「最愛2(直×大)」
2:静かな足音
最愛2 2-1
【2:静かな足音】
翌日も、大河の状況は思わしくなかった。
貧血の改善は一切見られず、その日も輸血は行われることになり、
「大河さんよかったね。朝からお見舞い来てくれて」
陸を始め皆仕事の都合で朝は来ることが出来ない中、直希だけが付き添う病室内。黒崎が彼独自の軽い口調でそんな声をかけながら、手際よく処置していく。そして直希と大河両方に軽い説明をすると、黒崎は優しく大河の肩をポンと叩き、看護師らと共に部屋を出て行った。
春の日差しが降り注ぐ、静かな病室。
起き上がろうとしている大河に気付いた直希は、慌ててベッドの端に座って近づいて体を起こしてやると、優しく抱き寄せた。
「横になってれば?」
座っていたら辛いんじゃないかとそう声をかけるが、大河は静かに首を横に振る。
「…ちょっと、背中痛いから」
状況は変わらないが多少会話ができるようになった大河の言葉に、直希も納得して。
「寝てばっかりだったからね。じゃあ、俺に寄りかかっていいよ」
と掴んだ肩に少し力を入れると、その体は何の抵抗もなく直希に凭れた。
そのまま何となく、2人で窓を眺めて。
「「春だな(やな)~」」
2人同時に、そんな言葉が漏れると、
「…以心伝心やな」
少しだけ顔を動かした大河が、直希の服の裾を引っ張りながら、昨日黒崎が言った言葉を使ってそう笑う。それはとても笑顔とはいえない弱々しいものだったが、自分も合わせてやろうと、直希も笑顔を見せた。
しかし、
「せっかく春やのに、こんなとこ居させて悪いな」
ポツリと大河がそんなことを呟いて。
「あんま来なくてええで?」
「え?」
「…俺がこんなんじゃ、直希まで具合悪くなってしまうから」
そんなことまで言うものだから、
「何言ってんの」
直希はさすがにたまらなくなって、お人好しもいい加減にしろとばかりに、更に抱き寄せた。
「大河が心配すぎて、そんな余裕ねぇし」
そして、口元に当たった彼の黒髪にキスを落とす。すると大河も、素直に寄り添ってきた。
そんな風に大河を抱き寄せていれば、
「なんかさ、思い出すね」
ふと、いつかの光景を思い出して、直希は苦笑いで口を開く。
すると、大河が「ん?」と顔を向けてきた。
「3~4年前だったかな。俺、ベロベロに酔っ払って大河んチに押しかけて、超迷惑かけたなって。あのときは、俺が寝れなくて大河に付き合ってもらったじゃん」
「ん?ああ…」
大河も思い出したのか、うっすらと笑みを浮かべた。
あの日、友人を強引に呼び出して無茶な飲み方をして。友人たちに引っ張られるようにしてタクシーに乗せられた直希は、あろうことか、大河のマンションを運転手に告げていた。
「深夜だっていうのに、次の日オフだっていうのに、ひとつも嫌な顔しないで部屋にあげてくれて。俺、あそこまで酔ったら普通記憶なんて飛ぶのに、何故かあの日のことだけは全部覚えてるよ」
「俺も、なんか、心配やったのは覚えてるよ」
「ほら。やっぱいい奴だ、大河は。普通の奴なら怒るから、そこ」
いくら相棒とはいえ、あれは非常識極まりない。怒ってくれていいところなのに、あの日の大河はただただ、心配してくれた。変な酔い方をした自分に、寄り添ってくれた。
「今だから言うけど、あれ、大河の邪魔しようとしたんだ、俺」
「え?」
「あの日俺、誕生日でさ。最後の仕事はPOLYGONの仕事だったし、ついでに誘おうかなって思ってたら、大河はデートだって言って帰っちゃって。みんなに冷やかされてた大河の嬉しそうな顔が、そんなの当たり前の反応なのに、なんか悔しくて。そしたらその後ちょうど友達から連絡来たから気分転換がてら飲みに行ったんだけど、友達がせっかく祝ってくれてるのに、そのことばっか考えてあんな飲み方して」
タクシーに乗った瞬間、大河は今頃彼女と一緒に過ごしているのだろうかと、思ったら。
気が付けば、大河のマンションへと向かっていた。
「行ったところで何ができるわけじゃないだろうし何も考えてなかったけど。
でも実際行ったら大河は一人で。なんか、めっちゃくちゃホッとして。アホだよね。
酔ったついでにキスのひとつでもしちゃおうかとか思ったのに、ホッとした瞬間、超気持ち悪くなってた」
