「シンクロニシティ(直×大)」
2:恋しい人
2-2
新潟市内大通り。17時35分。
「あ~、降ってきましたねぇ」
タクシーの窓に落ち始めた水滴に、運転手がそう声をかけてきた。
大河が窓を見上げると、真っ黒な雲から雨粒が落ちてきている。ついに降りだしたようだ。
「駅に着くまでには本降りかな」
大河がそう呟くと、運転手は、
「18時ちょっと過ぎには着くと思うんですけどね。ちょうどそうかもしれないですね」
残念そうに苦笑いを漏らした。
屋台のおばちゃんから、駅まで行くにはタクシーが一番だと言われ、博物館の受付からタクシーを呼んだ大河は、すでに30分以上乗り続けている。タクシーの運転手からも『そんなに来たかったの?ここ』と驚かれた。
「道、混んできましたね」
「この時間混むんですよ。何時の新幹線ですか?」
「決めてません」
「はい?」
「何も決めずに、来たんです」
結局自分は、何のために来たのだろう。
直希にも会えず、新潟まで来てサンドイッチとカキ氷しか食べていない。
―――笹団子でも買って帰るか…
そういえば寺泊にも結局行けなかったと、少し残念になった。
新潟市内、某所。17時45分。
「じゃ、雨止んだらメシ行くか」
「そっすね。19時ぐらいには止みますよねきっと」
「うん。じゃあまたルームコールするよ」
「はーい」
ホテルに帰った直希は、部屋の前で天野とそんな会話を交わし、いったん別れた。
ベッドに腰を下ろし、ポケットからスマホを出して。
その人の名前を出して思い出したのは、先ほど会場の廊下で天野と交わした会話の中で、自分がした発言。
『向こうから"会いたい"って言ったことないし、電話だって俺からだけだし』
忙しくて会えない中で、どうにか強引にでも時間を作って彼と過ごす自分。
会えなければ会えないで、メッセージのやりとりだけじゃ寂しいからと、毎日ではないとはいえ頻繁に電話をかける自分。
いつだって、自分が一方的だ。
それに対して大河が嫌な顔をしたことはないし、嫌なら嫌だとはっきり言ってくれる性格だから、決して迷惑をかけてはいないだろう。いちいちうるさい直希のことだって、"それでいい"と言ってくれた言葉に嘘はないと思う。
そう。単純に、彼から"したい"と思ってくれたことがないだけだろう。
大河は、本人はあまり認めたがらないが、かなりの寂しがり屋だ。ただ、驚くほど淡白な一面もある。
そして、努力家で我慢強い反面、一度割り切ってしまえば気持ちが良いほど潔い一面もある。
だからきっと、今の状況だって綺麗に割り切っていて。恋人同士とはいえ仕方のない状況なのだから、いちいちそんなところにかまけていられないと思っているのだろう。電話がないのも会いたがらないのも、潔さや淡白さからくるものだと思える。
そのぐらい、直希にだって分かっている。そのどれもが大河の魅力であることも確かなのだから。
「俺がガキなんだよな、きっと…」
会いたくてたまらないのも、声が聞きたくなってしまうのも、それが我慢できないのも。
全ては自分が幼稚なだけで、大河はそれに付き合ってくれているだけなのだろうと。直希には、そう思えてならない。
だから今だって、昼間に中途半端に声を聞いてしまったせいで余計に恋しくなっているのも、自分だけなのだろう。こんな微妙な時間に電話すれば、彼が不思議に思うだろうことは想像がつく。
―――メシの後の方がいいのかな…
と、思わず少しだけ弱気になった直希だが、
『俺、今日は休みやからいつでも大丈夫やで』
大河がそう言ってくれていたことを思い出して。
「そーだ、大河が良いって言ってんじゃんっ」
何を遠慮しているのだろうと、自分のウザさは今に始まったことじゃないだろうと、開き直ってスマホを操作し始めた。
新潟市内大通り。17時50分。
雨は本降りになり、雷はだいぶ近くなってきた。
バケツをひっくり返したような雨は、出た瞬間にずぶ濡れになりそうだ。
「これまたずい分とまぁ…」
打ち付ける雨で何も見えない窓を唖然としながら眺めていた大河だが、バッグの中のスマホが震えていることにふと気づいた。
断続的な振動は、電話であることが伺える。
「すいません、電話、出ていいですか?」
「もちろん、どうぞどうぞ」
運転手に断りを入れた大河は、画面を見て、一瞬躊躇した。
『鈴野直希』
そういえば彼が、"また電話する"と言っていたことを思い出す。メッセージにもそう入っていた。ゆっくり話そうね、と。
ライブリハが終わって、掛けてくれているのかもしれない。しかし自分はこれから帰るのだから、長話はどうせ無理だ。出ない方がいいだろうか…?
