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【  2018年05月  】 

Beyond Silence~はじめに~

Beyond Silence(W大)について

2018.05.01 (Tue)

※このお話はアナザーストーリーとなります。要は、"もしも大河の相手が○○だったら…"というお話です。陸の大親友・大野と大河の恋。(大野史孝…『痴話喧嘩』という作品で初登場した、陸の親友&他事務所社長です)大野&大河それぞれの視点(語り)で展開していきます。時期設定はメインより少し古めで、大河が21歳です。大河のケツがさらに青かった頃ですね。また、メインの世界では結婚経験あり(バツイチ)の大野ですが、こちらの世界...

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Beyond Silence Prologue

Prologue

2018.05.01 (Tue)

【Prologue】今さら、言えない。言えるわけもない。君のことを、愛しているだなんて。俺だけを、見つめてほしいだなんて。いったいどの口で、どんな顔して、言えばいい?ふとした瞬間、気になる。気になって仕方がなくなる。あんたが不意に見せる、壊れてしまいそうな脆い姿。俺だけはあんたに、そんな顔させたくないのに。いったいその唇は、その瞳は、俺に何を伝えたいの?【第1章へ進む】...

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Beyond Silence 1-1

1:Dilemma in Silence ~Side Fumitaka~

2018.05.01 (Tue)

【1:Dilemma in Silence ~Side Fumitaka~】出逢ったときから、なんともいえない個性や存在感を持っていた子、それが大河だった。元来人に執着しないし興味を持った人間にしか近寄らない俺だが、人懐っこくて物怖じしない態度と、どこか頼りなく感じさせる危うい空気に、何となく放っておけなくて近づいた。それに、大親友の陸が手放しで溺愛している弟だというのも、恋人にすらとことんクールな陸(←それでも女のコたちは列をな...

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Beyond Silence 1-2

1:Dilemma in Silence ~Side Fumitaka~

2018.05.02 (Wed)

『史孝さんって、普段そうやって女の子口説くんや?』口元の片側をクイッと上げて、怪しく光った大河の瞳。初めて見た、背筋を突き抜けるようなその視線に、ゾクッとした。『ええよ』すんなりと、拍子抜けするほどに簡単に大河は頷いた。『史孝さんの彼氏になってあげるよ』俺の肩に腕を回して、怪しい空気を払拭させる悪戯っ子の表情。瞬間、心の中で俺は大きな安堵の溜め息を漏らしていた。これで、大河と俺には確かな"理由"がで...

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Beyond Silence 1-3

1:Dilemma in Silence ~Side Fumitaka~

2018.05.03 (Thu)

"大河に気がある"という噂の人間が近づくだけで、気になって仕方が無い。自分はこんなに独占欲が強かっただろうか。大河が俺の連れてきた女友達といい雰囲気になってるとき、気になる女の子の話をしているとき、女の子に誘われているとき、男に口説かれているとき、激しい嫉妬で笑顔が凍る。隠しきれなくて、周りにそんな顔見られたくなくて、さりげなく席を立ったりすることもある。自分はこんなに嫉妬深い惨めな男だっただろうか...

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Beyond Silence 2-1

2:Dilemma in Silence ~Side Taiga~

2018.05.06 (Sun)

【2:Dilemma in Silence ~Side Taiga~】史孝さん―――大野史孝の第一印象は、"都会人"やった。何て言うか、田舎物な俺の周りには居なかったお兄さんって感じ?身のこなしも言動もひとつひとつがスマートでオシャレ。彼が視界に入れば女の子はみんなうっとりとする。少女マンガってどんなのか知らないけど、絶対こういう男ばっかが出てくるんやろなって思った。『君が陸の弟か。はじめまして。"史孝"って呼んでくれていいからね』...

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Beyond Silence 2-2

2:Dilemma in Silence ~Side Taiga~

2018.05.07 (Mon)

俺と史孝さんの間にできた、小さな秘密。だからといって何が変わったわけでもなく。2人で会うときは恋人同士の空気を楽しむこともするけれど、今までどおり史孝さんが女友達を連れてきて彼女たちを交えて遊ぶこともする。俺は女遊びはあまり好きではないけど、史孝さんが連れてくる人は美人のお姉さんばっかやし、悪い気はしなかった。恋人同士の甘い空気も、女の子遊びも、純粋に仲の良いペットと飼い主のような関係も、史孝さん...