「…ハハ。何や、そうやったんか」
大河が、またフッと笑う。
そう、大河は決してそういった行動を咎めない。理由が分かってよかったと、そうやって笑ってくれる。いつもそうだ。他人のおかしな行動に何か理由がありそうだと感じれば、どんなに自分が巻き込まれようが付き合ってくれる。だからあの日も、彼はひたすら根気強く付き合ってくれた。
『ぎぼぢわりいぃ~~』
『当たり前や。そんなベロベロになっとったら。だから吐け。ええから』
『ヤだ~~』
『ガキかお前』
『だっで大河んヂじゃないが~~』
『お前が来たんやろ。ここトイレやし、気にせんでええから』
『ぜってぇぇヤだっ。ヤだもんっ』
『もん、って…』
「酷かったよね、あれは」
「あんな風に駄々捏ねる成人男性、初めて見たわ」
「俺があんまり聞き分けないからって、最終的に大河、俺の口に指まで突っ込んで吐かせてくれたんだよね」
「めっちゃ抵抗されたけどな」
「だって、好きな人の手ぇ汚すとか、無理でしょ」
こんなに綺麗な手、と、大河の手をとって直希はその指にチュッとキスをする。
トイレで子供のように駄々を捏ねて"気持ち悪い"を繰り返した自分に、袖をまくって迷わず指をつっこんできた大河は男前だったが、誰にでもこんな風に優しいのだろうと思えば、あの頃の自分は勝手にまた落ち込んで。
でも、
『大河、誰にでもごんなごどずんの?』
『は?まさか。トイレには付き合っても、指突っ込むなんて、後にも先にもきっとお前ぐらいや』
『え?』
『お前みたいな聞き分けの悪い奴、周りに居らん』
『ああ…(そういうことかよ)』
どんな理由であれ、自分が彼の特別だったことを意識すれば、また期待が沸き起こって。
『大丈夫か?ホンマにどうしたん?』
そんなことを言いながら、一晩中付き合ってくれた彼が。
翌朝には、自分が寝ている間に二日酔い用のドリンクと朝ごはんを買ってきてくれた彼が。
肩を落として猛反省する自分に、頭をひと撫でして笑って許してくれた彼が。
どうせ自分も予定が無いからと、結局夜まで家に置いてくれて、風呂も貸してくれて洗濯までしてくれた彼が。
前日自分が誕生日だったことをちゃんと分かっていて、自分を送りがてら夕飯を奢ってくれた彼が。
今こうして苦しんでいるのを見て、心配以外に何をするというのだろう。
「あのときの俺みたいなのをね、"一緒に居て具合悪くなる"っていうんだよ」
だから変な心配も気遣いも要らないと、直希は改めて大河を抱き寄せる。
すると大河が、弱々しい力であれどペシッと直希の腿を叩いてきた。
「あれと一緒にすな」
「アハハ。ですよね~」
的確なツッコミを頂いて、いつもどおりの雑談が成立して、大河も笑ってくれて。
自分といつも通りの雑談をすることが、きっと大河にとって一番の安らぎなのだろうと思えば、直希はまた何か自分が一方的に喋っていられるような話題をと考えたのだが、
「……っ…」
大河が、少し辛そうな顔をして凭れてきたので、
「大河、座ってる時は体勢このままでいいからね?こうしてる方が楽でしょ絶対」
直希も雑談をそこで切り、彼の頭を優しく撫でる。
「俺が来てる時はこうしてな。俺、ラジオと番組収録以外はほぼ仕事無いし、毎日来るからさ」
「無理するなよ?兄貴にも、そう言うといてな」
「そのセリフ、俺と陸さんからそっくりそのまま大河に返すよ」
それからしばらく、大河が横になれるまで、2人は頭をくっつけ合って目を瞑っていた。
久しぶりの、こんなに近い気配。
「大丈夫だからね、大河」
「うん」
何の根拠もないその言葉に安心したように少し笑った大河が、直希にはただただ愛しくて、ただただ切なかった。
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翌日も、大河の状況は思わしくなかった。
貧血の改善は一切見られず、その日も輸血は行われることになり、
「大河さんよかったね。朝からお見舞い来てくれて」
陸を始め皆仕事の都合で朝は来ることが出来ない中、直希だけが付き添う病室内。黒崎が彼独自の軽い口調でそんな声をかけながら、手際よく処置していく。そして直希と大河両方に軽い説明をすると、黒崎は優しく大河の肩をポンと叩き、看護師らと共に部屋を出て行った。
