「★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】」
3幕-20:勝負の時
PERFECT BLUE 20-04
[2]
2月20日。妹尾学園クラス対抗バスケットボール大会当日。
グラウンドで行われた開会式の後、すぐに予選ブロックが始まった。自由参加となる3年生のうち半数以上のクラスが参加を辞退したとはいえ、20を超えるクラスが出場となった予選ブロックは、1試合を5分ハーフの前後半制で闘う。一度に3~4試合が行われ、2年F組は最終組となる第6試合だ。
自分たちが試合を行うコートでの第5試合をクラス全員で固まって観ていると、試合終了間近、皆藤がどこからともなく現れた。
「何お前、どこにおったん?」
近付いてきて隣に座った桜沢が、声をかけてくる。皆藤は開会式には居たのだが、みんながバラバラに体育館に移動し始めるときには、すでに姿を消していたのだ。
「保健室」
皆藤は、当然のようにすんなりと答えてくる。
「でも、ちゃんと来て良かった。どうせならジャージ着てこいよ」
昨日“行く”というようなニュアンスの答えをしてくれたのに姿を消した皆藤を不安な気持ちで待ち続けていた木下が、安心したようにニコニコと話に入ってくる。真鍋も近寄り、DOQは今日も自然に固まった。
「ジャージなんて持って来てねぇし」
「持ってこいよ」
しょうがねぇなぁと、木下が笑いながらツッコミを入れる。他の生徒も、皆藤がきちんと姿を見せたことに笑顔がこぼれた。
するとそこへ、諏訪がやって来た。
「1人で学ラン着てるイケメンのお兄さんがいると思ったら、皆藤かぁ」
陽気な彼の笑顔には、正直に“嬉しさ”が広がっていて。
「学ラン着てることだし、応援団長でもやってもらおっかな~」
「……やっぱ帰る」
「何でだよ」
楽しげに、皆藤の答えに笑う。12名の生徒と諏訪が揃って、誰もが嬉しいと感じていた。
やがて、目の前のコートで第5試合の試合終了のホイッスルが鳴る。
「さ、頑張ろうね」
富永の声に、生徒たちは「よしっ」と口々に気合を入れながら立ち上がり、試合用のベンチに向かった。
仕事で遅れていた上に終わっても皆藤の“時間潰し”に付き合わされていた町田は、予選ブロックの最終組になってようやく体育館に現れることができた。
入口付近の空いている席に入っていくと、練習する時間が無いということで出場を見合わせた3年生のいくつかのクラスの生徒たちもチラホラと観に来ているようで、声をかけてくる。町田も彼らに挨拶をしながら、自分は少し離れた席に座った。
マラソン大会の代わりにバスケ大会というのはなかなか良いセンスだとは思うが、3年生の大半が出られないこの時期にやるのはいかがなものかと、傍で残念そうに文句をつけている棄権組の言葉に町田は“確かに”と笑ってしまう。今度職員会議で改めて議題に出した方が良さそうだと。
最終組は3試合が行われており、2年F組の試合は舞台側のコートだ。F組は、大差で勝っていた。諏訪や生徒たちの応援する声が、離れた席にいる自分にも聞こえている。
その中に、黙って座っている皆藤の姿が見えた。彼は試合のベンチに座って、自分のクラスの試合を、ただジッと見つめている。そこには、2年F組の一員の何物でもない雰囲気が溢れていて……
―――いい顔してるじゃん
思わず、町田に笑みがこぼれた。
すると、諏訪が町田の姿に気付いたのか、顔を向けてくる。彼にも、町田は微笑んだ。皆藤があんな表情をするようになったのも、どんな形であれクラスイベントの場に参加するようになったのも、彼のおかげであることは確かなのだから。
町田の笑みに、諏訪も笑顔を返してきた。
2年F組は、危なげなく順調に勝ち進んだ。
昼をはさんで準決勝が行われ、気がつくと、決勝戦までコマを進めていた。
「すっげぇな。決勝だってさ」
準決勝が終わって戻って来た生徒たちと、諏訪は笑顔で喜び合う。
「決勝の相手、どっちだろ……」
秋本が、試合を眺める。今は、もう一組の準決勝試合が行われているところだ。
「どう見ても、3年F組じゃない?」
すでに大差のついているスコア表を見ながら、武藤がポツリと呟いた。少し離れて座っていた皆藤が、ふと顔を上げる。
3年F組は、串崎の担当する兄弟学級であり、去年と一昨年の優勝クラスでもあり、宇賀がいるクラスであり、そして皆藤が最初の1年生のときに居たクラス。
それを知っているクラス全員が、“戦い難いな”という表情を見せた。上級生といえど、3年F組とは仲が良いのだから遠慮なく闘うことは出来るのだが、皆藤にとっては複雑な心境なのではないかと思ってしまったのだ。たとえ数ヶ月でも、クラスメートであった3年F組の生徒たち。皆藤がまだ事件に巻き込まれる前の、数ヶ月を過ごした仲間たちなのだから。
