「最愛2(直×大)」
2:静かな足音
最愛2 2-3
拓郎たちが来ている間に、直希は千田と共に昼食がてら大河の飲み物を買いに出た。
「そうだ鈴野、さっき陸さんとか実さんたちにも話したんだけど」
エレベーター待ち中、千田が不意にそう口を開く。
ん?と隣を見遣ってきた直希に、
「事務所への連絡係、俺が代わるよ」
そう告げた。
「え?」
「俺と陸さんのことはみんな知ってるから、俺が鈴野みたいに大河さんとこに出入りしてるのもみんな分かってるし。だから、俺が仲介役やっても問題ないと思うんだ。鈴野や陸さんはもちろん、実さんだってタクさんだって、こういうの話すの辛いだろうって思って」
「千田?でも…」
「大丈夫だよ。何か用があれば俺に連絡してくるようにみんなに言っておく。見舞いを断ったり話せない内容を断ることぐらい、やるよ。気にしないでいい。ハルさんへの連絡も、俺がやることにした。高さんにも俺が連絡する。そうすればきっと、岡さんとか社長にも連絡行くだろうし。
だから鈴野も気にせずに、大河さんのことだけ考えて傍に居てやってよ」
千田の芯のしっかりした性格は、やっぱりこの状況でも大いに発揮されて。黒目がちの懐っこい顔立ちが、こういう時にはやけに頼もしく見えるから、
「うん。じゃあ頼むよ」
ありがとうという気持ちを込めて、直希は頷きながら微笑んだ。
「ていうか、昼メシちょっとだけ食ってから倒れるって、大河さんらしくない?」
「言えてる。ちゃんと自分の好物に箸つけてからって、なぁ?」
「昨日の夜、鈴野が歯磨きしてやったんだって?」
「うん。でも、実が下の売店で買ってきた歯ブラシ、赤ん坊用の方でさ。結局買いなおしに行ったんだよ、俺」
「あははっ」
いつの間にかいつもの調子が戻って受け答えしてくる直希に、千田は合わせてやりながら笑う。どんな状況でもマヌケなエピソードにしてしまう大河と、そこに拍車をかけた実の天然に笑っている直希は、少しリラックスしているようにも見えて。
それを確認した千田は、
「ねえ鈴野。昼メシ、ラーメン食いに行かない?」
そう誘った。
「この近くに出来たんだ。歩いてすぐのとこ。美味いよ。大河さんも気になってたみたいだし、こんど連れて行ってあげなよ」
当たり前のように、その名前を出してきて。そんな千田の態度は、腫れ物に触るように接してくるわけではなく、敢えていつもどおり。
そしてそれが、直希にはありがたかったし、何だか心強かった。
だから自分も、笑顔でそれに乗ることにした。
「よし、行くか。おごってやるよ」
「え、マジ?俺、大盛りで半チャー付けるよ?」
「おう。俺もそれでいくわ。
ところでダーチー、そろそろ俺のことも名前で呼んでくれない?」
「へ?鈴野だって俺のこと苗字で呼ぶじゃん」
「千田は誰からも"千田"だろ?俺は名前で呼ばれてるのに千田だけ"鈴野"って。何か壁があるじゃん。それに俺ら、他人じゃねぇんだし」
「他人でしょ」
「寂しいこと言うね」
「ハハッ、冗談だよ」
クセモノ兄弟の恋人同士、仲良くやれそうだ。
しかし一方で。
大河の容体は、一向に回復の兆しは見えなかった。
黒崎も大河の前では表情を変えなかったが、陸や海斗を呼び出して説明をしているときは、終始固い表情をしていた。
「大河、背中痛くない?少し起きる?」
「うん、そうやな」
「じゃ、ついでに少し水分も摂ろうか」
拓郎と実はとっくに仕事に戻り、千田も戻り、海斗と陸が食事へ向かった夜。再び2人きりになった病室内で、直希が大河に手を貸して起こしてやり水を飲ませると、
「ありがとう直希」
さすがに冗談を言う気力も失った大河が、それでも笑顔を作りながらそう言って。
「少し、寄りかからせて」
「うん、もちろん」
ただ静かに頼ってくる。
八つ当たりも弱音を吐くことも、大河本人が懸念していたようなことは一切せずに。
「このまま、ちょっとだけ寝てもええか?」
「いいよ。たくさん寝な」
「ん……」
彼の目の前に居るのに苦痛を和らげてやれない自分が歯がゆいが、こうして求められていることが、直希にとっては唯一の救いだった。
それから陸と海斗が戻り、交代で直希が夕飯を摂りに行った。もちろん直希には食事なんて摂る気分ではとてもなかったが、それは陸と海斗だって同じことだからと、自分が倒れるわけにはいかないのだからと言い聞かせて、売店で買った味気のない食事を口にした。
そしてまた3人で大河を見守りながら、大河を落ち着かせるためにも何て事のない雑談を3人で交わす。大河も、答える元気は無さそうだが時折耳は傾けているようで、バカらしい会話に笑みを見せることもあった。
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「そうだ鈴野、さっき陸さんとか実さんたちにも話したんだけど」
エレベーター待ち中、千田が不意にそう口を開く。
ん?と隣を見遣ってきた直希に、
「事務所への連絡係、俺が代わるよ」
そう告げた。
「え?」
「俺と陸さんのことはみんな知ってるから、俺が鈴野みたいに大河さんとこに出入りしてるのもみんな分かってるし。だから、俺が仲介役やっても問題ないと思うんだ。鈴野や陸さんはもちろん、実さんだってタクさんだって、こういうの話すの辛いだろうって思って」
