「Hide-and-seek(直×大)」
Epilogue~終息の朝~
Hide-and-seek Epilogue
【Epilogue~終息の朝~】
数時間後。朝8時半。
「よく眠れましたか?お姫様」
大河が眠い目をこすりながら朝食会場に訪れると(←眠くても朝食は食べる)、背後から実が、肩を抱いてそう言ってきた。彼の傍では、拓郎と春海と栗原もニヤニヤ笑っている。
「姫?」
自分のどこを捕まえてそんなことを言うのだと大河が首を傾げると、
「聞いたで」
実が、口の片端だけを上げてニヤリと笑う。そして、視線の先でマネージャーに呼び止められている直希の背中をちらりと見てから、大河に向き直った。
「お城に閉じ込められたお姫様を、チャラい王子様が助け出したんやろ?」
「……へ?」
「って、陸さんが言うてたで」
―――兄貴っ!!
何つー表現をするのかと、大河は兄の姿を探すが。
その兄は、眠そうな顔をしながらも優雅にコーヒーを飲みながら、朝食のパンを齧っている。
「やるなぁ、ゲロ甘バカップル」
「深刻そうなケンカしとったかと思えばB級恋愛映画並みのイチャつきとか、ホンマ、忙しいことですなぁ?」
拓郎と春海が、ニヤニヤとワザとらしい小声で囁いてきて。栗原まで、楽し気に大河の肩を押してくる。出来立てほやほやのバカップル(春海&栗原)にまで冷やかされて、大河は真っ赤になって俯いた。
そんな大河に、実が肩を抱き寄せながら顔を覗き込んでくる。
「まあでもその様子やと、お前の失ったモンは、戻ってきたんやな?」
そもそも失ってもいないだろうが、とは思いつつ、実がそう問えば。
「…うん」
照れ臭そうに、でも明らかに嬉しそうに大河が小さく頷く。
朝から見せつけられて、4人は"やれやれ"と顔を見合わせて笑っていたのだが、
「ん?」
実が、昨日までは大河の胸元で光っていたリングが指に嵌まっているのに気付いて、その手をとった。
ネックレスが壊れてしまったのなら指に嵌めろと直希から言われた為で、それ自体はもう1年近くずっとつけていたものなのだが、
「何や、えらいもんつけられとったんやな、お前」
はっきりと指輪を見たことがなかったせいか、それなりに意味を成していそうなデザインと、右手とはいえ薬指に嵌まっていることに実が笑った。
拓郎と春海と栗原も「薬指ぃ~」と顔を寄せてきたとき、
「ちょっとちょっと、何してんだよっ」
目ざとくそのかたまりを見つけた直希が、今日も絶妙なタイミングで輪の中に入ってくる。
そして、大河の肩を抱いた上に手を取る実を引きはがし、
「アンタだけ絶対距離がおかしいんだよ」
メンバーとはいえ4つも年上の先輩相手に、遠慮なくそう言いつけた。
それを実は、ハハッと笑った。
「何やねん、あっさり戻りやがって」
これでこそ、直希だと思う。
暑苦しいほどに大河に夢中で、相手が誰でも牽制して。陸に対してだって遠慮が無い。そしてそのぐらいの愛情が、隙だらけの大河にはちょうどいいのかもしれないと思えるし、何故か彼らだと嫌味がないから不思議だ。自然に、応援してやりたくなってしまう。
だから、やっといつもの空気が戻ってきてホッとするものの……
「ヨリ戻すの早すぎやろ」
傍に居てやった自分をすり抜けて大河があっさり直希の手に戻ったのが、実は何となく癪だから、
「せ~っかく大河を独占できてたのにな?」
また大河の肩に手を置いて覗き込めば。
「は?戻るも何も、そもそも離れてねぇから」
間髪入れずにその手を直希がまた振り払い、
「いちいち顔近づけるの、やめてくれます~?」
実にすっぽりと納まるサイズの大河を引き離すと、
「大河が小さいからって、力でねじ伏せんなよな」
これまた両方に失礼な言葉を吐いて、大河の肩を抱きよせた。
大河は一瞬ポカンとしていたが、
「って、小さいて何やねんっ」
すぐにその失言に気付いて、直希に食って掛かる。
「俺やってそれなりに身長あるわ」
「はいはい。179cmなんだもんね~」
「そうやっ、ホンマやぞ」
