「★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】」
2幕-11:ギター弾きとライオン
PERFECT BLUE 11-07
富永は3曲目を弾き終わったところで、帰る準備を始めた。谷原は帰って来なさそうだし、そろそろ帰るかと思ったのだ。
すると、教室のドアがガラリと開く。
「あ、部活終わった……?」
谷原が来たのかと思い振り向くと、そこに居たのは皆藤だった。
「…あ、皆藤くん。今帰り?」
何気なく声をかけてみるが、皆藤は無言で富永の方へ歩いてくる。
―――何だろう?
首を傾げていると、皆藤は富永のギターケースにチャリンと何かを入れた。
よく見れば、それは1枚の500円玉。
「…え?」
行動が読めず、富永は目をまん丸に見開いて皆藤を見る。
しかし皆藤はそれに対する説明は何もないまま、机に置いてあるバッグを取ると、無言で教室を出て行った。
『廊下に、お前のギャラリーが居る』
富永はふと、先ほどの木下の言葉を思い出す。
「もしかして、ギャラリーって……」
ハッとして、富永は机からピョンと飛び降り、廊下に出た。
やはりそこには、誰も居ない。見えるのは、廊下を歩いていく皆藤の後ろ姿だけ。
「皆藤くんだったんだ…」
呟いて、何となくその姿を見送った。
皆藤を見送ってから教室に戻り、ギターケースの中に入っている500円玉を目の前にかざした。
彼は、自分の弾くギターを気に入ってくれたのだろうか。
確かなことは、ずっと聴いていてくれたこと。いつからなのかは知らないが、少なくとも木下が来るより前から、ずっと。
富永の心に、温かい何かが沸いてきた。
あえて名付けるならば、"嬉しい"という感情―――
「あ、トミーじゃん。まだ残ってたの?」
部活終わりの谷原が戻ってきて、近づいて来る。
しかし富永は、500円玉を見つめたままジッとしている。
「トミー?」
もう一度声をかけると、富永も谷原に気付いて顔を向けた。
「なあ、谷原」
「ん?」
「俺もうちょっと、頑張ってみようかな」
「……え?」
「俺のギターを、聴いてくれる人がいるんだ……」
呟いた富永の顔は、晴れやかだった。
「あ、お前まだ残ってたの?」
皆藤が校舎を出ると、同時に声をかけられた。声でわかる。宇賀だ。
「俺、さっきまで面接でさぁ~」
言いながら近寄って来た宇賀が、一瞬少し驚いたように、しかしすぐに笑顔になると皆藤の顔を覗き込んでくる。
「その顔、どうしたの」
「…何が」
「優しいよ」
いいことあった?宇賀はそう訊ねてくる。
彼の言葉で気付いた皆藤は、表情をサッと戻した。
「お前に会えてすんげぇ嬉しいよ」
無感情で言葉を吐きながら、さっさと歩き出す。
「ホント?うっれし~~」
交わされていることはわかっている宇賀だが、敢えて合わせて笑ってやりながらそれ以上は特に掘り下げることなく、皆藤と一緒に歩き出した。今日はバイクで来ている皆藤とは一緒に帰れないが、この表情を見れたのでとりあえず良しとしようと思った。
「先生っ」
翌朝。ホームルームを終えて諏訪が教室を出ると、すぐに富永が追いかけてきた。
「どうした?」
ニコニコと笑顔を向けてくる彼に首を傾げながら、しかしつられて笑顔になりながら、諏訪が富永と向き合う。
「俺さ、やっぱ諦めないよ」
この間とは打って変わって明るい笑顔をしている富永は、元気にそう宣言した。
「え?」
「先生の言うとおり、まだ諦めるのは早いよね。大学行くかどうかは別として、いずれにしても音楽は続ける。出来るところまで頑張ってみる」
強い意志をこめた瞳で、富永は笑った。
諏訪にも、笑顔がこぼれる。そして、グリグリと富永の頭を撫でた。
「いいじゃん。俺も応援する」
「うん」
「今度、俺にもちゃんと聴かせてくれよな」