「千田?でも…」
「大丈夫だよ。何か用があれば俺に連絡してくるようにみんなに言っておく。見舞いを断ったり話せない内容を断ることぐらい、やるよ。気にしないでいい。ハルさんへの連絡も、俺がやることにした。高さんにも俺が連絡する。そうすればきっと、岡さんとか社長にも連絡行くだろうし。
だから鈴野も気にせずに、大河さんのことだけ考えて傍に居てやってよ」
千田の芯のしっかりした性格は、やっぱりこの状況でも大いに発揮されて。黒目がちの懐っこい顔立ちが、こういう時にはやけに頼もしく見えるから、
「うん。じゃあ頼むよ」
ありがとうという気持ちを込めて、直希は頷きながら微笑んだ。
「ていうか、昼メシちょっとだけ食ってから倒れるって、大河さんらしくない?」
「言えてる。ちゃんと自分の好物に箸つけてからって、なぁ?」
「昨日の夜、鈴野が歯磨きしてやったんだって?」
「うん。でも、実が下の売店で買ってきた歯ブラシ、赤ん坊用の方でさ。結局買いなおしに行ったんだよ、俺」
「あははっ」
いつの間にかいつもの調子が戻って受け答えしてくる直希に、千田は合わせてやりながら笑う。どんな状況でもマヌケなエピソードにしてしまう大河と、そこに拍車をかけた実の天然に笑っている直希は、少しリラックスしているようにも見えて。
それを確認した千田は、
「ねえ鈴野。昼メシ、ラーメン食いに行かない?」
そう誘った。
「この近くに出来たんだ。歩いてすぐのとこ。美味いよ。大河さんも気になってたみたいだし、こんど連れて行ってあげなよ」
当たり前のように、その名前を出してきて。そんな千田の態度は、腫れ物に触るように接してくるわけではなく、敢えていつもどおり。
そしてそれが、直希にはありがたかったし、何だか心強かった。
だから自分も、笑顔でそれに乗ることにした。
「よし、行くか。おごってやるよ」
「え、マジ?俺、大盛りで半チャー付けるよ?」
「おう。俺もそれでいくわ。
ところでダーチー、そろそろ俺のことも名前で呼んでくれない?」
「へ?鈴野だって俺のこと苗字で呼ぶじゃん」
「千田は誰からも"千田"だろ?俺は名前で呼ばれてるのに千田だけ"鈴野"って。何か壁があるじゃん。それに俺ら、他人じゃねぇんだし」
「他人でしょ」
「寂しいこと言うね」
「ハハッ、冗談だよ」
クセモノ兄弟の恋人同士、仲良くやれそうだ。
しかし一方で。
大河の容体は、一向に回復の兆しは見えなかった。
黒崎も大河の前では表情を変えなかったが、陸や海斗を呼び出して説明をしているときは、終始固い表情をしていた。
「大河、背中痛くない?少し起きる?」
「うん、そうやな」
「じゃ、ついでに少し水分も摂ろうか」
拓郎と実はとっくに仕事に戻り、千田も戻り、海斗と陸が食事へ向かった夜。再び2人きりになった病室内で、直希が大河に手を貸して起こしてやり水を飲ませると、
「ありがとう直希」
さすがに冗談を言う気力も失った大河が、それでも笑顔を作りながらそう言って。
「少し、寄りかからせて」
「うん、もちろん」
ただ静かに頼ってくる。
八つ当たりも弱音を吐くことも、大河本人が懸念していたようなことは一切せずに。
「このまま、ちょっとだけ寝てもええか?」
「いいよ。たくさん寝な」
「ん……」
彼の目の前に居るのに苦痛を和らげてやれない自分が歯がゆいが、こうして求められていることが、直希にとっては唯一の救いだった。
それから陸と海斗が戻り、交代で直希が夕飯を摂りに行った。もちろん直希には食事なんて摂る気分ではとてもなかったが、それは陸と海斗だって同じことだからと、自分が倒れるわけにはいかないのだからと言い聞かせて、売店で買った味気のない食事を口にした。
そしてまた3人で大河を見守りながら、大河を落ち着かせるためにも何て事のない雑談を3人で交わす。大河も、答える元気は無さそうだが時折耳は傾けているようで、バカらしい会話に笑みを見せることもあった。
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総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┣ 4幕-27:【準備中】
- ┣ 4幕-28:【仮】
- ┗ 4幕-29:【仮】
総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
※ごあいさつと注意事項

総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┣ 4幕-27:【準備中】
- ┣ 4幕-28:【仮】
- ┗ 4幕-29:【仮】
もくじ
【設定・登場人物】

もくじ
【ストーリーリスト】

総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
もくじ
テスト(○×○)【テスト】

総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
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