「靴履いたら、だっけ?」
「……うっ」
「でも180だと嘘っぽいから179だっけ」
「~~~~!!」
「179ってことは俺と6cm差か。ってことは、ここら辺に目が…って、あれ?大河の目が無いっ!」
「それデコじゃアホっ」
相変わらず"身長ズルネタ"でいじられながら、結局6人でわらわらと席に着く。それを、周囲のマネージャーらが笑って。
陸は、2杯目のコーヒーを飲みながら、溜め息混じりにそれを眺めていた。
「昨日の悲壮感は何やねん」
変わりすぎだろうと、呆れたようにまた息を吐いて。
―――大河もそろそろ身長正直に言うたらええのに…
何をそんなに数cmに拘るのだろうかと、175cmあればじゅうぶんだろうにと、おかしなこだわりを持つ弟に頭を掻く。
それにしても…
「大河、俺のブロッコリーとその唐揚げ、交換しない?」
「どんな比重や。だったらそのスクランブルエッグも寄越せや」
「ええやん大河、代わりに俺の唐揚げやるで?」
「え♪(o゚▽゚)」
「実は入ってくんなっ。大河もその気になるなっ」
本当に、朝から騒がしいカップルだ。実がまた上手い具合に掻き回すものだから、一層拍車が掛かる。
でも……
―――まあ、ええか
2人を見守る実が相手なら、微笑ましく見ていられる。大河も直希もまた、実を信頼しているからこそのやりとりなのだから。
「ゲロ甘バカップルめ…」
自分と千田を棚に上げて、言い得て妙なその通称を口にしながら、陸も思わず笑った。
Fin.
★あとがきを読む
↓ランキングに参加しています。
数時間後。朝8時半。
「よく眠れましたか?お姫様」
大河が眠い目をこすりながら朝食会場に訪れると(←眠くても朝食は食べる)、背後から実が、肩を抱いてそう言ってきた。彼の傍では、拓郎と春海と栗原もニヤニヤ笑っている。
「姫?」
自分のどこを捕まえてそんなことを言うのだと大河が首を傾げると、
「聞いたで」
実が、口の片端だけを上げてニヤリと笑う。そして、視線の先でマネージャーに呼び止められている直希の背中をちらりと見てから、大河に向き直った。
「お城に閉じ込められたお姫様を、チャラい王子様が助け出したんやろ?」
「……へ?」
「って、陸さんが言うてたで」
―――兄貴っ!!
何つー表現をするのかと、大河は兄の姿を探すが。
その兄は、眠そうな顔をしながらも優雅にコーヒーを飲みながら、朝食のパンを齧っている。
「やるなぁ、ゲロ甘バカップル」
「深刻そうなケンカしとったかと思えばB級恋愛映画並みのイチャつきとか、ホンマ、忙しいことですなぁ?」
拓郎と春海が、ニヤニヤとワザとらしい小声で囁いてきて。栗原まで、楽し気に大河の肩を押してくる。出来立てほやほやのバカップル(春海&栗原)にまで冷やかされて、大河は真っ赤になって俯いた。
そんな大河に、実が肩を抱き寄せながら顔を覗き込んでくる。
「まあでもその様子やと、お前の失ったモンは、戻ってきたんやな?」
そもそも失ってもいないだろうが、とは思いつつ、実がそう問えば。
「…うん」
照れ臭そうに、でも明らかに嬉しそうに大河が小さく頷く。
朝から見せつけられて、4人は"やれやれ"と顔を見合わせて笑っていたのだが、
「ん?」
実が、昨日までは大河の胸元で光っていたリングが指に嵌まっているのに気付いて、その手をとった。
ネックレスが壊れてしまったのなら指に嵌めろと直希から言われた為で、それ自体はもう1年近くずっとつけていたものなのだが、
「何や、えらいもんつけられとったんやな、お前」
はっきりと指輪を見たことがなかったせいか、それなりに意味を成していそうなデザインと、右手とはいえ薬指に嵌まっていることに実が笑った。
拓郎と春海と栗原も「薬指ぃ~」と顔を寄せてきたとき、
「ちょっとちょっと、何してんだよっ」
目ざとくそのかたまりを見つけた直希が、今日も絶妙なタイミングで輪の中に入ってくる。
そして、大河の肩を抱いた上に手を取る実を引きはがし、
「アンタだけ絶対距離がおかしいんだよ」
