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【  2018年12月  】 

パンドラの箱 EP-1

Epilogue~次の強敵~

2018.12.01 (Sat)

【Epilogue~次の強敵~】「……で、あれは何すか」イベント終了後の控室、目の前で繰り広げられている光景に、思わず今野が実に近づいて呟いた。前日リハといい今日といい、あれは何なのだと。「俺、あそこまでとは言ってませんけど。何アイツにタガ外させてんすか」チャンスをあげてくれとは言ったが、ブレーキを緩めろとは言ってないと。だが実は、顔色ひとつ変えずに鼻で笑ったぐらいにすると、「チャンスあげた結果があれや。あ...

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パンドラの箱 EP-2

Epilogue~次の強敵~

2018.12.01 (Sat)

そんな、仲間内に暗黙の了解が流れるような雰囲気とはいえ。よく居るのは、いまいち気づいていない、空気の読めない奴。このユニットにも、約2名。1名は、バンドメンバーでもある拓郎。そしてもう1名は―――「あ、そうだ大河」さらに数日後の、事務所の稽古場。イベントの反省会とメディアからのインタビュー取材を終えたその部屋で、大河に声をかけてきたメンバー。「ん?どした幸樹ぃ~」中林幸樹だ。大河とは、直希と引けを取...

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『パンドラの箱』完結しました&次回作予告

あとがき

2018.12.01 (Sat)

直希×大河のアナザーストーリー。時期はメインの『優しい嘘』と同時期で、展開がまったく別というお話でした。大河の片想い&直希の最低扱いから始まった"ただならぬ関係"ですが、最終的には直希のバカ彼氏っぷりに落ち着くという(^^;)想いが通じたことで、こちらの世界でも、ついに直希がアクセル全開wここから一気に直希の愛が重くなります。要は、メインの直希になります。メインの2人が最初に揉めるきっかけとなった千田も、...

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恋人たちのクリスマス~はじめに~

恋人たちのクリスマス(ミックス)について

2018.12.08 (Sat)

寒くなりましたね。いかがお過ごしでしょうか。さて。シーズンにちなんで、クリスマスネタです。クリスマスイベントに参加したPOLYGON、スターマインら。イベント後の食事会中に、何やら千田に異変が…??ウチの3カップル(直希×大河、陸×千田、春海&歩)総出演です。それぞれの視点(語り)で展開していきます。陸×千田カップルがメインのお話になりますが、各カップルにも焦点をあてております。★読む(【前編】へ)...

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恋人たちのクリスマス 前編-1

前編:それまでの一件

2018.12.08 (Sat)

【前編:それまでの一件】<Side-Chida>―――やばいな…と。気づいた時には遅かった。大手制作会社主催の、Xmasチャリティイベント。宿泊先のホテルで行われたパーティで、俺は一人、己と格闘していた。目の前がぐるぐると回り始め、同じテーブルに座る誠さんやタクさんの声が遠くなり、やがて途絶える。悪酔いしたのか、気持ちが悪い。こんなとこで吐くわけにいかないし…いや、そういう感じとも違うのかな。なんていうか、目が回っ...

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恋人たちのクリスマス 前編-2

前編:それまでの一件

2018.12.09 (Sun)

<(引き続き)Side-Harumi>俺たちを確認すると、チダちゃんが少しホッとしたように、そして縋るような眼差しを向けてくる。ああ、こんな顔を他の男にさせたらまず食われるな。栗ちゃんという最高の恋人持ちの俺ですら、ちょっとグッっとくる(←危険な男)。いや、邪な意味じゃなく、今すぐ抱きしめて安心させてやりたいっていうか。これが俗に言う"男に隠された母性本能"ってやつか? 「フラフラしとるけど、平気か?」グッときてる...

