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【  2018年03月  】 

白い恋人~はじめに~

白い恋人(直×大)について

2018.03.01 (Thu)

直希×大河。前作『reward』から数週間後のお話です。何やらご機嫌斜めな直希と、理由が分からず困惑の大河。分かってほしくて、つい意地悪をしてしまう直希ですが……タイトルは、同名の某有名お菓子とは何の関係もございません。★読む(【Plogogue】へ)...

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Prologue

Prologue

2018.03.01 (Thu)

【Prologue】好きだから、というのは、言い訳にならないのだろうか。でも、実際そうなのだから仕方がない。好きだから、些細なことが許せなくなる。好きだから、独占欲に際限がなくなる。好きだから、やきもちも半端ないぐらいに妬く。だから許してくれっていうわけではないけれど……そういう気持ちを分かってほしくて、理解して欲しくて、少しだけ意地悪をしてしまうのも、罪なのだろうか。「もう、アカンのか?」決してそんなつも...

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前編-1

前編:不機嫌な恋人

2018.03.01 (Thu)

【前編:不機嫌な恋人】「なんで怒ってんの?」RAGING THIRST新作アルバムのジャケット撮影で現れた、地方のロケ地。その日の撮影を終えホテルでようやく2人きりになると、大河はたまりかねたように切り出した。2人で過ごす貴重な時間。本当はそんなこと、訊きたくないけれど。でも、昼間から大河は、仕事以外では直希にほとんど無視されていた。無視というか、構ってもらえない。もちろん4人一緒の仕事だから、実に構ってもら...

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前編-2

前編:不機嫌な恋人

2018.03.02 (Fri)

「……ごめん」先に切り出したのは、大河。その言葉に、直希はため息混じりに顔を背けた。「理由が分からないのに謝られても嬉しくないけどね」「そうやなくて……、理由が分からなくてごめん」「………」「俺の言動が直希を怒らせたんやろ?それが分からなくてごめん」それだけを言うと、大河はスッとベッドから立ち上がった。ハンガーに掛けてあったダウンコートを手に取り、歩き出す。「どこ行くんだよ」その行動が逃げをうっているよ...

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中編-1

中編:消えた恋人

2018.03.03 (Sat)

【中編:消えた恋人】「……ん」目が覚めて、直希はやっと、自分があのまま眠ってしまっていたことに気付いた。時計を見ると、すでに23時55分。あのケンカから、4時間半も経ってしまっている。「……あれ…?」起き上がろうとすると、直希の上に何かが掛かっていた。それは、大河のダウンコート。彼が部屋を出て行くときに手に持って行った、あのコートだ。「大河……?」コートを手にしながら、直希は隣のベッドに目をやる。でもそこに...

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中編-2

中編:消えた恋人

2018.03.04 (Sun)

『もしも~~~し』数回のコールの後、寝ぼけたような拓郎の声が電話口から聞こえた。「あ、俺だけど。直希だけど」『直希?何よ、こんな時間に』「大河、そっちに居る?」『は?居るわけねーじゃん。大河は直希と一緒の部屋だろーが』「そうだけど……来てるかなぁって」『明日は5時だぞぉ。4時半には起きねぇと間に合わないっつーのに、来るわけねぇだろが。お前じゃあるまいし』「そうだけど……」眠いながらも職業病なのか饒舌な...

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中編-3

中編:消えた恋人

2018.03.05 (Mon)

ホテルを飛び出し、周囲を探し回る。走りながら直希の頭に浮かぶのは、後悔ばかりだ。こんなことなら、意地張って不貞腐れてるんじゃなかった。大河のように、頭にくることがあったら真っ向勝負すればよかった。自分たちは、そんな遠慮し合うような関係じゃないのだから……。何も言わなければ分かるわけないんてないのに。相棒だからといったって、こんな身勝手な嫉妬、そのあたりの感覚が全く違う大河に分かるわけがないのに。『も...

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『白い恋人』前編&中編アップ完了

あとがき

2018.03.05 (Mon)

とんでもないところで切ってしまってますが、中編はここで終了です。夢オチと思いきや、正夢のような展開。大河はどこに居るのでしょうか。①誘拐②神隠し③おさんぽ④実と浮気中(特別ゲスト:拓郎)⑤ベッドの下でいじけてるこの中に正解があるかどうかは、次回後編をお待ちください。このお話も、最後まで毎日更新できそうです。あともう少しで完結します。お楽しみいただけましたら、拍手をポチッといただけると嬉しいです♪...

