「★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】」
3幕-23:愛のある場所
PERFECT BLUE 23-01
【23:愛のある場所】
[1]
"今までありがとう。1人になる。じゃあな"
何度読み返しても、その文字は変わりなく存在していた。
「何で。何でだよ……」
静まり返ったリビングに、町田の声が空しく響くだけだ。
朝起きたら、皆藤が居なかった。こんな書き置きだけを残し、彼は姿を消した。
彼が行きそうな場所は手当たり次第探した。彼がよく通う海も、この間一緒に行った草原も、ノブの墓のある場所近辺も、そしてブリリアント・ストリートも。
しかし一日中探しても、彼の姿はどこにもなく。まるで幻のように、皆藤は存在を消してしまった。
「何が"ありがとう"だよ……」
言いたい相手が居ない以上、文字に向かって悪態をつくしかできなくて、町田は虚しさに頭を抱えた。
そんな言葉を残されても、こんな風に消えてしまうのなら何の意味もない。感謝しているなら、どうしてこんな去り方をするのだ。自分が一番望まないことを、どうして……。
『祥……俺は、ここに居たい』
思い出すのは、数週間前の彼の言葉。
『あの人のとこに行くためにここを出なきゃいけないなら、俺は出て行かない。愛なんていらない』
諏訪を愛していても、ここに居ると彼は言った。町田のために。
だから町田も、彼を説得した。愛をせっかく知ったのに、捨てるなんてことをするな、と。
皆藤には幸せになる権利がある。それが自分じゃないなら、諏訪に渡すべきだと町田は思った。皆藤を想うからこそ、彼が罪悪感を感じることのないよう、笑顔で"行ってこい"と言ってやった。
しかし、そんな優しさが逆に彼を追い詰めたのだろうか。こんな行動に出させたのだろうか。皆藤を探しながら町田は、ひたすらそんなことばかりを考えていた。
だとすれば、もっと彼を突き放さなければいけなかったのだろうか。"お前なんか要らない"と、そう言ってやれば良かったのだろうか……そうも思ったが、それはあり得ないことだとすぐに感じた。言ったところで皆藤がそのまま騙されてくれるわけがないと。そもそも、そんなこと自分だって言えるわけがない。たとえ嘘でも、彼を傷つけるようなことだけは言いたくない。
ならばどうすれば良かったのか。どうすれば彼は、こんな結論を出さずに済んだのか―――その答えなど、町田には分かってる。彼に選択を迫らなければ良かったのだ。
だが、あのままでいれば彼は混乱の中で自分自身をだましながら生きることになり、心のバランスを乱すかもしれない。そんなことさせたくない。
結果、何度考えても行きつくのは、結局はこうすることしか出来なかったという答え。それはつまり、彼が姿を消すのも必然的だったこと……。
「何処に居るんだよ」
早く、姿を現して欲しい。声を聞かせて欲しい。
Prrrrr…
不意に、コートのポケットに入れたままの町田のスマホが着信を示した。
ハッとして、顔を上げる。リビングのソファに置きっぱなしのコートに駆け寄り、スマホを手に取った。
しかし、そこに表示されているのは皆藤の名前ではなく。
"榊功輔"
榊からだ。
やっぱり間の悪い彼に、町田は少しだけ溜め息が出た。
「もしもし……」
『あ、もしもし?祥か?』
「……何?」
消え入りそうな声で町田は答えた。すると、電話の向こうの榊も異変に気付いた。
『お前、どうかした?』
「………」
『祥?どうしたんだ』
「祥?どうしたんだ」
声をかけても無言を貫く町田に、榊は眉を寄せた。
病院のドクター休憩室。大きな体をソファに沈めてくつろいでいた榊は、気軽な気持ちで町田に電話をかけたつもりだった。この間の話から約2週間が経つが、町田から何も返事が来ないため、さりげなく探りを入れてみようぐらいの、そんな程度のものだった。
いつでも横柄な町田とは明らかに様子が違う声に、嫌な胸騒ぎがしてくる。だが榊は、自分から何か言葉を重ねるのではなく、町田からの言葉を辛抱強く待った。
『功輔……』
漸く、町田が沈黙を破る。
「ん?」
『智司が……』
「智司?アイツがどうかしたか?」
その言葉に、榊の心臓がどくどくと脈を打ち始める。
町田がこんな声を出すのは、2年半前に皆藤が捕まった時以来だ。
また彼が何か事件に巻き込まれたのだろうか……そんな不安に苛まれながら覚悟を決めて次を促したのだが。町田から出て来た言葉は、もっと絶望的だった。
『智司が……消えた……』
「え?」
思いがけない言葉に、榊は思わず大きな声が出た。ソファに寝そべっていた体を、勢い良く起こす。
「アイツが、消えた……?」
『ああ。朝起きたら、書き置き残して居なくなった』
町田の声が、どんどんと震えていくのが分かる。だが、事情が全く把握できていない榊には、どうしてそんなことになったのかわからない。
「なあ、どういうことだよ。何でアイツが出てくわけ?」
『……俺のせいだ』
「は?ワケ分かんねぇよ。ちゃんと説明しろ」
『俺が、ちゃんとアイツの気持ちを理解してれば、もっと他の選択が……』
「祥?なあ、どうしたんだ。しっかりしろよ」
小さくなっていく町田の声が、榊に不安を掻き立てた。
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[1]
"今までありがとう。1人になる。じゃあな"
何度読み返しても、その文字は変わりなく存在していた。
「何で。何でだよ……」
静まり返ったリビングに、町田の声が空しく響くだけだ。
朝起きたら、皆藤が居なかった。こんな書き置きだけを残し、彼は姿を消した。
彼が行きそうな場所は手当たり次第探した。彼がよく通う海も、この間一緒に行った草原も、ノブの墓のある場所近辺も、そしてブリリアント・ストリートも。
しかし一日中探しても、彼の姿はどこにもなく。まるで幻のように、皆藤は存在を消してしまった。
「何が"ありがとう"だよ……」
言いたい相手が居ない以上、文字に向かって悪態をつくしかできなくて、町田は虚しさに頭を抱えた。
そんな言葉を残されても、こんな風に消えてしまうのなら何の意味もない。感謝しているなら、どうしてこんな去り方をするのだ。自分が一番望まないことを、どうして……。
『祥……俺は、ここに居たい』
思い出すのは、数週間前の彼の言葉。
『あの人のとこに行くためにここを出なきゃいけないなら、俺は出て行かない。愛なんていらない』
諏訪を愛していても、ここに居ると彼は言った。町田のために。
だから町田も、彼を説得した。愛をせっかく知ったのに、捨てるなんてことをするな、と。
皆藤には幸せになる権利がある。それが自分じゃないなら、諏訪に渡すべきだと町田は思った。皆藤を想うからこそ、彼が罪悪感を感じることのないよう、笑顔で"行ってこい"と言ってやった。
しかし、そんな優しさが逆に彼を追い詰めたのだろうか。こんな行動に出させたのだろうか。皆藤を探しながら町田は、ひたすらそんなことばかりを考えていた。
だとすれば、もっと彼を突き放さなければいけなかったのだろうか。"お前なんか要らない"と、そう言ってやれば良かったのだろうか……そうも思ったが、それはあり得ないことだとすぐに感じた。言ったところで皆藤がそのまま騙されてくれるわけがないと。そもそも、そんなこと自分だって言えるわけがない。たとえ嘘でも、彼を傷つけるようなことだけは言いたくない。