春の日差しが降り注ぐ、静かな病室。
起き上がろうとしている大河に気付いた直希は、慌ててベッドの端に座って近づいて体を起こしてやると、優しく抱き寄せた。
「横になってれば?」
座っていたら辛いんじゃないかとそう声をかけるが、大河は静かに首を横に振る。
「…ちょっと、背中痛いから」
状況は変わらないが多少会話ができるようになった大河の言葉に、直希も納得して。
「寝てばっかりだったからね。じゃあ、俺に寄りかかっていいよ」
と掴んだ肩に少し力を入れると、その体は何の抵抗もなく直希に凭れた。
そのまま何となく、2人で窓を眺めて。
「「春だな(やな)~」」
2人同時に、そんな言葉が漏れると、
「…以心伝心やな」
少しだけ顔を動かした大河が、直希の服の裾を引っ張りながら、昨日黒崎が言った言葉を使ってそう笑う。それはとても笑顔とはいえない弱々しいものだったが、自分も合わせてやろうと、直希も笑顔を見せた。
しかし、
「せっかく春やのに、こんなとこ居させて悪いな」
ポツリと大河がそんなことを呟いて。
「あんま来なくてええで?」
「え?」
「…俺がこんなんじゃ、直希まで具合悪くなってしまうから」
そんなことまで言うものだから、
「何言ってんの」
直希はさすがにたまらなくなって、お人好しもいい加減にしろとばかりに、更に抱き寄せた。
「大河が心配すぎて、そんな余裕ねぇし」
そして、口元に当たった彼の黒髪にキスを落とす。すると大河も、素直に寄り添ってきた。
そんな風に大河を抱き寄せていれば、
「なんかさ、思い出すね」
ふと、いつかの光景を思い出して、直希は苦笑いで口を開く。
すると、大河が「ん?」と顔を向けてきた。
「3~4年前だったかな。俺、ベロベロに酔っ払って大河んチに押しかけて、超迷惑かけたなって。あのときは、俺が寝れなくて大河に付き合ってもらったじゃん」
「ん?ああ…」
大河も思い出したのか、うっすらと笑みを浮かべた。
あの日、友人を強引に呼び出して無茶な飲み方をして。友人たちに引っ張られるようにしてタクシーに乗せられた直希は、あろうことか、大河のマンションを運転手に告げていた。
「深夜だっていうのに、次の日オフだっていうのに、ひとつも嫌な顔しないで部屋にあげてくれて。俺、あそこまで酔ったら普通記憶なんて飛ぶのに、何故かあの日のことだけは全部覚えてるよ」
「俺も、なんか、心配やったのは覚えてるよ」
「ほら。やっぱいい奴だ、大河は。普通の奴なら怒るから、そこ」
いくら相棒とはいえ、あれは非常識極まりない。怒ってくれていいところなのに、あの日の大河はただただ、心配してくれた。変な酔い方をした自分に、寄り添ってくれた。
「今だから言うけど、あれ、大河の邪魔しようとしたんだ、俺」
「え?」
「あの日俺、誕生日でさ。最後の仕事はPOLYGONの仕事だったし、ついでに誘おうかなって思ってたら、大河はデートだって言って帰っちゃって。みんなに冷やかされてた大河の嬉しそうな顔が、そんなの当たり前の反応なのに、なんか悔しくて。そしたらその後ちょうど友達から連絡来たから気分転換がてら飲みに行ったんだけど、友達がせっかく祝ってくれてるのに、そのことばっか考えてあんな飲み方して」
タクシーに乗った瞬間、大河は今頃彼女と一緒に過ごしているのだろうかと、思ったら。
気が付けば、大河のマンションへと向かっていた。
「行ったところで何ができるわけじゃないだろうし何も考えてなかったけど。
でも実際行ったら大河は一人で。なんか、めっちゃくちゃホッとして。アホだよね。
酔ったついでにキスのひとつでもしちゃおうかとか思ったのに、ホッとした瞬間、超気持ち悪くなってた」
「…ハハ。何や、そうやったんか」
大河が、またフッと笑う。
そう、大河は決してそういった行動を咎めない。理由が分かってよかったと、そうやって笑ってくれる。いつもそうだ。他人のおかしな行動に何か理由がありそうだと感じれば、どんなに自分が巻き込まれようが付き合ってくれる。だからあの日も、彼はひたすら根気強く付き合ってくれた。
『ぎぼぢわりいぃ~~』
『当たり前や。そんなベロベロになっとったら。だから吐け。ええから』
『ヤだ~~』
『ガキかお前』
