「パンドラの箱(三角関係)」
10:あるがまま
パンドラの箱 10-1
【10:あるがまま】
それから、結局2回目でギブアップした大河を直希が抱えるようにして、2人で風呂に入って。
事後のベッドで直希は大河を抱きしめながら、改めてこれまでの経緯を打ち明けた。
無理強いした理由も、怖気づいた理由も、自分本位な驕りが邪魔していたことも正直に。
そんな直希の告白を驚いた顔で聞いていた大河だが、
「アハハ……何それ」
不意に、呆れたように笑って。
「アホやなぁ。もっと早く言うてくれたらよかったんに」
笑っただけで、許してくれた。
きっと実際は、いろいろ思うところもあるだろうが。その全てを昇華して、水に流してくれた。
『アホやなぁ』
大河が言うその口調は、直希が大好きなそれ。愛情がたっぷりこもったその言い方は、彼の優しさを象徴するもので。自分以外にもたくさんの人に向けられるものだが……
「ごめん」
「ええよ、もう。だから、ここでその話は終わりにしような?」
そう言って自らも抱きついてくれるのは、自分にだけだ。
「ありがとう大河」
「うん」
「眠い?」
「うん…解決したら、もうねむい」
「アハ…いいよ、寝て」
「ん……」
そのまま眠ってしまった大河の寝顔は、どこか遊び疲れた子どものよう。
直希はそっと彼の頬に触れると、
「お帰り大河…」
チュッとキスをして、自分も目を閉じた。
翌朝。
鳥の囀りが聞こえて、目が覚めた直希は、
「ん…たいが…」
隣に手を伸ばして目を開けたのだが、
「……ん?」
そこに大河が居なくて、
「―――えっ!?」
慌てて飛び起きた。
キョロキョロと辺りを見回してから、ベッドを降りて寝室を出る。
バタンッ
リビングの扉を勢いよく開けて中に入ると、
「うわぁ!!」
ソファを背に膝を抱えていた大河が、ビクンと体を震わせて顔を向けてきた。
「大河……」
「え??どしたん??」
テレビを見ていたらしき彼は、既に着替えも済ませていて。
飛び込んできた直希を、驚いて見上げている。
そんな彼に、直希はゆっくり近づいた。
「何してんの?」
「え?いや、ズムサタを…観てましたけど」
「そうじゃなくて」
「え?何?」
前夜の名残を一切消したようなその姿に、直希は困惑して頭を掻いた。
普通ここは、朝ものんびりベッドでいちゃいちゃだろうと。今日はお互い午後からの仕事だというのに、早起きして着替えて(←昨日洗った服)朝の情報番組を観るなんて、と。
もちろん今までも大河はそうだったが、それは、自分たちの関係が曖昧だからかと思っていたが。
―――天然かよ…
ここは恋人同士だろうがドライなのかと、直希はまた彼の"潔い"一面を知って。
「ハハハ……」
何だか振り回されっぱなしな自分がおかしくて、直希は力なく笑いながら、大河を抱きしめた。
自分が追いかけられているときは気づかなかったが、同じラインに立てば、彼の特異さをまざまざと感じる。
手強い相手だ。予測不可能なのは、仕事に関してだけじゃない。それは分かっていたことだが、恋愛でもそうだったのかと実感してしまう。
「焦ったぁ…くそ、何だよ」
「直希?」
「帰っちゃったかと思った」
「へ?」
「昨日、寝る前に俺が話したこと。もしかしてドン引きしたかなって…」
あの時は大河は笑って許してくれていたが、一晩眠って冷静になって、引いてしまったのではないかと。
そんな焦りを一気に感じて飛び起きたというのに、呑気にテレビ観賞とは。しかも子供みたいに、体育座りなんて……
「だいたい、その座り方、何よ」
安心と、脱力感と、それから彼の姿の愛らしさと、いろんな感情が混じって直希がぎゅうぎゅうと抱きしめれば、
「アハハ」
腕の中で、大河が楽しそうに笑った。
どの部分がおかしかったのか分からず、直希が体を離すと、
「お前、めっちゃ焦ってるやん」
その顔が面白かった、と大河が指差して笑う。
「俺それぐらいで帰る奴ちゃうで」
直希の頭をグリグリと撫でて、そんな風にも断言してくれた。たとえ"コイツは違う"と感じたとしたって、そんな不誠実なことはしないと。
「まあ確かに、ドン引きはしたけど、」
「え!?」
「その後めっちゃオモロくて、笑いが止まらんかった」
「へ?」
「やっぱお前、初体験で正座したタイプやろ~~」
意外と不器用な直希がおかしいのか、またもやその話題で大河がからかってくる。
だから直希も、彼の誘い笑いに自然に巻き込まれて。
「いやだから、スマートに出来たタイプだっての」
「その"スマート"って何やねん」
「俺が上手にリードしたってことでしょーが」
「脅したんやろぉ?どーせ」
「誰がヤンキーだ」
「アハハ……いててっ」
腹を抱えた大河が、腰に響いたのかそこに手をあてて体のバランスを崩す。
「あ、大丈夫?」
直希が大河を抱きとめて顔を覗き込めば、さっきまでのイタズラ小僧のような顔は消え去って、真っ赤になって俯いていた。
だからこういうところが、またたまらないんだ。と直希は思ったが。
朝っぱらから、しかもいろいろ体にダメージがきている彼に盛るわけにはいかないので。
「体辛いでしょ、ソファ使いなよ」
後ろから抱き上げるようにして、大河をソファに座らせた。
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それから、結局2回目でギブアップした大河を直希が抱えるようにして、2人で風呂に入って。
事後のベッドで直希は大河を抱きしめながら、改めてこれまでの経緯を打ち明けた。
無理強いした理由も、怖気づいた理由も、自分本位な驕りが邪魔していたことも正直に。
そんな直希の告白を驚いた顔で聞いていた大河だが、
「アハハ……何それ」
不意に、呆れたように笑って。
「アホやなぁ。もっと早く言うてくれたらよかったんに」
笑っただけで、許してくれた。
きっと実際は、いろいろ思うところもあるだろうが。その全てを昇華して、水に流してくれた。
『アホやなぁ』
大河が言うその口調は、直希が大好きなそれ。愛情がたっぷりこもったその言い方は、彼の優しさを象徴するもので。自分以外にもたくさんの人に向けられるものだが……
「ごめん」
「ええよ、もう。だから、ここでその話は終わりにしような?」
そう言って自らも抱きついてくれるのは、自分にだけだ。
「ありがとう大河」
「うん」
「眠い?」
「うん…解決したら、もうねむい」
「アハ…いいよ、寝て」
「ん……」
そのまま眠ってしまった大河の寝顔は、どこか遊び疲れた子どものよう。
直希はそっと彼の頬に触れると、
「お帰り大河…」
チュッとキスをして、自分も目を閉じた。
翌朝。
鳥の囀りが聞こえて、目が覚めた直希は、
「ん…たいが…」
隣に手を伸ばして目を開けたのだが、
「……ん?」
そこに大河が居なくて、
「―――えっ!?」
慌てて飛び起きた。
キョロキョロと辺りを見回してから、ベッドを降りて寝室を出る。
バタンッ
リビングの扉を勢いよく開けて中に入ると、
「うわぁ!!」
ソファを背に膝を抱えていた大河が、ビクンと体を震わせて顔を向けてきた。
「大河……」
「え??どしたん??」
