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「reward(直×大)」
2:お気に召すまま

2-2 ※R-18

 ←2-1 →2-3 ※R-18
*こちらはR-18ページです。
*ご理解ある方のみお進み下さい。





部屋に到着するやいなや足早に自宅のドアを開けた直希は、

「ん…!」

ドアが閉まるのももどかしく、大河を抱きしめてキスをした。
久しぶりの、濃厚なそれに、

「あ…直希…んん…ふっ…」

息をつぐ合間に大河が抗議らしき声をあげるが、久々に味わうこの甘い感触の魅力には直希は打ち勝てず、止めてやれなかった。
靴を脱ぎながら腕ごと彼を引き寄せれば、大河も慌てて靴を脱ぐ。
彼の頭を押さえつけ、どんどん激しくなっていくキス。その勢いに負けるように後ろによろけた大河の背が、ドンっと音をたてて壁にぶつかった。

「はっ……ん…ん…」
「…ん…大河…」

直希はそのまま大河を壁際に追い詰めるようにして、舌を吸って、甘噛みする。
角度を変えながら深くなるキスも、無意識にその体を撫で回しはじめる自分の手も、目の前の人を求めている証拠で。

―――ああ俺、予想以上に飢えてたんだ…

そんなことをしみじみ感じながら、もうキスだけで興奮して反応しているそこを、大河の腰にグイッと押し付けた。

「うあっ…うそやろ…あ…やめ…」
「無理」
「んん…ああ…っ」

玄関で何するんだ!?と言いたげな唇をまた塞いで舌を絡めれば、弱まる力。腰で擦られるそれに、甘い声があがる。
やはり久々に聞くその声に、直希はまた煽られて。
反応した自身を押しつけて舌を絡め、ジーパン越しに大河のそこにも触れる。
逃れられないように腰を捕まえたまま、やわやわとその手を動かして。さらにその形に沿うように指で辿れば、大河のそこも明らかに反応しはじめていた。

―――ヤバイ、もうこれだけでイけそう

本気でヤバくなってきたことに内心焦り始めるが、やめられない。
でもここで最後までしたら大河は辛いだろうと、久々だし後で怒られそうだと。大河のベルトに手を伸ばしながら、それぐらいは頭の中にあるのだが、

「直希…!ちょっ…んっ」

力の全く入っていない手で直希の腕を押さえようとする大河の目が、もう潤んでいて。首筋を舐め耳朶を食んでやれば、あっという間に膝をがくがくとさせて、くったりもたれかかってくる始末。
エアコンも効いていないから寒いし、照明もまともにつけてない廊下で…とは思っても。でも寝室は、今朝シーツを洗ったためにベッドメイクという作業が待っているから。

「おいで」

消去法の結果、直希は大河をリビングに引きずりこんだ。


部屋の明かりを常夜灯でONにして、エアコンは強にして、直希はソファに大河ごと倒れこむ。
本当なら広いベッドで彼を堪能したいところだが、そんなものはこの際どうでもいいとばかりに、彼の下着の中に手を突っ込んで彼自身に直接触れて、

「な、直希っ、ちょっと、タイム…」
「ダメ」
「何…で、あっ…ここやねんっ」
「事情があるんだよ。後で説明するから」
「でも…汚れたら…」
「大丈夫だから。それより……」

素早く自分のズボンのベルトを外し、大河の手を下着の中へと導く。

「俺のも触って」

切実な思いを伝えれば、大河からも抵抗の力が消えて。
戸惑いに瞳を泳がせながらも、冷たい手が、優しく妖しく動き出した。

「ん…気持ちいいよ」
「あ…」

自分の手の動きに翻弄されながらも、必死で動かしてくれる手。
空いている右手で大河が直希の頬に触れたとき、ふと、直希は思いついて手を止めた。

「そうだ大河」

彼から離した手を今度は彼の首元に回し、ネックレスを外す。そこにかかった指輪をするりと抜くと、ネックレスは失くさないようにテーブルに置いて、彼の右手を取った。

「これ、今日はこっちにして」

そう言いながら、薬指に指輪を嵌める。キラリと光るそれは、大河の細くて綺麗な指にやはりよく似合っていて、思わずそこに口付けた。

「うん」

小さく頷きながら微笑む大河がまた、愛おしい。
だから直希も、ネックレスからリングをはずして薬指につけ、今度は唇にキスを落とせば、自分の下着の中で止まっていた彼の左手が再び動き出す。直希も大河のそこに手を戻すと、ほどなくして彼から声があがった。

キスしたいけど、声も聞きたい。
もっと気持ちよくしてやりたい。
そんな思いで、

「ありがとう。とりあえずもういいよ」

彼の左手を取って、自分も彼からいったんまた手を離して。
下着ごと、ジーパンを軽く下げる。
その行動の意味をすぐに理解して止めようとしてきた大河を制し、間髪入れずにそこを咥えてやれば、

「ん…ああっ…アカンて…あ…あ…ああ」

嫌がりながらも、これまた色っぽい声。

「うあっ…ちょっ…汚いって…なお…」
「何で?スタジオでシャワー入ってきたじゃん」
「そういう問題じゃ…ああ…!」
「もっと聞かせて」

口を窄めて吸ってやると、太腿にグッと力が入る。
音をわざとたてるように舐め上げれば、泣きそうな、か細い声をあげて。

「あ…んん…っ…も…ヤバイから…」
「なら出していいよ」
「アカンて。直希…口、離せって…っ」
「嫌」
「…う…ああ…っ!」

勢いよく口の中に吐き出された欲を、直希は躊躇うことなく飲み干した。

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