ならばどうすれば良かったのか。どうすれば彼は、こんな結論を出さずに済んだのか―――その答えなど、町田には分かってる。彼に選択を迫らなければ良かったのだ。
だが、あのままでいれば彼は混乱の中で自分自身をだましながら生きることになり、心のバランスを乱すかもしれない。そんなことさせたくない。
結果、何度考えても行きつくのは、結局はこうすることしか出来なかったという答え。それはつまり、彼が姿を消すのも必然的だったこと……。
「何処に居るんだよ」
早く、姿を現して欲しい。声を聞かせて欲しい。
Prrrrr…
不意に、コートのポケットに入れたままの町田のスマホが着信を示した。
ハッとして、顔を上げる。リビングのソファに置きっぱなしのコートに駆け寄り、スマホを手に取った。
しかし、そこに表示されているのは皆藤の名前ではなく。
"榊功輔"
榊からだ。
やっぱり間の悪い彼に、町田は少しだけ溜め息が出た。
「もしもし……」
『あ、もしもし?祥か?』
「……何?」
消え入りそうな声で町田は答えた。すると、電話の向こうの榊も異変に気付いた。
『お前、どうかした?』
「………」
『祥?どうしたんだ』
「祥?どうしたんだ」
声をかけても無言を貫く町田に、榊は眉を寄せた。
病院のドクター休憩室。大きな体をソファに沈めてくつろいでいた榊は、気軽な気持ちで町田に電話をかけたつもりだった。この間の話から約2週間が経つが、町田から何も返事が来ないため、さりげなく探りを入れてみようぐらいの、そんな程度のものだった。
いつでも横柄な町田とは明らかに様子が違う声に、嫌な胸騒ぎがしてくる。だが榊は、自分から何か言葉を重ねるのではなく、町田からの言葉を辛抱強く待った。
『功輔……』
漸く、町田が沈黙を破る。
「ん?」
『智司が……』
「智司?アイツがどうかしたか?」
その言葉に、榊の心臓がどくどくと脈を打ち始める。
町田がこんな声を出すのは、2年半前に皆藤が捕まった時以来だ。
また彼が何か事件に巻き込まれたのだろうか……そんな不安に苛まれながら覚悟を決めて次を促したのだが。町田から出て来た言葉は、もっと絶望的だった。
『智司が……消えた……』
「え?」
思いがけない言葉に、榊は思わず大きな声が出た。ソファに寝そべっていた体を、勢い良く起こす。
「アイツが、消えた……?」
『ああ。朝起きたら、書き置き残して居なくなった』
町田の声が、どんどんと震えていくのが分かる。だが、事情が全く把握できていない榊には、どうしてそんなことになったのかわからない。
「なあ、どういうことだよ。何でアイツが出てくわけ?」
『……俺のせいだ』
「は?ワケ分かんねぇよ。ちゃんと説明しろ」
『俺が、ちゃんとアイツの気持ちを理解してれば、もっと他の選択が……』
「祥?なあ、どうしたんだ。しっかりしろよ」
小さくなっていく町田の声が、榊に不安を掻き立てた。
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総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:【準備中】
- ┣ 4幕-25:【準備中】
- ┗ 4幕-26:【仮】
総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
※ごあいさつと注意事項

総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:【準備中】
- ┣ 4幕-25:【準備中】
- ┗ 4幕-26:【仮】
もくじ
【設定・登場人物】

もくじ
【ストーリーリスト】

総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
もくじ
テスト(○×○)【テスト】

総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
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最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
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女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

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パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
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Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
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Engagement(直×大)

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アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
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reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
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極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
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シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
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Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
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その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
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優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
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