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恋人たちのクリスマス 前編-3

前編:それまでの一件

2018.12.10 (Mon)

<(引き続き)Side-Harumi>…。……。………。……だぁぁっ!どうなっとんねんここのエレベーターは!最上階で何人乗り降りしてんねん!ぜったい、オバハングループかなんかが"○○さん、早く~~"みたいな感じで停めてるんやろ。「チダちゃん、もうちょっと我慢してな。もう来ると思うから」「……」「なあ、ホンマは体調悪かったんやないのか?」「……」「そういえば今日のイベント、控室でもおとなしかったよな」「……」「明日は帰るだけやろ...

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恋人たちのクリスマス 後編-1

後編:それからの一件

2018.12.12 (Wed)

【後編:それからの一件】<Side-Riku>気づいたら有介の姿が見えなくて、辺りを見回した。そして俺の視界が捉えたのは、出口をさりげなく出ていく有介とハル。―――どこ行ったんやあいつら。ハルが連れ出したんか?2人で部屋で飲みなおそうとか何とか理由をつけて。―――いや、まさかな……。………。………ありえる。そう思いついたときには俺は、飲み物を取りに行くふりをして、有介の居たテーブルへ向かっていた。「誠」「ん?おお、陸さ...

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恋人たちのクリスマス 後編-2

後編:それからの一件

2018.12.13 (Thu)

<(引き続き)Side-Riku>その瞳が俺を映したことに、少しだけ安堵する。「陸…さん?」「どうした?気分悪いんか?」ハルがいる手前、ギリギリ怪しまれないラインの優しい声で訊いてやれば、少し目を細めた有介がコクンと頷いた。「ちょっと、悪酔いしたかも…」えへへと力ない笑顔を見せつつも、遠慮がちに俺の胸に頭を預ける姿が、心細さを示しているようで。頭を撫でてやりたい衝動を必死で堪えた。「顔色が悪いな、確かに」眉を...

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恋人たちのクリスマス 後編-3

後編:それからの一件

2018.12.14 (Fri)

<Side-Harumi>陸兄にチダちゃんを横取りされて、そのままじゃあまりに悔しいから、この一連の動きで俺が確信してしまったことをほんのりと暴露して。エレベーターに乗り込む2人を、無事に(?)見送った。壊れものを扱うようにチダちゃんの肩を優しく抱いていた陸兄はもう、さっきまでの鈍感な残念イケメンではなく、姫を迎えに来た貴公子様のようやった。もちろん、扉が閉まる瞬間の呆け顔は、なかなかの間抜け面やったけど。「...

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恋人たちのクリスマス 後編-4

後編:それからの一件

2018.12.15 (Sat)

<Side-Riku>有介を部屋に連れて帰り、そのままベッドに寝かせた。本当は着替えさせてやりたかったが、この状態で動かすのも可哀想な気がしたから、ジャケットだけ脱がせるだけにして。そして俺も隣に横たわり、2人一緒にベッドに入る。隣の有介の温もりで、2人で眠ることすら久しぶりやったと気づいた。それぐらいに、最近の俺たちは互いに忙しかったんやと。「……りく…」有介の、細く開いた瞳が、頼りなげに俺を見つめる。「ご...

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恋人たちのクリスマス 後編-5

後編:それからの一件

2018.12.16 (Sun)

<Side-Taiga>「で、あれから大丈夫だった?千田」あれから少しして会はお開きになり、当たり前のように俺の隣を死守し続けている直希が、ほろ酔い気分で俺の腰に手を回してきた幸樹の手をさりげなく払いながら訊いてきた。「ん?まあ、大丈夫やろ。兄貴が付いとるし」「ああ、間に合ったんだ」「多分な。ハルと歩が帰ってこなかったところから考えると」「何、あの2人がどうかしたの?」と、結局チダちゃんのSOSに気付かなかっ...

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『恋人たちのクリスマス』完結しました&次回作予告

あとがき

2018.12.16 (Sun)

ウチの3カップルによる、ちょっと早めのクリスマスナイトでした。どうやら大河と直希は、2回目のクリスマスは一緒に過ごせないそうです。可哀想に(他人事)どうでもいいお話な上にエッチも少なめでしたね。ここで書きたかったのは、ハルが千田と陸の関係に気付くってところと、栗ちゃんがハルに「今日は俺が上」って発言するところ。それから、陸×千田の次回作に繋がるお話としても書いた作品です。特にここで書いたお話を覚えて...

