2-4 ※R-18

＊こちらはR-18ページです。
＊ご理解ある方のみお進み下さい。





「あっ！んあっ…！」
「大河」

大河の先走りと直希の唾液で、どうにかそこは指３本を呑み込んでくれるまでになって。

「ひっ…あ…」

正直もうあんまりもちそうになかったが、無理に入れたら大河がキツイからと直希は必死に我慢していたけれど、

「ごめんもう限界」

指をスライドさせると、耐えるように反らされる背中に口付けて。

「気分、悪くなったりしてない？」

顔を覗き込んで、まずはそこを確認する。
小刻みに何度も頷く大河が、気遣ってもらった嬉しさなのか小さく微笑んだ。
そんな彼に、直希もつられて笑顔になって。

「大河、いい？」

そう問えば、

「ええよ」

その頭が、コクンとまた何度か縦に振られた。

場所的に後ろからの方が楽なのは分かっていたけれど……やっぱり直希としては、どうしても顔が見たくて。
大河ならギリギリ体全部が収まるサイズのソファに、すっかり弛緩した大河を横たわらせ、直希も片脚をソファに乗り上げる。
太腿を掴んで開かせれば、

「やめっ…！」

大河が顔を真っ赤にして顔を背けるから。

「いいじゃん、俺しか見てないよ」

その脚の間に直希は自分の体を滑り込ませて、さらに脚を割り開いてやった。

「見、見る…な…んんっ！」
「なんで？超興奮する」

ほら、と完全に勃ち上がってる自分自身を大河のそこに当てがい中に入っていけば、ぎゅうっと目を瞑った大河は、それどころじゃなくなってしまった。
久しぶりのそこは、記憶より狭くて。普段はこの瞬間をシーツを握りしめて耐える大河だが、今日はそれが無いためか、代わりにソファの背にしがみついて堪えている。

「んんんー！」
「ダメだよ大河、唇噛まないで」

ギリギリと噛みしめながら空いた手で顔を覆う彼を、宥めるように言い聞かせつつも、直希自身もキツイのは同じだ。だから何とか力を抜いて欲しくて、彼の手を取ってそこに光る指輪に口付け、

「力抜いて…」

髪を撫でながら、その言葉を繰り返す。
するとやっと大河の体から力が抜けて、彼のナカに直希自身は呑み込まれていった。

根元まで埋め込まれ、少しだけそのまま抱き合って。大河の了承を得てから、ゆっくり動き出す。
熱いくらいのそのナカは、久しぶりでも直希をしっかり受け入れ、そして離さんばかりに絡みついてくる。気を抜けば、一瞬で全て持っていかれそうだ。

「は…あっ…ん…くっ…」
「はっ…あ……たいが…」

堪えきれない声が、互いの口から漏れ出ていく。

「あ…なおき…あ…あ…」
「好きだよ大河…。もっと声聞かせて」
「はぁっ…っ…ああ…んぅ…」

焦点を失い蕩けきった大河の瞳は、暗がりの中でも分かるほど潤んでいた。
直希が、さっき指先でも執拗に攻めた、奥のある一点を狙って貫けば、

「ああ…んああ…！」

腰に直結するような、大河の蕩けるような甘い声が響く。
さらに、

「直希…あぁ…ぁ、なおき…なお…」

ぎゅうぎゅうしめつけてくる熱と、うわ言のように自分を呼ぶ声に、

「はっ……」

理性なんてものは、直希から綺麗さっぱり消え去って。
それからは本能のままに、直希はその愛しい体に自身を打ちつけたのだった。


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