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【  2018年06月  】 

アゲイン~はじめに~

アゲイン(陸×千)について

2018.06.01 (Fri)

恋人同士とはいえ、プロデューサーとタレントという立場でもある以上、慎重に付き合いを続けていたはずの陸と千田。しかし、そんな2人の交流を怪しんだ週刊誌がすっぱ抜いたのは、予想外の"疑惑"。何も知らずに戸惑う千田と、反して何やらワケあり顔の陸。自分は騙されていた?と感じた千田は、思わず陸から手を離してしまうが……交際から半年経った2人に、大きなトラブルが勃発。安定カップルに亀裂が生じます。大河も直希も、PO...

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アゲイン Prologue

Prologue

2018.06.01 (Fri)

【Prologue】『好きや、千田』『陸さん……』2人は、そこから始まった。バレンタインの夜、静かな部屋の中で。互いに忙しくてあまり会えないけれど、2人の関係は確実に親密になっていて。いつからから互いの呼び方は、『陸』と『有介』になり、敬語も無くなった。関係の進展を急がない陸の優しさも、自分を大事にしてくれている証だと千田は感じていた。そう、まさかあの告白から半年後、事態が変わるとも知らず。『俺たちが会うこ...

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アゲイン 1-1

1:疑惑の男

2018.06.01 (Fri)

【1:疑惑の男】その"一件"から1週間後。「千田、来週のことなんだけどさぁ…」事務所内の稽古場、メンバーはまだ誰も来ていないその場所でぼんやりと座っている千田に、彼の個人マネージャー・川口が近づいてきた。「え?あ、すいません…えっと、何ですか…?」ハッとして顔を上げた千田が聞き返すと、少しだけ表情を厳しくした川口がしゃがんで覗き込んできた。「大丈夫か?」「え…?」「目が死んでる。寝てないだろ」「あ、そ、...

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アゲイン 1-2

1:疑惑の男

2018.06.02 (Sat)

幸田は、一週間前、一連の情報をいち早く知った人物。そして、陸と千田が頻繁に会っている噂もききつけて、あの日慌てて楽屋に飛び込んできたのだ。『お前、陸さんと親しいのか?理由はこれ?』週刊誌をパッと開いて記事を見せ、泣きそうな顔で詰め寄って。まだ発売前の週刊誌。マネージャーが難しい顔で読んでいたそれを、彼の目を盗んで手にしてしまった幸田が読んだ記事というのは、『話題の新事務所、安藤陸を引き抜きへ』『安...

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アゲイン 1-3

1:疑惑の男

2018.06.03 (Sun)

「それより、これからどうすんの?あの人と何か話したか?」頭を撫でていた手で今度は肩を抱いて、幸田が千田を覗き込む。「……。もう、会わない」千田が、ボソリとそう答えると、「「「「え?」」」」そこに居るメンバーたちが、ほぼ同時にそう声を発した。「会わない。特に向こうからも連絡ないし、たぶんこのまま会わない方が―――」「何考えてんだよ、あの人」千田の言葉に幸田が苛立った声を出し、今度は頭を抱きしめてくる。「...

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アゲイン 1-4

1:疑惑の男

2018.06.04 (Mon)

「なんで……」彼は確か、昨日から都内には居ないはず。仕事の急なスケジュール変更があったため横浜に居て、本当は来てくれる予定だった今日の撮影も来れなくなっていたのだから。そしてそれを知っているからこそ、幸田も驚いていたのだ。他のメンバーたちもまた、昼ごはんを摂る手を止めて、そのありえない存在を凝視している。「なんで……」またもや千田は、同じ言葉を無意識に出していた。そんな風に戸惑いを隠せない千田に陸は気...

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アゲイン 2-1

2:あるがままの自分

2018.06.06 (Wed)

【2:あるがままの自分】大河との電話を切り、千田は慌てて立ち上がった。「千田、早く食わないと撮影再開……」「すいません、すぐ戻ります!」「は?!」川口の言葉を遮り、稽古場を出る。向かうのは、陸が通されたであろう社長室だ。大河が打ち明けてくれた内容は、千田には酷くショックだった。『お前らに個人的な付き合いがあったなんて、俺ぐらいしか気付いてなかったやろし、今回の記事の内容に、事務所的にも混乱してな。で...