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交差点~はじめに~

交差点(実×大)について

2018.12.21 (Fri)

※このお話はアナザーストーリーとなります。"もしも大河の相手が○○だったら…"というお話です。登場人物も世界観も同じですが、お話はメインとは独立しております。前々作(『パンドラの箱』)のあとがきで予告しました、実への救済措置小説wです。アナザーストーリーに、ついにこのカップルを作ってしまいました。大河の片想いがきっかけで始まるお話。さあ、こちらでは実に、大河から思う存分愛されてもらいましょう。陸と千田の騒...

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交差点 Prologue

Prologue

2018.12.21 (Fri)

【Prologue】彼が変わったのは、あの日がきっかけだ。『お前、陸さんと親しいのか?理由はこれ?』雑誌を手に、メンバーが血相を変えて現れた、あの日。その記事に書かれていたのは、同じくユニットメンバーであり自分にとって可愛い後輩と、兄のスキャンダル。2人の親密な交流が、兄のちょっとしたうっかりによって"2人そろって事務所移籍"という裏切り行為疑惑に発展してしまった、あの一連の出来事。1週間という沈黙の後、兄...

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交差点 1-1

1:嘘の代償

2018.12.21 (Fri)

【1:嘘の代償】10月某日。某テレビ局会議室。POLYGONレギュラー番組打ち合わせ。「チダちゃん、おはよ」いつものように大河は、その人の肩を叩いて微笑む。「あ、おはようございます」相手もまた、癒し系たっぷりの笑顔で大河を振り返った。「朝からマイナスイオン出とるねー、さっすが俺のチダちゃん」「あはは、大河さんの笑顔もテンション上がるよ」なんてニコニコと顔を見合わせていれば、自然に集まる、仲間たちからの視線...

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交差点 1-2

1:嘘の代償

2018.12.22 (Sat)

「何の話?」陸は思わず気になって、後ろに体を向け、会話に混ざる。すると、「やべ…」小さく呟いた大河が、ニヤリと笑った拓郎と幸田を制しようとしたのだが、「え?ああ、大河の、千田とのことっすよ」知ってるんでしょ?と、拓郎が大河を指差した。おかげで大河はさりげなく会話から逃げてしまったが、もう観念したのか何なのか、それともここで騒ぐと千田にも気付かれると思ったのか、彼らから背を向けてしまう。そんな大河の...

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交差点 2-1

2:ミーティング

2018.12.23 (Sun)

【2:ミーティング】3週間後―――11月某日。アイプロ大会議室。「実、ちょっと残れる?」「え?」「POLYGONのことで、ちょっと打ち合わせしたいことがあるんやけど」実が陸にそう呼び止められたのは、打ち合わせ後のことだった。年明け早々に行われるPOLYGON舞台公演の打ち合わせに参加していた陸は、終わった途端にさっさと帰ろうとする実に足早に近づきながら、そう切り出してきたのだ。「ああ、大丈夫ですよ」プロデューサーと...

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交差点 2-2

2:ミーティング

2018.12.24 (Mon)

"実ってさ、恋してる?"陸のその問いに実は思わずドキリとしたが、努めて表情を変えずに、お茶を飲んで平然を装った。陸は、こんなところで恋バナでもするつもりなのだろうか?高校生じゃあるまいし。「してる?」「……どうでしょうか」「自分のことやろ」「彼女は、ここ最近いません」「ひどいな、また捨てたんか」「またって何ですか。違いますよ、振られたんです」「へぇ、どれぐらい前?」「半年前ぐらいですかね」「寂しいな」...