テレビを見ていたらしき彼は、既に着替えも済ませていて。
飛び込んできた直希を、驚いて見上げている。
そんな彼に、直希はゆっくり近づいた。
「何してんの?」
「え?いや、ズムサタを…観てましたけど」
「そうじゃなくて」
「え?何?」
前夜の名残を一切消したようなその姿に、直希は困惑して頭を掻いた。
普通ここは、朝ものんびりベッドでいちゃいちゃだろうと。今日はお互い午後からの仕事だというのに、早起きして着替えて(←昨日洗った服)朝の情報番組を観るなんて、と。
もちろん今までも大河はそうだったが、それは、自分たちの関係が曖昧だからかと思っていたが。
―――天然かよ…
ここは恋人同士だろうがドライなのかと、直希はまた彼の"潔い"一面を知って。
「ハハハ……」
何だか振り回されっぱなしな自分がおかしくて、直希は力なく笑いながら、大河を抱きしめた。
自分が追いかけられているときは気づかなかったが、同じラインに立てば、彼の特異さをまざまざと感じる。
手強い相手だ。予測不可能なのは、仕事に関してだけじゃない。それは分かっていたことだが、恋愛でもそうだったのかと実感してしまう。
「焦ったぁ…くそ、何だよ」
「直希?」
「帰っちゃったかと思った」
「へ?」
「昨日、寝る前に俺が話したこと。もしかしてドン引きしたかなって…」
あの時は大河は笑って許してくれていたが、一晩眠って冷静になって、引いてしまったのではないかと。
そんな焦りを一気に感じて飛び起きたというのに、呑気にテレビ観賞とは。しかも子供みたいに、体育座りなんて……
「だいたい、その座り方、何よ」
安心と、脱力感と、それから彼の姿の愛らしさと、いろんな感情が混じって直希がぎゅうぎゅうと抱きしめれば、
「アハハ」
腕の中で、大河が楽しそうに笑った。
どの部分がおかしかったのか分からず、直希が体を離すと、
「お前、めっちゃ焦ってるやん」
その顔が面白かった、と大河が指差して笑う。
「俺それぐらいで帰る奴ちゃうで」
直希の頭をグリグリと撫でて、そんな風にも断言してくれた。たとえ"コイツは違う"と感じたとしたって、そんな不誠実なことはしないと。
「まあ確かに、ドン引きはしたけど、」
「え!?」
「その後めっちゃオモロくて、笑いが止まらんかった」
「へ?」
「やっぱお前、初体験で正座したタイプやろ~~」
意外と不器用な直希がおかしいのか、またもやその話題で大河がからかってくる。
だから直希も、彼の誘い笑いに自然に巻き込まれて。
「いやだから、スマートに出来たタイプだっての」
「その"スマート"って何やねん」
「俺が上手にリードしたってことでしょーが」
「脅したんやろぉ?どーせ」
「誰がヤンキーだ」
「アハハ……いててっ」
腹を抱えた大河が、腰に響いたのかそこに手をあてて体のバランスを崩す。
「あ、大丈夫?」
直希が大河を抱きとめて顔を覗き込めば、さっきまでのイタズラ小僧のような顔は消え去って、真っ赤になって俯いていた。
だからこういうところが、またたまらないんだ。と直希は思ったが。
朝っぱらから、しかもいろいろ体にダメージがきている彼に盛るわけにはいかないので。
「体辛いでしょ、ソファ使いなよ」
後ろから抱き上げるようにして、大河をソファに座らせた。
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総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┗ 4幕-27:【仮】
総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
※ごあいさつと注意事項

総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┗ 4幕-27:【仮】
もくじ
【設定・登場人物】

もくじ
【ストーリーリスト】

総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
もくじ
テスト(○×○)【テスト】

総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
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Hide-and-seek(直×大)

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- ┣ Prologue
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- ┣ 4:守りたいもの
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- ┣ 7:もう一度君に
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Engagement(直×大)

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アゲイン(陸×千)

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- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
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reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
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- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
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極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
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シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
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Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
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その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
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