「恋人たちのクリスマス(ミックス)」
前編:それまでの一件
恋人たちのクリスマス 前編-2
<(引き続き)Side-Harumi>
俺たちを確認すると、チダちゃんが少しホッとしたように、そして縋るような眼差しを向けてくる。
ああ、こんな顔を他の男にさせたらまず食われるな。栗ちゃんという最高の恋人持ちの俺ですら、ちょっとグッっとくる(←危険な男)。
いや、邪な意味じゃなく、今すぐ抱きしめて安心させてやりたいっていうか。これが俗に言う"男に隠された母性本能"ってやつか?
「フラフラしとるけど、平気か?」
グッときてる俺(←まだ言ってる)を放置し、大河がチダちゃんの肩を優しく叩く。周囲に分からないようにか、飄々とした表情と小声でさりげなく。
しかしチダちゃんは、目頭を抑えっぱなしで。
「なんか、酔ったのかな…」
「いやでも、顔蒼いで」
「うん。なんか、いつもと違うかも…」
「部屋帰ったら?」
「そうしたいんですけど…ね…」
大河の提案に対してそう答えたまま言葉を途切らせたチダちゃんは、俺たちが来たことへの安心感からなのか、声のトーンが一気に弱くなった。
「なんか…」
「ん?」
「う、動けなくて」
「「え?」」
それはまずいやろ、と、俺と大河は同時に眉を潜めて、手にしていた皿を同時にテーブルに置いた。
俺はチダちゃんの肩を抱くようにして、その場にしゃがみ顔を覗き込む。大河もテーブルに片手をついて少し背をかがめた。
「チダちゃん、体調でも悪かったのか?」
周りに怪しまれないように気を遣いつつも、俺の表情や声は自然と硬くなってしまう。
「ん~、どうかな。良くはないんすけど…」
「悪いってこと?」
「ん~~…」
「いまいちって感じか。疲れとるんかな」
それなのに、誠さんといいタクといい陸兄といい、全く気づく気配なしか。陸兄に関しては、チダちゃんが必死で助け求めてたんに。タレントがこんなに弱ってSOS出してるときに、まったくもう。俺の栗ちゃんやったら、出さなくたって気づいてくれるで(←惚気)。
それにこんな無防備な姿、他の連中が先に気づいてたら、どこに連れ込まれたっておかしくないやんか。『具合悪い?そりゃ大変だ。一緒に部屋に』なんて言われて。それでこの子に何かあったらどーすんねんっ。体に力入らないんやから、どーにだってされてしまうでっ!(陸「怖いこと言うんじゃねぇっ」)
なんて、チダちゃんの不憫さにジ~ンとして陸兄の鈍感ぶりにイラだつ忙しい俺を放って、
「部屋で寝た方がええかもな。連れてくよ」
大河が、チダちゃんの背中をさすりながら声をかける。
「でも…」
「大丈夫。ここ、俺が座るから。俺のテーブルは直希に頼んできたし」
そう言いながら大河がクイッと顎を向けた先には、こちらをチラリと見て"大丈夫?"と口ぱくで言ってくれている直希。
ああ、直希。若干ストーカーじみたとこもあるけど、お前はやっぱりええ嫁や。全国の妻の鑑や。
「気づいて訊かれたら言っておくから」
「あ、大河さん、他のみんなには…」
「わかってるって。言わないから。"酔ったみたいやから部屋に連れてった"って言っておく。それやってあながち嘘じゃないやろ?」
「川口さんとか、陸…さんにも」
「アホ。それはそういうわけにもいかないやろ」
「いや、でも…」
「あ~もうわかったわかった。同じように言うとくて」
陸兄に救いを求めてたくせに裏腹なことを言うチダちゃんに眉を下げて笑った大河は、とりあえずこの場を収めようと"はいはい"と背中をさすった。
「とにかく、後のことは任せて。チダちゃんやて帰りたいやろ?」
こういうとき、恐ろしく優しくて頼れるんよな、こいつ。普段の、アホ&ガキ全開の奴と同一人物とは思えん。
「うん、帰りたい」
チダちゃんも、素直に大河に頼っている。
うん、やっぱええ仲間やな、俺ら。
直希、今だけは大河貸してやってな。チダちゃん、具合悪いから。
「とりあえずさ、俺、便所行く感じで廊下出るから。その流れでハルがチダちゃん連れて、反対側から出て来なよ」
「そうやな、そうする。東館ならウチら関係は泊まってへんから、そのまま東館行こうか」
「ああ。…あ、いや、やっぱハル一人で大丈夫か?さすがに俺まで抜けるのまずいかも。3人同時ってのは」
「ああ、そっか、そうやな。うん、大丈夫。じゃあ、大河にこっちは任せてええかな」
「オッケ。直希も事情知っとるから、なんやったら頼むから大丈夫」
これからの作戦を手早く打ち合わせると、大河は何事もなかったかのように自分のテーブルに戻り、直希に軽く何かを告げてから出口へ向かった。
周囲の視線が俺たちに来ないようになのか、なるべく大回りで目立つように歩くと、これまた大きく伸びなんてしながら、ドアに軽く肩をぶつけてウェイターさんに心配されて(これは天然)出ていく。
案の定、互いの話に夢中になっていない面々の視線は大河に向けられている。業界内でも有名な、強烈な個性の持ち主や。単なるちょっと間抜けなその行動がまた絵になっていて、中にはここぞとばかりに席を立つ人間もいた。おかげで直希は心配げに眺めている。
