「パンドラの箱(三角関係)」
10:あるがまま
パンドラの箱 10-2
大河をソファに引き上げ足を上げさせて横向きに座らせると、直希は自分も同じようにして後ろから彼を抱きしめる。
「朝メシ食った?」
「いや、まだやけど…」
「腹減ってないの?」
「ん~」
頭をポリポリと掻いて困ったように首を傾げている大河は、まだ若干顔が赤い。
そのおかげで、直希は"なるほどな"と気づいた。昨夜の余韻が残る体のおかげで、準備するのが面倒なのか、と。
「トーストでいい?あ、パンと卵と牛乳あるからフレンチトースト作る?」
料理なんて殆ど出来ないし朝ごはんを作るなんていう習慣もない直希は、いつも大河にまかせっきりだったが、今日は彼を休ませたくてそう提案すると、
「フレンチトースト?前に作ってくれたやつ?」
振り向いた大河は予想外に反応がよく、パッと目を輝かせている。
「え?あ、うん……」
料理上手な大河なら簡単であろうあのメニューを覚えてくれていたとは思わなくて、そしてやっぱり子供みたいな反応をする大河が可愛くて、直希は思わずたじろぎながら答えた。
するとまた大河が、
「俺あの味が好きやねん。食いたい」
さっきまでの照れなんてすっかり忘れて無邪気に笑うから。
ただただ、彼が愛しくて。
「よっしゃ。じゃーちょっと待っててね」
後ろからチュッと彼の頬にキスをして、直希はソファから立ち上がった。
「あ、俺コーヒー淹れ…」
「いいよ。大河は座ってて」
何もしないのが性に合わないのか自分まで立ち上がろうとする大河を、その肩を押してまたソファに押し戻す。
「無理して午後からの仕事に響いたら大変でしょ」
そう言いながら彼の背中にクッションを入れてやって、
「それでさ、朝メシ食ったら、大河の着替え取りに行こう?」
「え?」
「少し置いておきなよ。そしたらいつでもいくらでも連れ込める」
今までも何度か言ってきた提案を、改めて出した。
遠慮しなくていいから着替えぐらい少し置いておけと言っても、これまでの大河は『別にいい』と曖昧な言葉で断ってきた。そして直希も、それ以上は強く言えなかった。言えば『何で?』と訊かれることは分かっていたし、そのときに上手な言い訳ができる気がしなかったから。
でもこれからは、自分には強く推せる理由がある。大河も断る理由は無くなった。
好きなときに寝泊まりして、仕事なんて自分の部屋から行けばいいし、自分だってそうしたい。一晩で帰らなければいけない理由なんてひとつもないのだ。そして一晩で帰らなければいけない関係でもない。
だから大河も、何か言葉を返してくるわけではないが、直希の言葉に今度は曖昧な言葉を返すこともなく、照れくさそうに頭を掻いているだけだ。直希はそれを同意と受け取った。
「それと、今日も泊まっていきなよ」
「え?」
「俺もそこまで遅くならないと思うし、明日は同じ現場なんだから一緒に行こう?」
何の言い訳も理由も考えずに言えることが、本当に嬉しいと直希は思う。
そして大河がそんな誘いに対して、
「……そやな」
戸惑うことも困ることもせず、笑顔で頷いてくれることも。
話がついてキッチンに向かった直希は、まだこの空気に慣れないのかソファの上でそわそわしている大河を見て、また笑った。昔からモテて恋愛経験も豊富な大河(←陸&春海情報)だが、これまでのどのパターンにもない展開に戸惑っているようだ。
しかしそれは、直希も一緒。自分だって経験だけは豊富だが、こんな恋は初めてだ。欲も強さも際限のない感情は、時に直希本人ですら戸惑ってしまうが、
『アハハ…アホやなぁ』
呆れたように笑って許してくれる彼が、その広い心で受け止めてくれると知ったから、多少みっともなくても曝け出していこうと思う。自分ではみっともないと思っていることだって、あんな風に真っ赤になって照れてくれることもあるのだし、自分が素直である限り彼も嬉しそうに笑ってくれるから。
―――また体育座りだし…
トーストの匂いがしてきたのかその体勢でこちらをチラチラ見てくる大河は、母親におやつを作ってもらっている子供のようだ。
昨日から一体何度思ったか分からない"可愛い"という言葉をかみ締めながら、直希はフライパンの火を弱めてコーヒー用のカップを出した。
このマグカップも、直希の中では大河専用。彼が触ったものは、誰にも触らせたくないなんて、そんな風に思っていた。特にそれが大河のお気に入りとなれば、容易に友人たちに使われたりしないよう、いつも棚の奥にしまった。
ここまで必死なくせに本当にバカなことをしていたものだと、自分でも呆れてしまう。
でも、
『ええよ、もう。だから、ここでその話は終わりにしような?』
彼が昨日、そう言ってくれたのだから、堂々巡りな後悔はもうやめるべきだと直希は決めた。大河がそれを望んでいないのだから、彼が望むのは正直な直希なのだから。
素直な感情を曝け出すことを、恐れない。
「よし、出来た♪」
コーヒーを淹れている間にこんがり焦げ目がついたことを確認して、直希は火を止めて皿に盛り付けていく。
直希の声を聞きつけて顔をこちらに向けた大河は、そそくさとソファから降りてローテーブルの前に座ってスタンバイをしていて。
―――たまんねぇなぁ、おい……
これだけ無防備でいちいち男心をくすぐってくれて、約25年間よくぞ無事で生きていてくれたとしみじみ思いながら、直希は少し多めに盛った方の皿を大河の前に置いてやった。
「わっ。今日もええ具合に染みとる」