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『Beyond Silence』第1&2章アップ完了

あとがき

2018.05.07 (Mon)

メインに比べて数年ほど時期設定が古めの大野×大河です。第1章と第2章は、同じテーマをそれぞれの視点に分けてお送りしました。『Dilemma in Silence』とは、「ジレンマに一人何も言わず苦しむ」という意味(のつもり)のタイトル。多くを語らない性格の2人ですから。史孝が板ばさみになっているもの(ジレンマ)は、大河を繋ぎとめるための表面上の自分と、本当の彼への強い思いに感情が乱れる自分。大河のジレンマは、いつもの優...

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Beyond Silence 3-1

3:Jealousy in Silence

2018.05.10 (Thu)

【3:Jealousy in Silence】その姿を、俺はどんな表情で見ていただろう。ちゃんと、笑えていただろうか……俺の気持ちなど微塵も知らずにさらりとショッキングな言葉を吐いた君の顔は、今日も変わらず美しい。少しずつでも確かに輝きを増していく君を縛り付けてはいけなくて、そもそもそんなのは俺のキャラでも流儀でもないのに。"ひどいよなぁ、大河って"軽くそう返したいのに、声が震えて無理だ。どうしたんだろう。わかってたこ...

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Beyond Silence 3-2

3:Jealousy in Silence

2018.05.11 (Fri)

「え、本当に付き合ってたの?」リサが2人を見て目を丸くした。大河とエリコちゃんは困ったように笑って目を見合わせている。その仕草が、全てを物語っているように思えた。大河が、最近よくつけられてくる移り香。同じ香りが、今日も漂っていて。そんな今日、大河の隣に居るのは、噂の彼女。「いや、エリコが、どうしても相談があるっていうから、な?」「そうなんです」「ペーパードライバーを脱したいっていうからドライブがて...

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Beyond Silence 3-3

3:Jealousy in Silence

2018.05.12 (Sat)

「…へえ、エリコちゃんの友達か。レベル高そうだね。俺、手ぇ出していいわけ?」ショックを受けすぎた心は、俺自身を自棄に冷静にさせる。「ダメ。その子は別の人のモンやから」「じゃあ連れてこない方が良くない?」「それ違うやろ。史孝さんが手ぇ出さなかったらええだけやん」「可愛い女性に声をかけないのは失礼だろ」「出たよ、史孝さんの名言シリーズ」こんなときでもそんなやりとりができる自分に感心してしまう。それでも...

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『Beyond Silence』第3章アップ完了

あとがき

2018.05.12 (Sat)

第3章、完了しました。第1&2章から数週間後。追い詰められていく史孝。若干狂気?追い詰められて突っ走る寸前のイケメン、大好物です。今回の史孝の独白はちょっと口が悪いですね。心の叫びも。それぐらい追い詰められているということを表現したくて。"裏史孝"でしょうか。いずれにしろ、危険な匂いプンプンな大野様をお送りしました(笑)。ちなみにエリコちゃんは、メインではまだ登場していないキャラクターです。大河と同じ...

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Beyond Silence 4-1

4:Vi Protegga

2018.05.14 (Mon)

【4:Vi Protegga】ドアを開け、史孝さんは俺を先に部屋の中へと促す。視線を感じて、何気なく向けた。瞬間、そっと逸らされる。それを睨みつけるように一瞥すると、俺は中に入った。警戒せずに当たり前のように入っていく大河を、俺はじっと見つめていた。ふと合った視線。反射的に、思わず逸らす。そんな俺を睨むように一瞥して入っていく彼から、またあの香りがした。タクシーの中でも一切視線を合わせてくれなかった史孝さん...

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Beyond Silence 4-2

4:Vi Protegga

2018.05.14 (Mon)

<Side-Fumitaka>「……うわっ?!」大河の言葉を聞いた瞬間、俺は彼に歩を進め、気がつけば彼を強く抱き締めていた。「……ちょ、史孝さん…」「いいよ」「え?」「終わりにしよう」お前の望みどおりに、全てリセットしよう。「それが、お前のためなんだよな?」「俺のため?」「もういいよ」本当は嫌だ。絶対に別れたくない。でも俺は、"大人"だから。子供のように、欲しいものを駄々こねて手に入れるほどバカじゃない。相手の自由を...

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Beyond Silence 4-3

4:Vi Protegga

2018.05.15 (Tue)

<Side-Fumitaka>「ぶっちゃけ、俺が飽きたっつうか」冷たい視線と冷たい声で吐かれた、その言葉。瞬間、頭の中が真っ白になって。俺は彼の腕を強引に引いて、寝室へと連れ込んでいた。乱暴にベッドに押し倒し、優しさのかけらもなく大河にのしかかる。もう、自分を止める自信も、止めるつもりもさらさらなかった。「史孝さん?ちょっ…離せやっ、何やねん」いつもと違う俺の様子に、大河の瞳に怯えが走る。それすら俺を拒絶してい...