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後編-1

後編:白い恋人

2018.03.06 (Tue)

【後編:白い恋人】「何で……嘘だろ?!」直希は叫びながら、部屋を飛び出そうとした。その時……Prrrrrベッドのサイドテーブルに置いたままの直希のスマホが、着信音を鳴らして。直希はベッドに戻り、スマホを手に取る。画面を見て、一瞬固まった。"安藤大河"「………たいが?」Prrrrr「あっ」鳴り続ける着信音に、直希はフリーズしていた意識を戻し、慌てて電話に出た。「もしもし?大河!?」『……あ、直希?』直希が凄い剣幕で出たの...

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後編-2

後編:白い恋人

2018.03.07 (Wed)

ホテルの外に出てすぐ、直希は辺りを見回し、大河の姿を探した。外は本当に真っ暗で何も見えなくて、不安だけが募っていく。やがて、降り注ぐ白い雪の中から、人影が見えた。細いシルエット。独特のチンピラ歩き。あれは間違いない。「大河……!」雪と同じぐらい白いセーターに身を包んだ大河が、片手はスマホを耳に当て、もう片方の手を寒そうにポケットに手を突っ込んで、こちらに歩いてくる。そして直希の前に来て、大河が立ち止...

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後編-3

後編:白い恋人

2018.03.08 (Thu)

「直希……」ずっと黙っていた大河が、詰めていた息をそっと吐き出した。そして、直希に向き直り、―――……触れるだけの、キス。「大河……?」直希が、驚いて目を丸くする。そんな直希に大河は優しく笑うと、今度は直希をギュッと抱きしめた。「サンキュ」「え……?」「不謹慎かもしれへんけど、嬉しいで、俺」「……大河?」大河がそう続けた言葉に、直希は余計に混乱した。思わぬ展開。この展開は、予想していたどのパターンにも無かった...

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『白い恋人』後編アップ完了

あとがき

2018.03.08 (Thu)

結局甘い。面倒臭い。なんだこいつら…いや、私が書いてるんですけどね。ということで。大河の、心臓に悪いサプライズ(本人自覚なし)でした。中編終了時の雑記(『白い恋人』前編&中編アップ完了)にありました選択肢では、③に近いですかね。まあ、散歩というよりは転寝ですが。1月の公園で転寝とか、自殺行為ですね確かに。大河は偏差値に加えて危機管理能力も足りない奴なんです。次回エピローグです。明日で完結です。今回はエピ...

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Epilogue

Epilogue~甘い恋人~

2018.03.09 (Fri)

【Epilogue~甘い恋人~】*こちらはビミョーにエロです。*ご理解ある方のみお進み下さい。*苦手な方は序盤の十数行だけ飛ばしていただければと思います。「好きだよ大河」甘く囁かれる度に、不覚にも毎回ドキドキしてしまう。「ホントたまんない。大好き」そう言われる度に、照れ臭くてたまらないのに、その反面、切ないほどの愛しさがこみ上げる。"俺もだよ"と答えてやりたくなる。「大河」甘く囁かれた自分の名前。時折漏れる...

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『白い恋人』完結しました&次回作予告

あとがき

2018.03.09 (Fri)

一方的にキレる直希と、困り果ててとりあえず自ら追い出される大河。でも、若干の後ろめたさからなのか嫌な夢を見て、目が覚めたら覚めたで正夢じみた展開に焦る直希。そんな彼の心配など露知らず呑気に記念日を祝おうとする大河でした。夢オチ展開は書かない主義なんですが、大河が姿を消してしまったことへの危機感を出したくて、夢を挟んだ構成になっています。今回はエロ少な目でした。前作『reward』がエロメインでしたので、...

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大いなる理由~はじめに~

大いなる理由(陸×千)

2018.03.12 (Mon)

陸と千田、『男心と秋の空』続編です。9月のある日、ふとしたきっかけで距離が縮まった2人。あれからも個人的な交流は続き、陸に惹かれていく千田。だからこそ、陸の気持ちが分からなくて悩んでいるようで……前作は陸視点でしたが、今回は千田視点でその後の2人をお届けします。★読む...