パンの中に染み込む卵液の具合にまた感心して、大河はジッと切り口を眺めている。
「大河、自分で作んないの?料理上手なのに」
「うん、こういうの難しいし。でも好きやから、外ではよく食べるけど」
「そういえば、ホテルの朝食ビュッフェとかでよく食ってるよね」
コーヒーカップを手に戻ってきた直希は、胡坐をかいたまま皿を見つめて"待て"の犬状態になっている大河をまた笑った。
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「朝メシ食った?」
「いや、まだやけど…」
「腹減ってないの?」
「ん~」
頭をポリポリと掻いて困ったように首を傾げている大河は、まだ若干顔が赤い。
そのおかげで、直希は"なるほどな"と気づいた。昨夜の余韻が残る体のおかげで、準備するのが面倒なのか、と。
「トーストでいい?あ、パンと卵と牛乳あるからフレンチトースト作る?」
料理なんて殆ど出来ないし朝ごはんを作るなんていう習慣もない直希は、いつも大河にまかせっきりだったが、今日は彼を休ませたくてそう提案すると、
「フレンチトースト?前に作ってくれたやつ?」
振り向いた大河は予想外に反応がよく、パッと目を輝かせている。
「え?あ、うん……」
料理上手な大河なら簡単であろうあのメニューを覚えてくれていたとは思わなくて、そしてやっぱり子供みたいな反応をする大河が可愛くて、直希は思わずたじろぎながら答えた。
するとまた大河が、
「俺あの味が好きやねん。食いたい」
さっきまでの照れなんてすっかり忘れて無邪気に笑うから。
ただただ、彼が愛しくて。
「よっしゃ。じゃーちょっと待っててね」
後ろからチュッと彼の頬にキスをして、直希はソファから立ち上がった。
「あ、俺コーヒー淹れ…」
「いいよ。大河は座ってて」
何もしないのが性に合わないのか自分まで立ち上がろうとする大河を、その肩を押してまたソファに押し戻す。
「無理して午後からの仕事に響いたら大変でしょ」
そう言いながら彼の背中にクッションを入れてやって、
「それでさ、朝メシ食ったら、大河の着替え取りに行こう?」
「え?」
「少し置いておきなよ。そしたらいつでもいくらでも連れ込める」
今までも何度か言ってきた提案を、改めて出した。
遠慮しなくていいから着替えぐらい少し置いておけと言っても、これまでの大河は『別にいい』と曖昧な言葉で断ってきた。そして直希も、それ以上は強く言えなかった。言えば『何で?』と訊かれることは分かっていたし、そのときに上手な言い訳ができる気がしなかったから。
でもこれからは、自分には強く推せる理由がある。大河も断る理由は無くなった。
好きなときに寝泊まりして、仕事なんて自分の部屋から行けばいいし、自分だってそうしたい。一晩で帰らなければいけない理由なんてひとつもないのだ。そして一晩で帰らなければいけない関係でもない。
だから大河も、何か言葉を返してくるわけではないが、直希の言葉に今度は曖昧な言葉を返すこともなく、照れくさそうに頭を掻いているだけだ。直希はそれを同意と受け取った。
「それと、今日も泊まっていきなよ」
「え?」
「俺もそこまで遅くならないと思うし、明日は同じ現場なんだから一緒に行こう?」
何の言い訳も理由も考えずに言えることが、本当に嬉しいと直希は思う。
そして大河がそんな誘いに対して、
「……そやな」
戸惑うことも困ることもせず、笑顔で頷いてくれることも。
話がついてキッチンに向かった直希は、まだこの空気に慣れないのかソファの上でそわそわしている大河を見て、また笑った。昔からモテて恋愛経験も豊富な大河(←陸&春海情報)だが、これまでのどのパターンにもない展開に戸惑っているようだ。
しかしそれは、直希も一緒。自分だって経験だけは豊富だが、こんな恋は初めてだ。欲も強さも際限のない感情は、時に直希本人ですら戸惑ってしまうが、
『アハハ…アホやなぁ』
呆れたように笑って許してくれる彼が、その広い心で受け止めてくれると知ったから、多少みっともなくても曝け出していこうと思う。自分ではみっともないと思っていることだって、あんな風に真っ赤になって照れてくれることもあるのだし、自分が素直である限り彼も嬉しそうに笑ってくれるから。
―――また体育座りだし…
トーストの匂いがしてきたのかその体勢でこちらをチラチラ見てくる大河は、母親におやつを作ってもらっている子供のようだ。
昨日から一体何度思ったか分からない"可愛い"という言葉をかみ締めながら、直希はフライパンの火を弱めてコーヒー用のカップを出した。
このマグカップも、直希の中では大河専用。彼が触ったものは、誰にも触らせたくないなんて、そんな風に思っていた。特にそれが大河のお気に入りとなれば、容易に友人たちに使われたりしないよう、いつも棚の奥にしまった。
ここまで必死なくせに本当にバカなことをしていたものだと、自分でも呆れてしまう。
でも、
『ええよ、もう。だから、ここでその話は終わりにしような?』
彼が昨日、そう言ってくれたのだから、堂々巡りな後悔はもうやめるべきだと直希は決めた。大河がそれを望んでいないのだから、彼が望むのは正直な直希なのだから。
素直な感情を曝け出すことを、恐れない。
「よし、出来た♪」
コーヒーを淹れている間にこんがり焦げ目がついたことを確認して、直希は火を止めて皿に盛り付けていく。