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交差点 2-3

2:ミーティング

2018.12.25 (Tue)

―――な、何この人……実は、切れ長の目をギョッと丸くしたまま、顔を引きつらせた。それでも陸は顔色ひとつ変えず、冷静に笑っている。「まぁ、そういうことやから、大河に当たっても何の解決にもなりません」「……別に俺は。…って、い、いいんですか?簡単に言うてしまって」「簡単ではないよ。いろいろありましたから」「なら余計、いいんですか?」「実が言わなきゃね」「言いませんよ」「ありがと」「………」「ああ、それから」「……...

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交差点 2-4

2:ミーティング

2018.12.26 (Wed)

実がぐるぐるとそんなことを考えていると、いつの間にか先ほどの大会議室に戻っていて。そこから聞こえる、いくつかの声。「お?まだ残ってたんや」顔をのぞかせて、陸が中の人物たちに声をかける。実も一緒に中を覗き込めば、この後の仕事はないらいき人間がまだ雑談をしているようだった。幸田に直希、そして……大河。「あ、そうか大河…アシないんか」大河が残っていることに気付いた陸が、ふと声をもらした。打ち合わせの休憩中...

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交差点 3-1

3:交差点

2018.12.28 (Fri)

【3:交差点】大河を送る道中、車内は静かだった。無口な実と居る時は喋る側に回ってくれる大河だが、なんとなく実の顔色を伺っているようで。それはきっと、打ち合わせ前のことが影響しているのだろうことは、実は自覚があるから、「さっき、さ……」視線は合わせず、口を開く。すると大河が、こちらを向いたのが分かった。「打ち合わせ前。あれ、悪かったな」「え?」「機嫌悪かった自覚ある。大河に迷惑かけたやろ」「あ…いや」...

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交差点 3-2

3:交差点

2018.12.29 (Sat)

「はい」運転席に戻った実は、温かい缶コーヒーを大河に渡し、自分は最近お気に入りのホットレモンを一口飲む。誰も居ない、ここが東京かと疑いたくなるほどの周囲。昔、一人になりたい時や曲作りに煮詰まった時、たまにここに来ていた。今のマンションに越して少し遠くなったこともあり行かなくなっていた、秘密の場所。「大河、とりあえず大前提として訊いておきたいことがあるんやけど」実の一連の行動で全身から"?"マークを出...

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交差点 3-3

3:交差点

2018.12.30 (Sun)

着いたのは、実のマンションの駐車場。マンションの地下にあるそこのいちばん奥側に、実の駐車スペースはある。両脇のスペースの住人が、最近立て続けに出て行ったらしい。おかげで実の車周辺は、たとえ他の住人が入ってきたとしてもすぐには目に留まらない。車を停めた実は、シートベルトだけは外したのだが、座ったまま出ようとしない。隣の大河はどうしたらいいのか分からず、じっと実を見ている。「あの、実…」「このまま少し...

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交差点 3-4

3:交差点

2018.12.31 (Mon)

―――"ごめん"?その言葉を、実は考える。この話の流れでその言葉ということは、告白に対してだろうか。ということは、自分はまた勘違いしたのだろうか?そう思ったが……「俺がアホやった、ごめん実」「え?あの、大河…」「チダちゃんとのこと、兄貴たちを庇おうと思ったのは確かや。 でも、ホンマはそれだけやなくて…… その…み、実の気を引きたくて……」ああ、やっぱり―――戸惑いつつも実は、冷静にそう思った。しかし、「俺……きっと...

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『交差点』完結しました&次回作と年末年始について

あとがき

2018.12.31 (Mon)

実、大河の捕獲大成功ですw元はと言えば大河が招いた種ですが、実は大人ですね。折れてくれました。ガキなんかじゃないぞ、実!ちなみに、実が直進した交差点は、アナザーストーリーの『パンドラの箱』2章での分岐点と一緒という裏設定があります。あのときは実は左折(実のマンション)へと向かいますね。あちらで実の決意(大河に告白)を象徴する瞬間にいたので、こちらでも、2人が変わるきっかけをあの交差点にしたというか。さ...

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