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大いなる理由-1

大いなる理由(陸×千)

2018.03.12 (Mon)

素直に、カッコいいと思った。若くしてタレントとしての一線を退くという潔さと自己分析力もさることながら、エネルギッシュで信頼も厚いその人を、知り合う前から尊敬していた。野心的という声も高いが、それは物怖じしない堂々とした立ち居振る舞いからくるものもあるのだろう。頭の回転も早く、駆け引き上手で口達者。生意気だと揶揄されることもあるが、持ち前のユーモアでカバーしている。プロデューサーとして専念すべく表舞...

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大いなる理由-2

大いなる理由(陸×千)

2018.03.13 (Tue)

そして日曜日。バレンタインの夜。同じように舞台を観に来ていた仲間たちの誘いから何とか逃げ切り、千田が電話をかけて間も無く。愛車で颯爽と現れた陸が連れ出したのは、いつも利用するような居酒屋でもレストランでもなく。彼の、自宅マンションだった。広々とした部屋に、本棚にはあらゆるジャンルの本。有名大学出身のインテリだけあって、専門書も多い。音楽CDも映画DVDも多ジャンルにわたり、センスの良さが伺える。殺...

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大いなる理由-3

大いなる理由(陸×千)

2018.03.14 (Wed)

「……え?」思わず間抜けな声を出した千田に、陸はチラリと隣を伺って。予想通りの反応と思ったのか苦笑いをして、そしてまた視線を落とす。「最初に千田を知ったのは、社長が面接した直後かな。社長から、ユニットの追加メンバーとして入れたいってもちかけられて、話聞いてるうちに、確かに面白そうな奴やなと思った。新加入の千田とテツを含めたユニット内のメンバーでSQUAREを結成するっていう考えも、自然に思いついたっていう...

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短編『大いなる理由』あとがき&次回作予告

あとがき

2018.03.14 (Wed)

陸兄ちゃんと千田の続編でした。お2人さん、くっつきましたね。大河が口説けなかったチダちゃんをお兄ちゃんがゲットです。仲良し兄弟、こんなところでも連携プレー!千田は私の中では完全に受けキャラなんですが、大河と千田をカップルにすると、何となく千田の方が攻めって感じのイメージです。個人的に、大河は誰と組んでも受けなんで。まだ出てきてませんが、千田は天然故のブラックさなんかも持つキャラ設定なので、千田×大...

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痴話喧嘩~はじめに~

痴話喧嘩(直×大)について

2018.03.17 (Sat)

直希×大河のバレンタイン編です。陸と千田の『大いなる助走』と同日の出来事ということになります。陸兄ちゃんが千田を口説いている間、弟はこんなことしてたのかぁ…と思いながら読んでいただくと楽しめるかと思います(逆も然り)。なんだかんだでイチャイチャしっぱなしのバカップルの痴話喧嘩ということで、だいぶ暑苦しいと思いますが、ご了承ください。風見が再登場(『Stranger』参照)&新キャラも続々登場です。★読む(【Plogo...

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痴話喧嘩 Prologue

Prologue

2018.03.17 (Sat)

【Prologue】強い絆で結ばれた恋人たちにとって、距離というものは、決して悪いものではない。離れているからこそ感じる、お互いの大切さとか、愛情とか、思い知る度に、また好きになって。久しぶりに会えば、全てが燃える火種となる。それはもちろん、そうなんだけど。不安にならないかといえば、それは全くそんなわけはなくて。絆とか愛情とか、そんなものは、この感情には少しも影響してくれない。『バレンタイン人気投票、ラギ...

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痴話喧嘩 1-1

1:誇りと不安

2018.03.17 (Sat)

【1:誇りと不安】2月14日。日曜日。都内某所。I-Prodution(アイプロ)&オフィスO・F・A(OFA)合同企画、舞台公演会場。出演者控え室。「あーあ、直希王子にとうとう越されたよ~」某ランキング雑誌のWEBページを眺めていた風見が、口を尖らせながら大河にスマホを見せてきた。「"バレンタイン特別企画"……え?これ何ですか?」初めて見るそのページに、大河は意味がわからずに首を傾げる。すると、隣で髪のセットを終...

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痴話喧嘩 1-2

1:誇りと不安

2018.03.17 (Sat)

現在、大河たちは、所属事務所アイプロが他事務所OFAと合同で企画した舞台に出演している。これは、アイプロの社長・伊集院が毎年行っているチャリティ公演であり、今年は陸が企画に加わった。そして今回この企画に賛同したOFAは、陸のタレント時代からの大親友・大野史孝が社長を務める芸能事務所であり、脚本と演出も、OFA所属の若手人気作家が担当してくれた。この作家が以前別の舞台でそれぞれ仕事をしたことのあるメ...