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Beyond Silence 4-4

4:Vi Protegga

2018.05.16 (Wed)

<Side-Fumitaka>情けなくて、思わず笑いが漏れてしまった。俺なんかよりも全然、大河の方が大人で男らしい。俺はただ逃げていただけ。目を逸らしていただけ。それなのに、俺は年上だからと必死で余裕を見せて、勝手に限界迎えて暴走するなんて。「話し合うことなんてないんだ。答えは単純だから」「え?」「俺が言い出した関係、勝手に俺が、ルール違反してただけなんだ」「……??」「それなのに、勝手に嫉妬して、勝手に往生際...

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Beyond Silence 4-5

4:Vi Protegga

2018.05.17 (Thu)

大河が、俺を……?だって……「エリコちゃん……どうすんだよ」そうだよ、お前には、あんなに特別な彼女が…。心に決めた相手は、あのコのはず。すると、「エリコは、ホンマにただの友達やで」俺の肩にコトンと頭を乗せた大河が、微笑んだ。「それにアイツにも大事な人が居る。じつはな、今日、その人への見せつけで俺を誘ったんやで、アイツ」「え?」「よく考えてみいや。世間でも噂の渦中にある芸能人同士が、あんなに一切変装しない...

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Beyond Silence 4-6

4:Vi Protegga

2018.05.18 (Fri)

「た、大河?」「天誅!!!」そんな言葉と共にプシュッっと、何かを吹き付けられる。「え、うわっ。何だよ、やめろって」「やかましい!人を襲いかけたくせして」さっきとは正反対に、今度は大河が俺にのしかかってきた。「だからゴメンって、頼むカンベンしてよ。それ何?」「硫酸」「はぁ?」「いや、毒グモの○×%★…」「そこで噛むなよ。つーか、ちょっともう……」逃れるように覆った腕。そこからふと香った匂いに、俺はハッとし...

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Beyond Silence 4-7

4:Vi Protegga

2018.05.19 (Sat)

「だから、少しでええから、俺を頼って欲しいな」年下だけど、頼りないかもしれないけど、寄りかかってきてほしいのだと、大河は囁いた。そんなの、とっくの前から俺はコイツを頼っている。俺が大河を抱きしめる理由は、大河を守りたいからだけじゃない。大河が俺に安らぎもくれる。俺を安心させてくれる。でも、大河が言った意味はそうじゃないって分かってるから、そういう答え方はしないでおいた。大河が俺に頼って欲しいのは、...

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『Beyond Silence』第4章アップ完了

あとがき

2018.05.19 (Sat)

第4章、完了しました。『Vi protegga(ヴィ プロテッガ)』は「あなたを守る」という意味のイタリア語です。ちなみにこの「Vi protegga」は、実在しない香水です。BONNIEお得意の"都合のいい作り物"です(笑)。ようやく重いが重なった2人、陸にナイショで遂に深い関係へと突き進んでいきます。…いや、これまでの2年の関係だって、陸に知られたら激怒されそうですが。「俺の可愛い弟に何さしてくれてんねんっ」とか言われて。もし...

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Beyond Silence 5-1 ※R-18

5:Beyond Silence

2018.05.20 (Sun)

【5:Beyond Silence】*こちらはR-18ページです。*ご理解ある方のみお進み下さい。深く深く大河を味わって、呼吸も唾液も全て奪い取る。さっき開いたシャツの間に手を差し込んで脱がすと、大河も俺のシャツを引っ張ってくるから、俺も手早くシャツとインナーを脱いだ。露わになった胸から脇腹へと手を這わせれば、ビクビクと動く、感度の良い大河の体。「んっ……」遠慮がちに声を漏らしながら俺にしがみつく細い体は、確実に熱く...

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Beyond Silence 5-2 ※R-18

5:Beyond Silence

2018.05.21 (Mon)

*こちらはR-18ページです。*ご理解ある方のみお進み下さい。「ん…ぅ―――ぁっ」先ほどとは比べ物にならない圧迫感を感じたらしき大河が、思わず唇を話して声を上げた。その瞬間、後ろもきゅっと締まって。「大河、ちょっとだけ我慢、な?」俺の首にしがみついて体を震わせる大河に、全身を強張らせて苦悶の声を出す大河に、締め付けられた俺も思わず唸りながら、そう言い聞かせる。「い…いた…いっ」「だよな?引っ掻いてもいいから...