「よし、今やチダちゃん。出よう」
と、体が動かないチダちゃんの脇に手を入れた俺が半ば抱えるようにして立ち上がらせると、さすがに隣の誠さんが気づいた(遅いわつ)。
「あれ?」と声をもらした彼に、食い気味で「連れションしてくる」とだけ答え、「あやしい~」なんて呑気に笑うその笑顔にイラッとしつつも、愛想笑いで返した。
なるべく怪しまれないように、脇に入れていた手を離して、それでも少しでも支えてやりたくてチダちゃんの腕を掴む。
「大丈夫か?歩ける?」
「ん…ありがとうございます」
そんな会話を交わしながら、やっぱり気づかへんタクと陸兄の呑気な横顔をひと睨みして、俺はチダちゃんを連れて無事廊下に出た。
廊下に出ると、すでに大河が回って来てくれていた。
「あっちは喫煙所があって人が居るから、向こう回れ」
東館行かなくても今ならウチの人間は誰も来えへんよ。そう言って大河が、俺たちの背中を押す。
「そしたら、俺は戻るから。頼むな、ハル」
「うん、ありがとう。少し様子見てから戻る。そっち、頼むな」
「おお。じゃあチダちゃん、よく休めよ?」
「うん。ありがとう大河さん」
「おやすみ」
「おやすみなさい」
そして大河は、俺とチダちゃんに手を振ってさっとその場を去っていく。俺は再びチダちゃんを抱え込むような体勢に戻すと、エレベーターホールへ向かった。
だが。
こういうときに限って、エレベーターは行ってしまったあとだったりする。
ついてへんな。
「チダちゃん、吐き気とかはない?」
俺の問いかけに、チダちゃんは言葉を出すことすらしんどそうに無言で首を横に振った。ああホンマ、可哀想に。
エレベーター早く来ないかな。
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ああ、こんな顔を他の男にさせたらまず食われるな。栗ちゃんという最高の恋人持ちの俺ですら、ちょっとグッっとくる(←危険な男)。
いや、邪な意味じゃなく、今すぐ抱きしめて安心させてやりたいっていうか。これが俗に言う"男に隠された母性本能"ってやつか?
「フラフラしとるけど、平気か?」
グッときてる俺(←まだ言ってる)を放置し、大河がチダちゃんの肩を優しく叩く。周囲に分からないようにか、飄々とした表情と小声でさりげなく。
しかしチダちゃんは、目頭を抑えっぱなしで。
「なんか、酔ったのかな…」
「いやでも、顔蒼いで」
「うん。なんか、いつもと違うかも…」
「部屋帰ったら?」
「そうしたいんですけど…ね…」
大河の提案に対してそう答えたまま言葉を途切らせたチダちゃんは、俺たちが来たことへの安心感からなのか、声のトーンが一気に弱くなった。
「なんか…」
「ん?」
「う、動けなくて」
「「え?」」
それはまずいやろ、と、俺と大河は同時に眉を潜めて、手にしていた皿を同時にテーブルに置いた。
俺はチダちゃんの肩を抱くようにして、その場にしゃがみ顔を覗き込む。大河もテーブルに片手をついて少し背をかがめた。
「チダちゃん、体調でも悪かったのか?」
周りに怪しまれないように気を遣いつつも、俺の表情や声は自然と硬くなってしまう。
「ん~、どうかな。良くはないんすけど…」
「悪いってこと?」
「ん~~…」
「いまいちって感じか。疲れとるんかな」
それなのに、誠さんといいタクといい陸兄といい、全く気づく気配なしか。陸兄に関しては、チダちゃんが必死で助け求めてたんに。タレントがこんなに弱ってSOS出してるときに、まったくもう。俺の栗ちゃんやったら、出さなくたって気づいてくれるで(←惚気)。
それにこんな無防備な姿、他の連中が先に気づいてたら、どこに連れ込まれたっておかしくないやんか。『具合悪い?そりゃ大変だ。一緒に部屋に』なんて言われて。それでこの子に何かあったらどーすんねんっ。体に力入らないんやから、どーにだってされてしまうでっ!(陸「怖いこと言うんじゃねぇっ」)
なんて、チダちゃんの不憫さにジ~ンとして陸兄の鈍感ぶりにイラだつ忙しい俺を放って、
「部屋で寝た方がええかもな。連れてくよ」
大河が、チダちゃんの背中をさすりながら声をかける。
「でも…」
「大丈夫。ここ、俺が座るから。俺のテーブルは直希に頼んできたし」
そう言いながら大河がクイッと顎を向けた先には、こちらをチラリと見て"大丈夫?"と口ぱくで言ってくれている直希。
ああ、直希。若干ストーカーじみたとこもあるけど、お前はやっぱりええ嫁や。全国の妻の鑑や。
「気づいて訊かれたら言っておくから」
「あ、大河さん、他のみんなには…」
「わかってるって。言わないから。"酔ったみたいやから部屋に連れてった"って言っておく。それやってあながち嘘じゃないやろ?」
「川口さんとか、陸…さんにも」
「アホ。それはそういうわけにもいかないやろ」
「いや、でも…」
「あ~もうわかったわかった。同じように言うとくて」
陸兄に救いを求めてたくせに裏腹なことを言うチダちゃんに眉を下げて笑った大河は、とりあえずこの場を収めようと"はいはい"と背中をさすった。