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痴話喧嘩 1-3

1:誇りと不安

2018.03.18 (Sun)

舞台本番は、最終日の今日も大成功だった。タイトなスケジュールの中で通し稽古は殆どできなかったとはいえ、演技力に定評のある7人は作家の期待以上の結果を残して、会場はスタンディングオベーション状態だ。「すげぇなぁ。俺めっちゃ泣きそ~」関係者席では、相変わらず正直で純粋な拓郎が、隣に立つ直希の肩を抱きながら瞳を潤ませた。「ていうかさ、アイツら成長したよな?」「感動ポイントそこかよ」作品の内容じゃないのか...

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『痴話喧嘩』はじまりました

あとがき

2018.03.18 (Sun)

バレンタイン直希&大河Ver、はじまりました&第1章が完了しました。この章は既に書き終えていたので、2日間でさくっと完了です。まだ痴話喧嘩の雰囲気は出てませんね。寧ろバカップルまっしぐら状態。でもお互い、それぞれちょっとした不安や心配を抱えている様子。これが今後どう展開していくか、ぜひお楽しみいただければと思っています。風見涼太、また出しちゃいました。程よい距離で後輩カップルを見守ってくれる風見は、...

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痴話喧嘩 2-1

2:起爆剤と痴話喧嘩

2018.03.19 (Mon)

【2:起爆剤と痴話喧嘩】「んじゃ、お疲れ~」誠と実が、新幹線の時間があるからとさっさと控え室を出て行くそれを幸樹と手を振りながら見送った大河は、並んで歩く立花兄弟の、その歩き方までそっくりな後ろ姿を眺めながら、「ひっさびさに誠実コンビが並んで歩くの見たな」「ね。普段絶対に並んで歩かないもんね」顔を見合わせて、そんな風に笑った。ユニット活動時も少し離れて行動する立花兄弟は、決して仲が悪いわけではなく...

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痴話喧嘩 2-2

2:起爆剤と痴話喧嘩

2018.03.20 (Tue)

「あ、あの…これ……」2人のうち1人が、小さな紙袋を大河に手渡してくる。そこにはご丁寧に"大河さんへ"というメッセージカードがつけられており、「私、インディーズ時代からラギサーの大ファンで、特に大河さんのファンです。私は昨日も来てて、どうしても渡したくて出待ちしてたんですけど、渡しそびれて、すっごい落ち込んでたんです。だから嬉しいです」瞳を潤ませて、キラキラとした笑顔で見上げてくる。「そうなんや……」確...

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痴話喧嘩 2-3

2:起爆剤と痴話喧嘩

2018.03.21 (Wed)

「で、お前は何しに来たん?」従姉妹コンビを見送りながら、大河は直希に顔を向ける。「ん?幸樹、車に乗っけてやることになって」「へ?」「大河が電話出ないから幸樹に掛けたら、栗原ともう出たっていうからさ。切ろうかと思ったら、ついでに乗っけてくれないかって言われちゃって」仕事場の方向が同じなら乗っけてくれと言われ、どうせ時間もあるから乗せてやることにしたという。「そーなんや。アイツならまだ中に居るで」丁寧...

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痴話喧嘩 2-4

2:起爆剤と痴話喧嘩

2018.03.22 (Thu)

「大河もしかして…やきもち妬いた?」信じられなくてそう問えば、大河もハッとして真っ赤になった。そして同時に俯いてしまうから、「え、マジ?だって、ただのファンだよ?」両肩を掴み、顔を覗き込みながら問いかける。だが大河は俯いたまま、直希に視線を向けようとしない。赤い顔もそのままで。「そうや、ただのファンや。俺はそのつもりやった。でもそれを変に意識したのはお前やろ。意識するから怒るんやろ」大河はまたもや...

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痴話喧嘩 2-5

2:起爆剤と痴話喧嘩

2018.03.23 (Fri)

幸樹の肩を抱いてグリグリと頭を撫でながら、直希は喧嘩をしたことなど一切気にもせずに陽気な笑顔で歩き出す。当然、周囲の注目は浴びるが、"ごめんね~"と手を振って断りながら堂々と歩いた。堂々すぎて、誰も寄り付かないほどに。喧嘩とはいえ、これはすぐに仲直りできるレベルだと直希は分かっている。だいたい、こんなものは喧嘩とは言えない。恋人の可愛いやきもちなのだから。不安をぶつけられただけなのだから。フォローの...

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