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Beyond Silence Epilogue

Epilogue~and then~

2018.05.21 (Mon)

【Epilogue~and then~】あれから俺たちが何か変わったか?表面上は、特に変わらないかな。でも確実に、見えないところで変化は起きている。大河は女遊びをピタリと止めたし、俺もまた、レギュラー的に会っていた女のコ全員と手を切った。互いの視線も感情も、しっかりと交わるようになった。2人きりで会うときは、店よりも家で過ごすことが増えた。恋人ごっこの時と違って、俺の甘いセリフに大河がいちいち照れるようになった(...

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『Beyond Silence』完結しました&次回作予告

あとがき

2018.05.21 (Mon)

大河を他の輩どもと絡ませてみようシリーズ、ということで。大野史孝編でした。大河を本気で好きになったのにどうしていいか分からなくて、自分で自分のキャラに首を絞められる大人の男、いかがでしたでしょうか。そして史孝相手だとひたすら健気で甘々モード暴走の大河は、気に入っていただけだでしょうか。ウブな子の『中に出してv』は反則ですね(←男目線)。史孝といえば、メインでは実に次いで直希の閻魔帳…じゃなくて警戒リス...

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2度目の夏~はじめに~

2度目の夏(直×大)

2018.05.25 (Fri)

直希×大河の1周年記念&直希24歳誕生日のお話です。大河の幼馴染・春海と、春海の相方・栗原が再登場。バカップルの喧嘩には『痴話喧嘩』では栗原が巻き込まれていましたが、今度は春海が舞い込まれているご様子。★読む...

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2度目の夏-1

2度目の夏(直×大)

2018.05.25 (Fri)

―――マジで何やねん…北山春海は思わず、心の中で大きな溜め息をついた。その理由は、今回の同室者。本当に、何だっていうのだというほどに、微妙に機嫌が悪い。春海の性格上、あからさまに機嫌が悪いならば自分としてもストレートにいけるのだが、"微妙に"悪いから、触れ方に戸惑ってしまう。今日の仕事の中で何かあったのか?と首を傾げても、そんなことに心当たりはないのだから余計に。そんな風に春海が戸惑っているうちに、「……...

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2度目の夏-2

2度目の夏(直×大)

2018.05.26 (Sat)

「これかよ…」肩を落として、"やれやれ"と溜め息をつく。「そう、それや。お前、ホンマにひねくれ者やな。素直に言えば直希も喜ぶのに」「いや、コレ本心やで。俺、ホンマにそう思ったんやもん」「それ、直希に言うなよ。言ったら誠さん、殺されるで。才能ある役者をやね、まだ死なせたない」「俺やって、自分の身が可愛いんですけど」「は?ワケわからん」「つまりね、ハルくん」大河の意味不明な発言を理解しかねた春海に、大河...

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2度目の夏-3

2度目の夏(直×大)

2018.05.27 (Sun)

「直希~、お前今朝のインタビューで怒っとるんか?」相変わらず不貞腐れ顔の直希を見上げて、大河は首を傾げた。「何が?別に何も気にしてないけど」大河に放ってかれたことで部屋を出ようとしたところで大河につかまり、彼に引きずられて部屋に逆戻りした直希は、畳に敷いてある布団の上に腰掛けながらそう言い捨てる。その行動全てが言葉と真逆だから、―――ウソつけ。不機嫌丸出しやん…大河が少し笑いながら直希の隣に腰掛ければ...

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2度目の夏-4

2度目の夏(直×大)

2018.05.28 (Mon)

ホテルを抜け出した直希と大河は、2人並んで近くを歩く。7月とはいえ、北海道の夜道は、ひんやりとしていて気持ちいい。誰もいない静かな夜道は、幽霊のひとつでも出そうな雰囲気だが、それよりも2人の気を引いたのは、満点の星空。バカみたいに口を開けて、揃ってアホ面で空を眺めていた。先にその空から視線を外したのは、直希だった。相変わらず端正な大河の横顔をジッと見つめれば、大河も視線に気づいて直希に顔を向ける。...

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短編『2度目の夏』あとがき&次回作予告

あとがき

2018.05.28 (Mon)

直希と大河の1周年記念&直希誕生日でした。記念日にまさかのプラトニック、ということで。いや、きっとこの翌日、東京に戻って思う存分燃えたんでしょうけどね。直希と大河を同室にして好きなだけ燃えさせるパターンも考えましたが(笑)、今回は春海をどうしても関わらせたくて。大河の幼馴染で、いろいろ巻き込まれちゃう奴ってのを出したかったんです。春海と栗原は『痴話喧嘩』というお話にも登場していますが、そのときも面倒...

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