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「悪魔たちの狂想曲(直×大)」
後編:可愛い悪魔と公認の悪魔

悪魔たちの狂想曲 後編-3 ※R-18

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*こちらはR-18ページです。
*ご理解ある方のみお進み下さい。





手早くシャワーで体を洗い合い、久々の情事のせいか今更になって若干緊張の色を見せる大河をまた笑ってから、直希は足早に寝室へと連れ込んだ。
お互い身に付けていたタオルを取り去って、肌と肌を重ね合わせる。湯冷めしたのか元々体温が低いせいなのか、大河の体はすでに少しひんやりとしていて、

「直希……あったかい…」

背中に腕を回してきた大河が、目を閉じ、直希の耳元でホッと息をつく。その囁きだけで、直希の体は熱くなって。

「大河だって、ホラここ、すっげー熱くなってんじゃん……」

熱を放ち、先走りの蜜を流す彼の中心に触れる。そうすれば、ビクンっと大河の体が震えた。

「もっと熱くしてあげるよ…」

チュッとその頬にキスをして、直希は、鎖骨のラインに沿って舌を下降させていく。胸元で光る揃いのリングに口づけてから、胸の先端を口に含んだ。
ころころと舌で転がし、時には甘噛みして。片方の先端は手で軽くつまんだり引っ掻いたりしながら、もう片方の手では大河の自身を刺激していく。

「ん…あっ……っっ」

大河が追い詰められていけばいくほど、ますます熱くなっていく2人の体。

「あっ…なおき……っ」
「…好きだよ。もっと声聴かせて」

囁きながらそっと大河の後ろに手を這わせ、後ろの入口に軽く触れれば、そこはすぐに直希の指を思い出してヒクヒクと動き出す。早く入ってこい、とでもいうように。
だから直希はそれに応えるように、大河の先端から溢れ出た蜜を指で掬うと、後ろの入口に塗りつけた。

「力、抜いて」

胸元を弄っていた手を離して大河の髪を撫で、優しくあやすように言ってやる。入口にあてた中指にはまだ力を入れず、軽くノックしてやるようにして誘えば、その侵入を期待するかのように大河のそこがまたピクリとヒクついた。
久しぶりだし体もまだ慣れていないだろうから、今日は極力ゆっくり……そうは思っていても、いちいち色っぽい反応をしてくれる大河に、直希は暴走寸前だ。

「ぁん…」

掠れるような声が漏れてしまえばもう、たまらない。暴走する前に挿れてしまった方がよさそうだと直希は判断し、大河を気遣うためとはいえ下手なフェイントはせずに、気遣うためのフェイントが裏目に出てしまう前に、彼のナカへ中指を埋め込んでいった。
記憶よりもきつく締まっているそこだが、たとえどんなに久しぶりでも、それが直希であると思い出した瞬間に侵入を許し、呑み込んでくれる。指の根元まで入れてしまえば、一番熱を持ったそこは、直希の指に吸い付いてきて離さない。

「んんっ……あぁ…っ」
「大河……」

優しく名前を呼んで中に入れた指で円を描くように刺激してやると、大河の体が一気に熱くなる。直希が指を増やし抜き差しを繰り返せば、大河のナカも一層収縮が強くなり、次の刺激を求めて直希を締め付けてきた。

「なお…きっ、もう…っ」
「挿れていい?」
「ん…きて…っ」

目を潤ませて誘う大河が、直希の自身を軽くつかんでくる。これが欲しい―――と。

「こら、煽るなよ」

いったいどこでそんな誘い方を覚えてくるのだと、要らぬ心配が沸き起こりそうになるほどの色気に直希は苦笑いをした。
大河のことだからどうせ自覚は無いだろうし、今後また同じ誘い方をしてくれるかといえば、それは怪しいものだ。さんざん淫らな言動をしでかしても、次のときには処女みたいにいちいち何でも恥ずかしがったりするような、パターンに法則性が無いのが大河なのだから。
だから、こんな大胆な誘いをしてくれる貴重な大河はいつ見られるかわからないからと、直希はそのおねだりを噛みしめてから、自分の自身を掴んでくる大河の手を離してやった。