「とにかく、後のことは任せて。チダちゃんやて帰りたいやろ?」
こういうとき、恐ろしく優しくて頼れるんよな、こいつ。普段の、アホ&ガキ全開の奴と同一人物とは思えん。
「うん、帰りたい」
チダちゃんも、素直に大河に頼っている。
うん、やっぱええ仲間やな、俺ら。
直希、今だけは大河貸してやってな。チダちゃん、具合悪いから。
「とりあえずさ、俺、便所行く感じで廊下出るから。その流れでハルがチダちゃん連れて、反対側から出て来なよ」
「そうやな、そうする。東館ならウチら関係は泊まってへんから、そのまま東館行こうか」
「ああ。…あ、いや、やっぱハル一人で大丈夫か?さすがに俺まで抜けるのまずいかも。3人同時ってのは」
「ああ、そっか、そうやな。うん、大丈夫。じゃあ、大河にこっちは任せてええかな」
「オッケ。直希も事情知っとるから、なんやったら頼むから大丈夫」
これからの作戦を手早く打ち合わせると、大河は何事もなかったかのように自分のテーブルに戻り、直希に軽く何かを告げてから出口へ向かった。
周囲の視線が俺たちに来ないようになのか、なるべく大回りで目立つように歩くと、これまた大きく伸びなんてしながら、ドアに軽く肩をぶつけてウェイターさんに心配されて(これは天然)出ていく。
案の定、互いの話に夢中になっていない面々の視線は大河に向けられている。業界内でも有名な、強烈な個性の持ち主や。単なるちょっと間抜けなその行動がまた絵になっていて、中にはここぞとばかりに席を立つ人間もいた。おかげで直希は心配げに眺めている。
「よし、今やチダちゃん。出よう」
と、体が動かないチダちゃんの脇に手を入れた俺が半ば抱えるようにして立ち上がらせると、さすがに隣の誠さんが気づいた(遅いわつ)。
「あれ?」と声をもらした彼に、食い気味で「連れションしてくる」とだけ答え、「あやしい~」なんて呑気に笑うその笑顔にイラッとしつつも、愛想笑いで返した。
なるべく怪しまれないように、脇に入れていた手を離して、それでも少しでも支えてやりたくてチダちゃんの腕を掴む。
「大丈夫か?歩ける?」
「ん…ありがとうございます」
そんな会話を交わしながら、やっぱり気づかへんタクと陸兄の呑気な横顔をひと睨みして、俺はチダちゃんを連れて無事廊下に出た。
廊下に出ると、すでに大河が回って来てくれていた。
「あっちは喫煙所があって人が居るから、向こう回れ」
東館行かなくても今ならウチの人間は誰も来えへんよ。そう言って大河が、俺たちの背中を押す。
「そしたら、俺は戻るから。頼むな、ハル」
「うん、ありがとう。少し様子見てから戻る。そっち、頼むな」
「おお。じゃあチダちゃん、よく休めよ?」
「うん。ありがとう大河さん」
「おやすみ」
「おやすみなさい」
そして大河は、俺とチダちゃんに手を振ってさっとその場を去っていく。俺は再びチダちゃんを抱え込むような体勢に戻すと、エレベーターホールへ向かった。
だが。
こういうときに限って、エレベーターは行ってしまったあとだったりする。
ついてへんな。
「チダちゃん、吐き気とかはない?」
俺の問いかけに、チダちゃんは言葉を出すことすらしんどそうに無言で首を横に振った。ああホンマ、可哀想に。
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総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┣ 4幕-27:【準備中】
- ┣ 4幕-28:【仮】
- ┗ 4幕-29:【仮】
総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
※ごあいさつと注意事項

総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┣ 4幕-27:【準備中】
- ┣ 4幕-28:【仮】
- ┗ 4幕-29:【仮】
もくじ
【設定・登場人物】

もくじ
【ストーリーリスト】

総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
もくじ
テスト(○×○)【テスト】

総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
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Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
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Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
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