「いいけど、500円ね」
「は?」
「俺の演奏料は、一律500円って決まってるから」
ポンッと諏訪の肩に手を置いて、富永が自慢気に答える。
諏訪は「え~」と呆れたように笑った。
「いつ誰がそんなの決めたんだよ」
「昨日、俺が」
ニッコリ笑い、「じゃあね」と富永は満足そうに教室に戻って行った。
自分の道をきちんと見つめた富永の足取りはとても軽やかで、輝いて見える。
「500円玉、貯めておかないとな…」
呟いてフッと笑うと、諏訪は職員室へと戻って行った。
教室に戻った富永は、後ろの席の木下と目が合った。
「昨日のギャラリー、誰か分かった?」
楽しげに、木下が話しかけてくる。
「うん、金くれた」
富永は、小さなコインケースに1枚だけ入っている500円玉を手にとり、木下に見せる。すると、木下がアハっと笑った。
「タダ聴きしたら悪いと思ったのかもな」
「どうだろう」
「でも、それだけトミーのギターが良いと思ったんじゃね?」
優しい"王子スマイル"で笑いかけてやると、富永も嬉しそうに笑う。
「だから俺も、頑張ってみようかと思って」
夢が叶うかどうかは別としてね。そう言って、富永はギターの楽譜をヒラヒラと見せる。木下は安心したように、大きく頷いた。そして2人は、窓際の皆藤へと視線を向けた。
皆藤は、相変わらず無表情で窓の外を眺めている。いつもの彼だ。彼の些細な行動に富永が救われたことなど、全く分かっていないのだろう。
2人の視線を感じたのか、皆藤が少しだけ顔を向けてきた。
"何見てんだよ"
視線が、そう言っている。そしてすぐに、窓に顔を戻してしまった。
そんな、あまりの"らしさ"に、2人は顔を見合わせて同時に小さく笑い合った。
そこに居るのはいつもの皆藤だったのだが、富永は、少しだけ彼を近くに感じた。昨日のことはきっと一生忘れられないだろうと、そんな確信も沸いてくる。
―――ありがとう、皆藤くん
握り締めた500円玉が、御守りのように感じられた。
【第12章へ進む】
ギター弾き少年・富永のお話でした。
ずっと応援し続け心配してくれている谷原の方が私は偉いと思いますが、スランプ中の富永を奮い立たせたのは、印象的な行動をとった皆藤ということで。ごめんね谷原。
この章で個人的に気に入っているのは、序盤の、職員会議の回想シーン。町田と串崎の“援護射撃”です。
実際には先輩教師相手にここまで言える若手っていないかもしれませんが、生徒たちの兄貴的存在である2人には、無鉄砲な新人(諏訪)の味方である2人には、こうであって欲しいなと。
諏訪と皆藤の距離感も、着実に近くなってきていますかね。少なくとも、2人に会話が増えました。
真鍋と浜島、相変わらず険悪ですが、皆藤の浜島への態度が気になって仕方ない様子の真鍋。
そして木下がもう、どんどん普通になってますねw 不良の“ふ”の字も見えなくなりつつあります。真の王子街道まっしぐらってところでしょうか。
…とはいえ、その木下、石原に対する感情に何やら変化が訪れているようです。王子の心がざわついてますよ~。
そんなこんなで、DOQの人間にも、何やら波風が立ち始めているようです。
唯一変わらないのが桜沢。コイツ出てくるとホッとしますw
さて。次章も、F組の生徒がメインです。アイツとアイツです。
次回第12章は9/3(木) 6時からスタート予定です。
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すると、教室のドアがガラリと開く。
「あ、部活終わった……?」
谷原が来たのかと思い振り向くと、そこに居たのは皆藤だった。
「…あ、皆藤くん。今帰り?」
何気なく声をかけてみるが、皆藤は無言で富永の方へ歩いてくる。
―――何だろう?
