「その先へ(直×大)【連載中】」
Prologue

Prologue

 ←その先へ~はじめに~ →1-1
【Prologue】

はじまりは突然で、はじまってしまえば、全ては欲望のままに動いた。

『大河、俺じゅうぶん待ったよ。だからもう待たない』
『お前なら、ええよ』

彼が抱えてきた想いを受け止めてあげたくて。
自分もまた、気付いた想いを伝えたくて。
無我夢中で、求め合った。

しかしそれは、その場の勢いといわれればそれまでで。
心と体の不一致なんて、何も考えていなかったのかもしれない。
少なくとも自分は、そんなことないけれど。
彼はそうだったのではないかと―――

彼に触れられなくなって、気が付いた。

でも。
あの言葉さえ聞かなければ、まだ期待を抱いていたかもしれない。
もしくは、そうかもしれないという疑念だけで、ずっと過ごせたかもしれない。


『……もう、無理なんだ』


それを聞いてしまうには、大河にはまだ、心の準備ができていなかった―――

スポンサーサイト


総もくじ 3kaku_s_L.png 優しい嘘(直×大)【完結】
総もくじ 3kaku_s_L.png その先へ(直×大)【連載中】
もくじ  3kaku_s_L.png ※注意事項
総もくじ  3kaku_s_L.png 優しい嘘(直×大)【完結】
総もくじ  3kaku_s_L.png その先へ(直×大)【連載中】
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  • 【その先へ~はじめに~】へ
  • 【1-1】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。
  • 【その先へ~はじめに~】へ
  • 【1-1】へ