直希の声を聞きつけて顔をこちらに向けた大河は、そそくさとソファから降りてローテーブルの前に座ってスタンバイをしていて。
―――たまんねぇなぁ、おい……
これだけ無防備でいちいち男心をくすぐってくれて、約25年間よくぞ無事で生きていてくれたとしみじみ思いながら、直希は少し多めに盛った方の皿を大河の前に置いてやった。
「わっ。今日もええ具合に染みとる」
パンの中に染み込む卵液の具合にまた感心して、大河はジッと切り口を眺めている。
「大河、自分で作んないの?料理上手なのに」
「うん、こういうの難しいし。でも好きやから、外ではよく食べるけど」
「そういえば、ホテルの朝食ビュッフェとかでよく食ってるよね」
コーヒーカップを手に戻ってきた直希は、胡坐をかいたまま皿を見つめて"待て"の犬状態になっている大河をまた笑った。
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総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┗ 4幕-27:【仮】
総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
※ごあいさつと注意事項

総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┗ 4幕-27:【仮】
もくじ
【設定・登場人物】

もくじ
【ストーリーリスト】

総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
もくじ
テスト(○×○)【テスト】

総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
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立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
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Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
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最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
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女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
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Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
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- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
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Engagement(直×大)

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アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
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reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
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- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
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極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
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シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
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Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
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その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
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