メンバーとはいえ4つも年上の先輩相手に、遠慮なくそう言いつけた。
それを実は、ハハッと笑った。
「何やねん、あっさり戻りやがって」
これでこそ、直希だと思う。
暑苦しいほどに大河に夢中で、相手が誰でも牽制して。陸に対してだって遠慮が無い。そしてそのぐらいの愛情が、隙だらけの大河にはちょうどいいのかもしれないと思えるし、何故か彼らだと嫌味がないから不思議だ。自然に、応援してやりたくなってしまう。
だから、やっといつもの空気が戻ってきてホッとするものの……
「ヨリ戻すの早すぎやろ」
傍に居てやった自分をすり抜けて大河があっさり直希の手に戻ったのが、実は何となく癪だから、
「せ~っかく大河を独占できてたのにな?」
また大河の肩に手を置いて覗き込めば。
「は?戻るも何も、そもそも離れてねぇから」
間髪入れずにその手を直希がまた振り払い、
「いちいち顔近づけるの、やめてくれます~?」
実にすっぽりと納まるサイズの大河を引き離すと、
「大河が小さいからって、力でねじ伏せんなよな」
これまた両方に失礼な言葉を吐いて、大河の肩を抱きよせた。
大河は一瞬ポカンとしていたが、
「って、小さいて何やねんっ」
すぐにその失言に気付いて、直希に食って掛かる。
「俺やってそれなりに身長あるわ」
「はいはい。179cmなんだもんね~」
「そうやっ、ホンマやぞ」
「靴履いたら、だっけ?」
「……うっ」
「でも180だと嘘っぽいから179だっけ」
「~~~~!!」
「179ってことは俺と6cm差か。ってことは、ここら辺に目が…って、あれ?大河の目が無いっ!」
「それデコじゃアホっ」
相変わらず"身長ズルネタ"でいじられながら、結局6人でわらわらと席に着く。それを、周囲のマネージャーらが笑って。
陸は、2杯目のコーヒーを飲みながら、溜め息混じりにそれを眺めていた。
「昨日の悲壮感は何やねん」
変わりすぎだろうと、呆れたようにまた息を吐いて。
―――大河もそろそろ身長正直に言うたらええのに…
何をそんなに数cmに拘るのだろうかと、175cmあればじゅうぶんだろうにと、おかしなこだわりを持つ弟に頭を掻く。
それにしても…
「大河、俺のブロッコリーとその唐揚げ、交換しない?」
「どんな比重や。だったらそのスクランブルエッグも寄越せや」
「ええやん大河、代わりに俺の唐揚げやるで?」
「え♪(o゚▽゚)」
「実は入ってくんなっ。大河もその気になるなっ」
本当に、朝から騒がしいカップルだ。実がまた上手い具合に掻き回すものだから、一層拍車が掛かる。
でも……
―――まあ、ええか
2人を見守る実が相手なら、微笑ましく見ていられる。大河も直希もまた、実を信頼しているからこそのやりとりなのだから。
「ゲロ甘バカップルめ…」
自分と千田を棚に上げて、言い得て妙なその通称を口にしながら、陸も思わず笑った。
Fin.
★あとがきを読む
スポンサーサイト


総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┗ 4幕-27:【仮】
総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
※ごあいさつと注意事項

総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┗ 4幕-27:【仮】
もくじ
【設定・登場人物】

もくじ
【ストーリーリスト】

総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
もくじ
テスト(○×○)【テスト】

総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
未分類

~ Trackback ~
卜ラックバックURL
⇒
⇒この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

~ Comment ~