「痛かったら言ってね?」

中に入れた指を抜いて、大きく張り詰めて脈打っている自身をあてがう。
ゆっくりと腰を沈めていけば、十分に慣らされたそこは久しぶりだけに多少時間はかかったものの、しっかりと直希を受け入れてくれた。

「んっ…入ったよ全部。大河大丈夫?」
「あ…っ、うん」

3か月半ぶりの圧迫感に苦し気に眉を寄せた大河が、それでも頬を紅潮させながら小刻みに頷いて、直希の熱を馴染ませようと呼吸を整えている。電気は消してカーテンを閉めていても、まだ早い時間帯のせいか、その表情は直希にもしっかり確認できて。

「その顔久しぶり。やっぱたまんない」

頬に額に瞼に、隈なくキスを落として囁けば、恥ずかしさからなのか大河がぎゅうぎゅうとしがみついてくるから、直希はその体を抱きとめながら思わず笑った。
危ういほどに細い、その体。出逢った頃は大して差はなかったはずなのに、と直希は思う。あの頃から比べると自分はそれなりに逞しくなって、逆に大河はどんどん華奢になっていって。気が付けば、こんなに差ができてしまった。こんなに大河は小さくなってしまった。
そんな、ちょっと目を離している隙にどこかへ飛ばされてしまいそうな大河が、それでもこうして自分に捕まっていてくれることを、触れ合う素肌の感触と温もりが教えてくれる。
しかし欲張りな自分はそれだけじゃまだ満たされないからと、直希は少しだけ腰を引いてから、大河の一番深いところを目指して突いた。

「や…っ…あ…っ…!!」

背中に回した大河の腕が強く直希を抱きしめ、ナカはきつく締め上げてくる。抱きしめ返す代わりに直希は、スピードを速めていった。
限界は意外と早く訪れて、2人でそれを確かめ合うと同時に、直希は彼から自身を引き抜こうとした。復帰1発目にして中で出すのはさすがにまずいだろうと。
しかし、

「ま、待ってなおき…」

直希の意に反し、大河がしがみついてきて。

「大河?」
「ええから、このままで」
「へ?」
「俺は大丈夫やから」

離れるなと、首をブンブンと左右に振ってくる。

「で、でも…」

大河のお誘いはありがたいが彼の体を思えば直希には"ラッキー♪"と乗ることはできず、躊躇してしまう。
すると大河が、潤んだ目でキッと睨みつけるようにして、

「だいたい…きょ…今日は、トクベツなんやろ?」

怒っているというよりは照れ隠しのその視線とぶっきらぼうな口調をぶつけてくる。

「…お、まえ…言うたやろ、この前」
「ん?」
「あ、あああ愛…を、たた、確かめ合う日、やって…」
「え……」
「毎年…、強くなっとるって確かめ合う日やって…」

今日という記念日を楽しみにしていた直希が、数日前からずっと連呼していたそれを、大河が口にした。
大河が命の危険を乗り越え、こうして2度めの記念日を迎えることができる。そしてこれからも、何があっても乗り越えて、記念日には互いの想いがさらに深く強くなっていることを確かめ合おうと、直希は確かに大河にそんな話をしていたのだ。

「それに、俺が誰のモンか、教えてやる言うたやろ。ついでに俺にも教えろって、言うたはずや」
「大河…」
「だから、全部俺の中に出せよ」

真っ赤な顔をしながら、そんな挑発。
かと思えば……

「直希……?」

一転して、頼りない声で見上げてくる。
キョトンとした直希に不安になったのか、声が小さくなって顔色まで変わってくる大河に、

「いいよ、教えてあげる」

直希はギュッと抱きしめてから、深く唇を重ねた。ついでに彼のナカの奥深くを突いてやれば、大河が喉を反らして声を上げた。

「俺は大河からぜったい離れないし、大河は俺から一生逃げられないって」
「あ、なお…」
「オフィシャル・ストーカー舐めんなよ」
「は?何そ…あぁっ!」

挑発されたからには受けて立ってやろうではないかと、大河の反論を遮るように、直希は再び動き出し、何度も奥を貫く。
すでに限界間近まできていた2人は、そのまま一気に昇りつめて―――

「……あ―――っっ」
「くっ……ぁっ」

そして、同時に果てた。

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