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アゲイン 2-2

2:あるがままの自分

2018.06.07 (Thu)

3人が社長室に入ると、そこには応接間に座る伊集院社長と、テーブルを挟んで彼と向かいに座る陸が居た。「千田、悪いね、撮影中」「いえ。あの、社長…」「とりあえず座って」伊集院が陸の隣を示す。八神も千田に向かって小さく頷き、自分は社長側の隣に座った。千田がソファに腰かけると、川口は陸とは反対側の、千田の隣に腰掛ける。全員が座ったところで、伊集院は話を切り出した。「陸の話は聞いたから、今度は千田の話が聞き...

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アゲイン 2-3

2:あるがままの自分

2018.06.08 (Fri)

すると、「それをふまえて、だ。千田」伊集院が再び、千田に話の矛先を戻す。「もう一度言う。俺が知りたいのは、千田の本音と真実だけだ。陸をどう思っているか、陸から何を言われていたのか、お前たちがどういう関係だったのか。陸はきちんと話してくれたから、千田の口からも聞きたいだけだ。千田だけじゃなく、陸にも悪いようにはしない。約束する。だから、ちゃんと話しなさい」もう、誤魔化す余裕は無かった。千田の心は、明...

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アゲイン 2-4

2:あるがままの自分

2018.06.09 (Sat)

「……わかった」しばらくの沈黙の後、伊集院が八神や川口と顔を見合わせて頷いた後、そう口を開いた。「陸」「…はい」「千田は、これからどんどん成長するタレントだと思うし、たくさんの可能性を秘めている。大切に育てていきたいと思ってる。だから、お前の行動で今回のような問題が起きることは、本当に困る。もうこんなことが二度とないように、事態の把握と処理は迅速に行ってもらいたい。自分だけじゃ難しいなら、俺たちに相...

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『アゲイン』第1&2章アップ完了

あとがき

2018.06.09 (Sat)

陸兄ちゃん、事務所に乗り込みです。まあ、自分の所属事務所ですが。仕事の合間を縫って、横浜から来ちゃいました。記事が出る前にどうにか話をまとめておきたかったんでしょうね。大河が何かと気を利かせてますね。大河にとって、陸と千田カップルは大事なんです。大好きなお兄ちゃんと大好きなチダちゃんですからね。そして伊集院社長。陸との信頼関係をもっと上手に表現できたらよかったんですが、いまいちだったかな。陸と7~...

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アゲイン 3-1

3:アゲイン

2018.06.11 (Mon)

【3:アゲイン】「あ、今、前に来てる、けど……」20時半。スマホ片手に高層マンションを仰いだ千田は、電話の相手にそう告げた。エントランスでインターホンを鳴らせば良いのだが、今回のことがあったせいか、何となく周りを警戒してしまう。社長からも改めて"慎重に"なんて念を押されれば、律儀で真面目な千田は余計に。すると、『わかった』という返事から間もなく、「おつかれ」昼間と違ってラフな格好をした陸が、千田の立つマ...

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アゲイン 3-2

3:アゲイン

2018.06.12 (Tue)

マンションから徒歩5分の惣菜屋で適当におかずや主食になりそうなものを買って、陸の部屋に戻ったのは21時過ぎだった。「リビングはエアコンつけっぱなしやから涼しいで」先に入った陸に促され、千田も玄関に入る。1週間ぶりの、陸の部屋。自分が彼を振り切って飛び出した光景を思い出し、千田は少しだけ心が痛んだ。閉じたドアの向こうで彼は、どんな顔をしていたのだろうか―――「有介~?」リビングに入ったはずの陸が、玄関で動...

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アゲイン 3-3

3:アゲイン

2018.06.13 (Wed)

買ってきたものを2人で完食し、ゴミの片付けと食器洗いを手分けして終わらせ、ソファに並んで座る。テーブルには、陸が作ってくれたアイスカフェオレ。千田の好物だ。―――22時半か……特に意味はないのだが、千田はチラリと時計を見た。陸も、千田の仕草に気付いて、自分も時計を見遣る。「有介は、明日何時?」「えっと…11時に青山」「じゃあ泊まっていきな」「…え?」「洋服なら、貸してやるよ。俺ら体型ほぼ一緒やし、大丈夫やろ...

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アゲイン 3-4

3:アゲイン

2018.06.14 (Thu)

突然、千田は強く抱きしめられた。ぎゅうぎゅうと抱きしめられ、息ができない。でも、彼の鼓動や体温が心地よくて……「アホやな、有介」「え?」「俺が、大丈夫やと思ったか?」「え……あの…」「恋愛ほどの重みは無い、同性と付き合うから心と体は別。俺がそう思って有介と接してきたと思う?」「……だって…」陸がしゃべる度に、首筋に息がかかって。千田の体に、甘い痺れが走る。だから、「あっ……」首を竦め、思わず声を漏らせば。そ...