「でも、勝ちたいよな」
優勝したら、富永にギターを買わせてあげたい。みんなで決めたことだし、絶対に勝ちたい。そう思いながら、諏訪はみんなに呼びかける。そして、皆藤にも同意を求めるように顔を向けた。
「な?」
すると皆藤が、チラリと諏訪に目を向けた。そして、クラスメートたちにも少しだけ視線を向ける。自分の答えを、皆が待っている。それを痛感していた。
やがて皆藤は、小さく数回頷いて見せた。
「優勝するんじゃねぇのかよ」
その声に、やっと生徒にも笑顔が戻った。
決勝戦。相手は、やはり3年F組だった。
そして、その力の差は圧倒的だった。
「やっぱ、あの人すごいよ……」
前半が終了しハーフタイムに入ると、帰って来た秋本が開口一番に溜め息混じりにそう言った。“あの人”とは、宇賀のことだ。小・中学校とバスケ部だった宇賀は、とても素早く、ボールの扱いも上手くて太刀打ちできない。彼の活躍で去年も一昨年も、あのクラスは優勝したのだ。2年F組は、前半終了時点で大差で負けてしまっている。
「何言ってんだよ、まだ後半戦があるじゃないか」
戦意喪失気味の生徒たちに、諏訪は声をあげて士気を高めようと試みる。
決勝戦は10分ハーフの前後半制。前年度優勝者として予選ブロックはシード権を獲得していた3年F組に対し、これまですでに3試合を出場している2年F組にとって、この先は体力や気力との勝負にもなってくるのだ。
ハーフタイムは5分。落ち込んでいる暇は無い。
「えっと、後半戦は誰がいく?」
諏訪が呼びかけると、一番活躍している木下と真鍋、そして持久力と瞬発力のある武藤、高さと体力では負けない秋本が指名された。
「あと1人は……」
「俺が行く」
徐に、横からボソリと、声。
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2月20日。妹尾学園クラス対抗バスケットボール大会当日。
グラウンドで行われた開会式の後、すぐに予選ブロックが始まった。自由参加となる3年生のうち半数以上のクラスが参加を辞退したとはいえ、20を超えるクラスが出場となった予選ブロックは、1試合を5分ハーフの前後半制で闘う。一度に3~4試合が行われ、2年F組は最終組となる第6試合だ。
自分たちが試合を行うコートでの第5試合をクラス全員で固まって観ていると、試合終了間近、皆藤がどこからともなく現れた。
「何お前、どこにおったん?」
近付いてきて隣に座った桜沢が、声をかけてくる。皆藤は開会式には居たのだが、みんながバラバラに体育館に移動し始めるときには、すでに姿を消していたのだ。
「保健室」
皆藤は、当然のようにすんなりと答えてくる。
「でも、ちゃんと来て良かった。どうせならジャージ着てこいよ」
昨日“行く”というようなニュアンスの答えをしてくれたのに姿を消した皆藤を不安な気持ちで待ち続けていた木下が、安心したようにニコニコと話に入ってくる。真鍋も近寄り、DOQは今日も自然に固まった。
「ジャージなんて持って来てねぇし」
「持ってこいよ」
しょうがねぇなぁと、木下が笑いながらツッコミを入れる。他の生徒も、皆藤がきちんと姿を見せたことに笑顔がこぼれた。
するとそこへ、諏訪がやって来た。
「1人で学ラン着てるイケメンのお兄さんがいると思ったら、皆藤かぁ」
陽気な彼の笑顔には、正直に“嬉しさ”が広がっていて。
「学ラン着てることだし、応援団長でもやってもらおっかな~」
「……やっぱ帰る」
「何でだよ」
楽しげに、皆藤の答えに笑う。12名の生徒と諏訪が揃って、誰もが嬉しいと感じていた。
やがて、目の前のコートで第5試合の試合終了のホイッスルが鳴る。
「さ、頑張ろうね」
富永の声に、生徒たちは「よしっ」と口々に気合を入れながら立ち上がり、試合用のベンチに向かった。
仕事で遅れていた上に終わっても皆藤の“時間潰し”に付き合わされていた町田は、予選ブロックの最終組になってようやく体育館に現れることができた。
入口付近の空いている席に入っていくと、練習する時間が無いということで出場を見合わせた3年生のいくつかのクラスの生徒たちもチラホラと観に来ているようで、声をかけてくる。町田も彼らに挨拶をしながら、自分は少し離れた席に座った。
マラソン大会の代わりにバスケ大会というのはなかなか良いセンスだとは思うが、3年生の大半が出られないこの時期にやるのはいかがなものかと、傍で残念そうに文句をつけている棄権組の言葉に町田は“確かに”と笑ってしまう。今度職員会議で改めて議題に出した方が良さそうだと。
最終組は3試合が行われており、2年F組の試合は舞台側のコートだ。F組は、大差で勝っていた。諏訪や生徒たちの応援する声が、離れた席にいる自分にも聞こえている。
