stranger』第4章アップ完了

あとがき

2017.12.14 (Thu)

第4章、完了しました。直希、束縛するわやきもち妬くわエロいわ、忙しい奴です。でも大河は、それが自分にはちょうどいいらしいです。何だコイツら。…いや、私が書いてるんですけどね。次はエピローグです。明日で完結です。あとがきでは、次回作のお知らせもする予定です。お楽しみいただけましたら、拍手をポチッといただけると嬉しいです♪...

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EP-1

Epilogue~鉢合わせ、再び~

2017.12.15 (Fri)

【Epilogue~鉢合わせ、再び~】「お?」「あ…」都内某所、喫茶店内。仕事関係者と待ち合わせ中の風見が、自分の席を通り過ぎるその男に思わず目を丸くするのと、その男が“マズい”という顔をするのは同時だった。「大河じゃん」昨日に引き続きまたもや偶然に出会ったことに、風見はパッと笑顔になる。「何してんだよ~。ていうか俺らすごくない?」「え?あ、まあ…」と困ったように笑う大河は、Tシャツとハーフパンツにキャップと...

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EP-2

Epilogue~鉢合わせ、再び~

2017.12.15 (Fri)

「昨日に引き続き偶然会うなんて、すごいね俺たち」いろいろ分かってしまったものの、“何も気付いてません”というように風見が笑いかけてやれば、2人はホッとしたように無邪気に笑顔を振りまいてくる。しかし、「大河、そのパンツいいね。キマってる」「え、そおですか?」「鈴野も似たようなファッションだし、2人ともスタイルいいし、なんか雑誌から抜け出てきたみたい」「コイツはそうかもしれんけど、俺はね~、どうやろ~」...

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『Stranger』完結しました&次回作予告

あとがき

2017.12.15 (Fri)

「Stranger」=見知らぬ人、他人。ということで、お互いの知らない一面を知る2人、それに対するそれぞれの対応や見解の違いです。相変わらす幸せいっぱいのお2人さん。可愛くて男前な大河と、ド直球で変態な直希、いかがでしたでしょうか。そして新キャラの風見涼太センパイ、何気に気に入ってます。といっても、次いつ出るかわからないけど(笑)大河は私にとって完全なる受けキャラですが、涼太と組ませれば、唯一攻めかもしれま...

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シンクロニシティ~はじめに~

シンクロニシティ(直×大)について

2017.12.17 (Sun)

直希と大河、おつきあいから3ヵ月後のお話(『Stranger』から1ヶ月後ぐらい)。すれ違いの生活を繰り返す2人。そんな日、テレビで直希を見かけた大河は……?『Stranger』でも触れていました、2人のシンクロ具合がテーマです。大河の掴みどころの無い性格なんかも大いに発揮されます。★読む(【Plogogue】へ)...

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Prologue

Prologue

2017.12.17 (Sun)

【Prologue】恋というものは、時に、人を思ってもいない行動に走らせる。『今日のゲストは、RAGING THIRSTの鈴野直希さんです』『おはようございま~す♪』突然目の前に現れた、恋人の姿。別の場所であれ、いま自分と同じ時間を共有している、その姿。『今回鈴野さんは、バンドを離れて、ベーシスト鈴野直希として、このライブにご参加とのことで…』『そうなんすよね~。寂しいっす』「あ、そうかアイツ今…」明るい笑顔を振りまく恋...

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1:勘違い

2017.12.17 (Sun)

【1:勘違い】10月某日。新潟市内。12時45分。「何してんねん、俺……」駅前のバスターミナルに腰を下ろした大河は、思わずそう呟いた。久々手に入れた貴重なオフの早朝。何気なくつけたテレビに、直希が映っていて。気がついたら、新幹線に乗っていた。だから荷物は、スマホと財布だけが入ったボディバッグのみ。―――直希、ここ居るんか…週末の2日間を使い、新潟県で行われるライブイベント。大河たちRAGING THIRSTにもオファーが...

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1-2

1:勘違い

2017.12.18 (Mon)

「お疲れ直希」『うん。もしかして今、昼メシ中?』「いや、これから食おうかと思ってる。直希は?」『俺もこれから昼メシ。会場に居てさ、これからリハなんだ』「そうか」目の前に、バスが停まる。独特な音とともに扉が開き、人が降りてきた。『大河、外?』一気に騒がしくなったせいか、電話の向こうの直希も気が付いたようだ。「うん」『どこ居るの?』「え?」その言葉に、大河はギクリと口ごもった。確かに目の前にはバスが停...

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『シンクロニシティ』第1章アップ完了

あとがき

2017.12.18 (Mon)

第1章、完了しました。とりあえず、大河は新潟観光するそうです(笑)。会わないんかいっ!って感じですね。いろいろ考えた結果、彼はそれが最善と考えたようです。一方の直希は、大河と話しが出来なくてヤサグレ気味。話したいことって何だったのかな?ってのは、そのうち分かります。ちなみにこちらの作品、今回も毎朝6時の更新を予定しています。今回も1日の出来事を描く内容というのもあるし、大したボリュームでもないので。...

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2:恋しい人

2017.12.19 (Tue)

【2:恋しい人】新潟県内。16時45分。「で、俺は何してるんやろ……」ベンチで一人、大河はカキ氷を片手に呟いた。目的地もなく適当にバスを乗り継いで、辿り着いたのは、よく分からない博物館。涼しくて静かな館内をぐるりと周り、売店で買ったサンドイッチを外の広場で食べ、それから広場内を何となく散歩して。10月とはいえ真夏日の今日はそれだけで汗をかき、カキ氷を買ってベンチに座ったのは、もう30分近く前だ。「どこやねん...

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