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アゲイン 3-5

3:アゲイン

2018.06.15 (Fri)

そうして、いろいろ問題は解決したところで、「そこでや、有介くん」陸が、口調を軽くして、ついでに少しいたずらな笑顔になって、ジッと見つめてきた。「…?はい?」「今の状況、分かってる?」「…え?」「こんなキスして目の前で目ぇ潤まされて、しがみつかれて……お前やったらどう?好きな子にそんなことされて我慢できる?」まるで教師のような口調で、でも教師は絶対にしたらいけない、陸からの問題定義。陸の、相手を説き伏せ...

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『アゲイン』第3章アップ完了

あとがき

2018.06.15 (Fri)

陸と千田の“仲直り編”でした。この2人、まさかのプラトニックということが発覚(笑)千田が相手なので、さすがの陸もいろいろ考え過ぎちゃってたって感じでしょうか。いや、陸みたいな男だからこそ、かな。清純派と付き合ったことがなかった陸ですからね( ´艸`)でも、千田本人も言う通り、彼だって女性経験のある男の子なんです。そこまで清純派ってわけじゃない。ってことで、千田から誘わせてみました。腹を括った千田が見せた男...

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アゲイン 4-1 ※R-18

4:手さぐりの夜

2018.06.17 (Sun)

4-1 ※R-18*こちらはR-18ページです。*ご理解ある方のみお進み下さい。【4:手さぐりの夜】深く深く口付けられて、千田は必死で彼の首に腕を絡める。いつのまにか体の表面を彷徨っている陸の手のひらが、熱くて、熱くて。その手はやがて、予告なくいきなり下にさがり……「んっ!ま、待った……」間違いなく反応したそこに触れられたくなくて、千田は慌てて体を離そうとするけれど、「大丈夫、俺も一緒やから」「え……」ぐっと太腿に...

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アゲイン 4-2

4:手さぐりの夜

2018.06.18 (Mon)

細身とはいえ、千田の体は間違いなく、男。柔らかさもないし、下半身に触れれば、女にはあるはずのないものがある。それでも、違和感とか嫌悪感とか、まるでない。全てが千田というだけで、寧ろ、愛しくてたまらない。体中が熱くなってくる。どんなに好みの体を持った女なんかよりも、この体が一番興奮できると、断言できるほどに。「好きや、有介…」暴走しないように、怖がらせないように、沸き起こる欲望を必死で堪えながら。き...

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アゲイン 4-3 ※R-18

4:手さぐりの夜

2018.06.19 (Tue)

4-3 ※R-18*こちらはR-18ページです。*ご理解ある方のみお進み下さい。この人は、どこまで自分を調子に乗らせるつもりなんだろうか…と千田は思った。しかしそれが本心であろうことは、彼の声や態度を見ていれば分かること。だから千田も、素直に告白した。「あの日、助手席の陸をあんなに気にしたのは、"もう二度と乗りたくない"って思われたくなかったからだよ」「え?」「大河さんに聞いたこと思い出したんだ。"兄貴は意外と乗...

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アゲイン 4-4 ※R-18

4:手さぐりの夜

2018.06.20 (Wed)

4-4 ※R-18*こちらはR-18ページです。*ご理解ある方のみお進み下さい。「あ、…ん…!」恥ずかしそうに目を泳がせながらも、快感から本気で逃れるつもりではないのが分かる、声、そして反応。捩る腰は決して陸の口から離れることはないし、普段聞いたことのない艶めいた声は、気を抜けばすぐにでも陸の理性を切ってしまいそうなほどに色っぽい。だから耳を塞ぎたいのに、それでもやっぱり聞いていたい。だから陸は、千田をぐいぐい...

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アゲイン 4-5 ※R-18

4:手さぐりの夜

2018.06.21 (Thu)

4-5 ※R-18*こちらはR-18ページです。*ご理解ある方のみお進み下さい。作戦勝ちとばかりに千田を再びベッドに横たえて、陸はベッドサイドの引き出しを漁った。それをぼんやりと目で追っていた千田は、彼が出した箱に、すぐにそれが何かを理解した。彼が手にした箱は、自分だって使ったことのあるそれ。使いかけってところがまた、生々しい。少なくともこれを、陸は確実に誰かに使ったのだ。と、思いついたものの。―――な、何考え...