そうは思うものの、自分が東京に帰宅する頃には直希は疲れて寝てしまっているかもしれないし…と考えれば、気が付けば大河は通話ボタンを押し、耳に当てていた。
「もしもし…」
『あ、大河?』
昼間と違って静かな空間らしきところから、聞き慣れた声が聞こえる。
『昼間はごめんね。いま大丈夫?』
少し遠慮がちな、こちらを窺うような声。
一方的で強引そうに見えて、ちゃんと大河の都合を考慮してくれるのが直希だ。
それが分かっているから、大河は小さく笑い、
「少しなら」
雨の音が激しくてよく聞こえないが、そう答えてやると、
『ありがとう』
ホッとした声が、返ってくる。
『大河、いま一人?』
「まぁ、うん」
『まぁ、って?』
「タクシーに乗ってる」
『あ、そうなんだ。あの、今度の―――』
「ん?ごめん、聞こえない」
雨でかき消された後半が聞き取れなくて、大河がそう返すと、
『だから、日曜の―――』
その瞬間。
鋭い稲光とともに、大きな雷鳴が、轟いて。
大河は、思わず肩を竦めた。
同時に雨も、更に勢いを増した。
「ごめん直希、何?」
改めて直希に声をかけると、
『大河……今、何処に居るの?』
直希の声が、静かに響いた。
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「あ~、降ってきましたねぇ」
タクシーの窓に落ち始めた水滴に、運転手がそう声をかけてきた。
大河が窓を見上げると、真っ黒な雲から雨粒が落ちてきている。ついに降りだしたようだ。
「駅に着くまでには本降りかな」
大河がそう呟くと、運転手は、
「18時ちょっと過ぎには着くと思うんですけどね。ちょうどそうかもしれないですね」
残念そうに苦笑いを漏らした。
屋台のおばちゃんから、駅まで行くにはタクシーが一番だと言われ、博物館の受付からタクシーを呼んだ大河は、すでに30分以上乗り続けている。タクシーの運転手からも『そんなに来たかったの?ここ』と驚かれた。
「道、混んできましたね」
「この時間混むんですよ。何時の新幹線ですか?」
「決めてません」
「はい?」
「何も決めずに、来たんです」
結局自分は、何のために来たのだろう。
直希にも会えず、新潟まで来てサンドイッチとカキ氷しか食べていない。
―――笹団子でも買って帰るか…
そういえば寺泊にも結局行けなかったと、少し残念になった。
新潟市内、某所。17時45分。
「じゃ、雨止んだらメシ行くか」
「そっすね。19時ぐらいには止みますよねきっと」
「うん。じゃあまたルームコールするよ」
「はーい」
ホテルに帰った直希は、部屋の前で天野とそんな会話を交わし、いったん別れた。
ベッドに腰を下ろし、ポケットからスマホを出して。
その人の名前を出して思い出したのは、先ほど会場の廊下で天野と交わした会話の中で、自分がした発言。
『向こうから"会いたい"って言ったことないし、電話だって俺からだけだし』
忙しくて会えない中で、どうにか強引にでも時間を作って彼と過ごす自分。
会えなければ会えないで、メッセージのやりとりだけじゃ寂しいからと、毎日ではないとはいえ頻繁に電話をかける自分。
いつだって、自分が一方的だ。
それに対して大河が嫌な顔をしたことはないし、嫌なら嫌だとはっきり言ってくれる性格だから、決して迷惑をかけてはいないだろう。いちいちうるさい直希のことだって、"それでいい"と言ってくれた言葉に嘘はないと思う。
そう。単純に、彼から"したい"と思ってくれたことがないだけだろう。
大河は、本人はあまり認めたがらないが、かなりの寂しがり屋だ。ただ、驚くほど淡白な一面もある。
そして、努力家で我慢強い反面、一度割り切ってしまえば気持ちが良いほど潔い一面もある。
だからきっと、今の状況だって綺麗に割り切っていて。恋人同士とはいえ仕方のない状況なのだから、いちいちそんなところにかまけていられないと思っているのだろう。電話がないのも会いたがらないのも、潔さや淡白さからくるものだと思える。
そのぐらい、直希にだって分かっている。そのどれもが大河の魅力であることも確かなのだから。
「俺がガキなんだよな、きっと…」