『だっで大河んヂじゃないが~~』
『お前が来たんやろ。ここトイレやし、気にせんでええから』
『ぜってぇぇヤだっ。ヤだもんっ』
『もん、って…』
「酷かったよね、あれは」
「あんな風に駄々捏ねる成人男性、初めて見たわ」
「俺があんまり聞き分けないからって、最終的に大河、俺の口に指まで突っ込んで吐かせてくれたんだよね」
「めっちゃ抵抗されたけどな」
「だって、好きな人の手ぇ汚すとか、無理でしょ」
こんなに綺麗な手、と、大河の手をとって直希はその指にチュッとキスをする。
トイレで子供のように駄々を捏ねて"気持ち悪い"を繰り返した自分に、袖をまくって迷わず指をつっこんできた大河は男前だったが、誰にでもこんな風に優しいのだろうと思えば、あの頃の自分は勝手にまた落ち込んで。
でも、
『大河、誰にでもごんなごどずんの?』
『は?まさか。トイレには付き合っても、指突っ込むなんて、後にも先にもきっとお前ぐらいや』
『え?』
『お前みたいな聞き分けの悪い奴、周りに居らん』
『ああ…(そういうことかよ)』
どんな理由であれ、自分が彼の特別だったことを意識すれば、また期待が沸き起こって。
『大丈夫か?ホンマにどうしたん?』
そんなことを言いながら、一晩中付き合ってくれた彼が。
翌朝には、自分が寝ている間に二日酔い用のドリンクと朝ごはんを買ってきてくれた彼が。
肩を落として猛反省する自分に、頭をひと撫でして笑って許してくれた彼が。
どうせ自分も予定が無いからと、結局夜まで家に置いてくれて、風呂も貸してくれて洗濯までしてくれた彼が。
前日自分が誕生日だったことをちゃんと分かっていて、自分を送りがてら夕飯を奢ってくれた彼が。
今こうして苦しんでいるのを見て、心配以外に何をするというのだろう。
「あのときの俺みたいなのをね、"一緒に居て具合悪くなる"っていうんだよ」
だから変な心配も気遣いも要らないと、直希は改めて大河を抱き寄せる。
すると大河が、弱々しい力であれどペシッと直希の腿を叩いてきた。
「あれと一緒にすな」
「アハハ。ですよね~」
的確なツッコミを頂いて、いつもどおりの雑談が成立して、大河も笑ってくれて。
自分といつも通りの雑談をすることが、きっと大河にとって一番の安らぎなのだろうと思えば、直希はまた何か自分が一方的に喋っていられるような話題をと考えたのだが、
「……っ…」
大河が、少し辛そうな顔をして凭れてきたので、
「大河、座ってる時は体勢このままでいいからね?こうしてる方が楽でしょ絶対」
直希も雑談をそこで切り、彼の頭を優しく撫でる。
「俺が来てる時はこうしてな。俺、ラジオと番組収録以外はほぼ仕事無いし、毎日来るからさ」
「無理するなよ?兄貴にも、そう言うといてな」
「そのセリフ、俺と陸さんからそっくりそのまま大河に返すよ」
それからしばらく、大河が横になれるまで、2人は頭をくっつけ合って目を瞑っていた。
久しぶりの、こんなに近い気配。
「大丈夫だからね、大河」
「うん」
何の根拠もないその言葉に安心したように少し笑った大河が、直希にはただただ愛しくて、ただただ切なかった。
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総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┗ 4幕-27:【仮】
総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
※ごあいさつと注意事項

総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┗ 4幕-27:【仮】
もくじ
【設定・登場人物】

もくじ
【ストーリーリスト】

総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
もくじ
テスト(○×○)【テスト】

総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
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