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アゲイン 4-6 ※R-18

4:手さぐりの夜

2018.06.22 (Fri)

4-6 ※R-18*こちらはR-18ページです。*ご理解ある方のみお進み下さい。「あ…っ、いっ……」「きついか?痛い…?」苦しそうに喘ぐ千田が可哀想で、髪を撫でて頬を撫でて、陸は何度も唇を合わせる。「痛いよな……辛いか?」じんわりと涙が滲んできた千田に、今日は最後まではしない方がいいかとすら陸が思い始めていると、「…りく、は?」ぎゅっと下からしがみついてきた千田が、不安げに見上げてきた。「陸は……良い?」自分の方が一...

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アゲイン 4-7 ※R-18

4:手さぐりの夜

2018.06.23 (Sat)

4-7 ※R-18*こちらはR-18ページです。*ご理解ある方のみお進み下さい。浴室でシャワーを片手に持った陸は、片手で千田の腰を抱えた。恥ずかしさからかしがみ付いてくる千田を抱き留めキスをしながら、怖がらせないように、背中を軽く撫でて。それから、自分を受け入れてくれたそこに軽く触れた。「…んっ」指を埋めると、千田の体が緊張でこわばる。当然、後ろも締まってしまうから、「ほら、力抜けって。大丈夫やから…」陸は宥め...

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『アゲイン』第4章アップ完了

あとがき

2018.06.23 (Sat)

第4章、完了しました。陸と千田の、仲直りか~ら~の~、初夜でした。男同士のエッチ、大して知識もなくやっちゃう陸ってどうよ?って感じですが、予備知識はあったということで勘弁してやってください。そして千田にちゃっかりと予備知識を吹き込む大河、トンでもない奴ですね。まぁ、それぐらい大河は千田が心配だし可愛いんです。陸×千田カップル初の連載物となった本作ですが、次回エピローグで完結です。今回も、あとがきで...

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アゲイン Epilogue

Epilogue~メンバーの内緒話~

2018.06.24 (Sun)

【Epilogue~メンバーの内緒話~】遡ること、数時間前―――千田が社長室に呼ばれている間、撮影再開が押しているタイミングを狙って大河が仲間たちに"千田イジり禁止"を言い渡した直後の稽古場にて。「なぁ、大丈夫かなぁ??」幸田がハラハラと、戻らない千田を思って出入口をチラチラと眺めた。普段は照れくさいのか仲間に憎まれ口ばかりを叩く幸田だが、本来は仲間のことが好きで仕方がない。憎まれ口だって、構ってほしくてちょ...

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『アゲイン』完結しました&次回作予告

あとがき

2018.06.24 (Sun)

陸×千田、初めての危機でした。安定カップルのトラブル、いかがでしたでしょうか。上手に付き合っているように見えて、意外とうっかり屋さんな陸が巻き起こしてしまった騒動です。完璧そうで抜けてる陸、さすがは大河のお兄さんです。そして影ではみんなに言いたい放題されてる始末。陸がユニットの子たちに愛されているが故のものなんですが、ね。さて。次回はまたメインカップルのお話に戻ります。↓↓φ(.. )次回作の予告φ(.. )タ...

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Engagement~はじめに~

Engagement(直×大)について

2018.06.29 (Fri)

直希×大河。時期的には、陸×千田『アゲイン』騒動直後のお話です。少し長めの夏休みをもらえることになった大河を、ここぞとばかりに自分のマンションに引きずり込むことに成功した直希。期間限定の"同棲生活"に待っていたのは……★読む(【Plogogue】へ)...

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Engagement Prologue

Prologue

2018.06.29 (Fri)

【Prologue】自分は、嘘つきと魚卵と雷が大嫌いだ。だから、約束を守らない奴も大嫌いだ。守れない約束は、嘘と同じだから。「あ、ねえねえ大河。日曜日さ、近くで花火大会あるらしいよ。タク情報」「花火大会?うわ、ええなぁ。結局お前と行ってへんもんなぁ、全然」「そう。行こうって話だけになっちゃってるよね、毎年」明日に何が起きるかなんて、誰にも分からない。不確かな未来に、交わす約束ほど無責任なものはない。「だか...

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Engagement 前編-1

前編:ジレンマ

2018.06.29 (Fri)

【前編:ジレンマ】『昼飯食った?俺は千田テツコンビと一緒にピザ食ってる』そんなメッセージと、しっかり3人で馬鹿なポーズを撮った画像に、大河は思わず笑った。一方、送り主の直希もまた、『サンドイッチありがとな~。たまごのやつがうまかった』そんな内容に、笑顔がこぼれる。近くのパン屋で買ってきてやったサンドイッチBOXは、彼の口に合ったようだ。それにしても、―――"たまごのやつ"って……相変わらず幼稚な表現とひらが...

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