その中に、黙って座っている皆藤の姿が見えた。彼は試合のベンチに座って、自分のクラスの試合を、ただジッと見つめている。そこには、2年F組の一員の何物でもない雰囲気が溢れていて……
―――いい顔してるじゃん
思わず、町田に笑みがこぼれた。
すると、諏訪が町田の姿に気付いたのか、顔を向けてくる。彼にも、町田は微笑んだ。皆藤があんな表情をするようになったのも、どんな形であれクラスイベントの場に参加するようになったのも、彼のおかげであることは確かなのだから。
町田の笑みに、諏訪も笑顔を返してきた。
2年F組は、危なげなく順調に勝ち進んだ。
昼をはさんで準決勝が行われ、気がつくと、決勝戦までコマを進めていた。
「すっげぇな。決勝だってさ」
準決勝が終わって戻って来た生徒たちと、諏訪は笑顔で喜び合う。
「決勝の相手、どっちだろ……」
秋本が、試合を眺める。今は、もう一組の準決勝試合が行われているところだ。
「どう見ても、3年F組じゃない?」
すでに大差のついているスコア表を見ながら、武藤がポツリと呟いた。少し離れて座っていた皆藤が、ふと顔を上げる。
3年F組は、串崎の担当する兄弟学級であり、去年と一昨年の優勝クラスでもあり、宇賀がいるクラスであり、そして皆藤が最初の1年生のときに居たクラス。
それを知っているクラス全員が、“戦い難いな”という表情を見せた。上級生といえど、3年F組とは仲が良いのだから遠慮なく闘うことは出来るのだが、皆藤にとっては複雑な心境なのではないかと思ってしまったのだ。たとえ数ヶ月でも、クラスメートであった3年F組の生徒たち。皆藤がまだ事件に巻き込まれる前の、数ヶ月を過ごした仲間たちなのだから。
「でも、勝ちたいよな」
優勝したら、富永にギターを買わせてあげたい。みんなで決めたことだし、絶対に勝ちたい。そう思いながら、諏訪はみんなに呼びかける。そして、皆藤にも同意を求めるように顔を向けた。
「な?」
すると皆藤が、チラリと諏訪に目を向けた。そして、クラスメートたちにも少しだけ視線を向ける。自分の答えを、皆が待っている。それを痛感していた。
やがて皆藤は、小さく数回頷いて見せた。
「優勝するんじゃねぇのかよ」
その声に、やっと生徒にも笑顔が戻った。
決勝戦。相手は、やはり3年F組だった。
そして、その力の差は圧倒的だった。
「やっぱ、あの人すごいよ……」
前半が終了しハーフタイムに入ると、帰って来た秋本が開口一番に溜め息混じりにそう言った。“あの人”とは、宇賀のことだ。小・中学校とバスケ部だった宇賀は、とても素早く、ボールの扱いも上手くて太刀打ちできない。彼の活躍で去年も一昨年も、あのクラスは優勝したのだ。2年F組は、前半終了時点で大差で負けてしまっている。
「何言ってんだよ、まだ後半戦があるじゃないか」
戦意喪失気味の生徒たちに、諏訪は声をあげて士気を高めようと試みる。
決勝戦は10分ハーフの前後半制。前年度優勝者として予選ブロックはシード権を獲得していた3年F組に対し、これまですでに3試合を出場している2年F組にとって、この先は体力や気力との勝負にもなってくるのだ。
ハーフタイムは5分。落ち込んでいる暇は無い。
「えっと、後半戦は誰がいく?」
諏訪が呼びかけると、一番活躍している木下と真鍋、そして持久力と瞬発力のある武藤、高さと体力では負けない秋本が指名された。
「あと1人は……」
「俺が行く」
徐に、横からボソリと、声。
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- PERFECT BLUE 20-04
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総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┣ 4幕-27:【準備中】
- ┣ 4幕-28:【仮】
- ┗ 4幕-29:【仮】
総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
※ごあいさつと注意事項

総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┣ 4幕-27:【準備中】
- ┣ 4幕-28:【仮】
- ┗ 4幕-29:【仮】
もくじ
【設定・登場人物】

もくじ
【ストーリーリスト】

総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
もくじ
テスト(○×○)【テスト】

総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
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