会いたくてたまらないのも、声が聞きたくなってしまうのも、それが我慢できないのも。
全ては自分が幼稚なだけで、大河はそれに付き合ってくれているだけなのだろうと。直希には、そう思えてならない。
だから今だって、昼間に中途半端に声を聞いてしまったせいで余計に恋しくなっているのも、自分だけなのだろう。こんな微妙な時間に電話すれば、彼が不思議に思うだろうことは想像がつく。
―――メシの後の方がいいのかな…
と、思わず少しだけ弱気になった直希だが、
『俺、今日は休みやからいつでも大丈夫やで』
大河がそう言ってくれていたことを思い出して。
「そーだ、大河が良いって言ってんじゃんっ」
何を遠慮しているのだろうと、自分のウザさは今に始まったことじゃないだろうと、開き直ってスマホを操作し始めた。
新潟市内大通り。17時50分。
雨は本降りになり、雷はだいぶ近くなってきた。
バケツをひっくり返したような雨は、出た瞬間にずぶ濡れになりそうだ。
「これまたずい分とまぁ…」
打ち付ける雨で何も見えない窓を唖然としながら眺めていた大河だが、バッグの中のスマホが震えていることにふと気づいた。
断続的な振動は、電話であることが伺える。
「すいません、電話、出ていいですか?」
「もちろん、どうぞどうぞ」
運転手に断りを入れた大河は、画面を見て、一瞬躊躇した。
『鈴野直希』
そういえば彼が、"また電話する"と言っていたことを思い出す。メッセージにもそう入っていた。ゆっくり話そうね、と。
ライブリハが終わって、掛けてくれているのかもしれない。しかし自分はこれから帰るのだから、長話はどうせ無理だ。出ない方がいいだろうか…?
そうは思うものの、自分が東京に帰宅する頃には直希は疲れて寝てしまっているかもしれないし…と考えれば、気が付けば大河は通話ボタンを押し、耳に当てていた。
「もしもし…」
『あ、大河?』
昼間と違って静かな空間らしきところから、聞き慣れた声が聞こえる。
『昼間はごめんね。いま大丈夫?』
少し遠慮がちな、こちらを窺うような声。
一方的で強引そうに見えて、ちゃんと大河の都合を考慮してくれるのが直希だ。
それが分かっているから、大河は小さく笑い、
「少しなら」
雨の音が激しくてよく聞こえないが、そう答えてやると、
『ありがとう』
ホッとした声が、返ってくる。
『大河、いま一人?』
「まぁ、うん」
『まぁ、って?』
「タクシーに乗ってる」
『あ、そうなんだ。あの、今度の―――』
「ん?ごめん、聞こえない」
雨でかき消された後半が聞き取れなくて、大河がそう返すと、
『だから、日曜の―――』
その瞬間。
鋭い稲光とともに、大きな雷鳴が、轟いて。
大河は、思わず肩を竦めた。
同時に雨も、更に勢いを増した。
「ごめん直希、何?」
改めて直希に声をかけると、
『大河……今、何処に居るの?』
直希の声が、静かに響いた。
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総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┣ 4幕-27:【準備中】
- ┣ 4幕-28:【仮】
- ┗ 4幕-29:【仮】
総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
※ごあいさつと注意事項

総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┣ 4幕-27:【準備中】
- ┣ 4幕-28:【仮】
- ┗ 4幕-29:【仮】
もくじ
【設定・登場人物】

もくじ
【ストーリーリスト】

総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
もくじ
テスト(○×○)【テスト】

総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
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