首を傾げていると、皆藤は富永のギターケースにチャリンと何かを入れた。
よく見れば、それは1枚の500円玉。
「…え?」
行動が読めず、富永は目をまん丸に見開いて皆藤を見る。
しかし皆藤はそれに対する説明は何もないまま、机に置いてあるバッグを取ると、無言で教室を出て行った。
『廊下に、お前のギャラリーが居る』
富永はふと、先ほどの木下の言葉を思い出す。
「もしかして、ギャラリーって……」
ハッとして、富永は机からピョンと飛び降り、廊下に出た。
やはりそこには、誰も居ない。見えるのは、廊下を歩いていく皆藤の後ろ姿だけ。
「皆藤くんだったんだ…」
呟いて、何となくその姿を見送った。
皆藤を見送ってから教室に戻り、ギターケースの中に入っている500円玉を目の前にかざした。
彼は、自分の弾くギターを気に入ってくれたのだろうか。
確かなことは、ずっと聴いていてくれたこと。いつからなのかは知らないが、少なくとも木下が来るより前から、ずっと。
富永の心に、温かい何かが沸いてきた。
あえて名付けるならば、"嬉しい"という感情―――
「あ、トミーじゃん。まだ残ってたの?」
部活終わりの谷原が戻ってきて、近づいて来る。
しかし富永は、500円玉を見つめたままジッとしている。
「トミー?」
もう一度声をかけると、富永も谷原に気付いて顔を向けた。
「なあ、谷原」
「ん?」
「俺もうちょっと、頑張ってみようかな」
「……え?」
「俺のギターを、聴いてくれる人がいるんだ……」
呟いた富永の顔は、晴れやかだった。
「あ、お前まだ残ってたの?」
皆藤が校舎を出ると、同時に声をかけられた。声でわかる。宇賀だ。
「俺、さっきまで面接でさぁ~」
言いながら近寄って来た宇賀が、一瞬少し驚いたように、しかしすぐに笑顔になると皆藤の顔を覗き込んでくる。
「その顔、どうしたの」
「…何が」
「優しいよ」
いいことあった?宇賀はそう訊ねてくる。
彼の言葉で気付いた皆藤は、表情をサッと戻した。
「お前に会えてすんげぇ嬉しいよ」
無感情で言葉を吐きながら、さっさと歩き出す。
「ホント?うっれし~~」
交わされていることはわかっている宇賀だが、敢えて合わせて笑ってやりながらそれ以上は特に掘り下げることなく、皆藤と一緒に歩き出した。今日はバイクで来ている皆藤とは一緒に帰れないが、この表情を見れたのでとりあえず良しとしようと思った。
「先生っ」
翌朝。ホームルームを終えて諏訪が教室を出ると、すぐに富永が追いかけてきた。
「どうした?」
ニコニコと笑顔を向けてくる彼に首を傾げながら、しかしつられて笑顔になりながら、諏訪が富永と向き合う。
「俺さ、やっぱ諦めないよ」
この間とは打って変わって明るい笑顔をしている富永は、元気にそう宣言した。
「え?」
「先生の言うとおり、まだ諦めるのは早いよね。大学行くかどうかは別として、いずれにしても音楽は続ける。出来るところまで頑張ってみる」
強い意志をこめた瞳で、富永は笑った。
諏訪にも、笑顔がこぼれる。そして、グリグリと富永の頭を撫でた。
「いいじゃん。俺も応援する」
「うん」
「今度、俺にもちゃんと聴かせてくれよな」
「いいけど、500円ね」
「は?」
「俺の演奏料は、一律500円って決まってるから」
ポンッと諏訪の肩に手を置いて、富永が自慢気に答える。
諏訪は「え~」と呆れたように笑った。
「いつ誰がそんなの決めたんだよ」
「昨日、俺が」
ニッコリ笑い、「じゃあね」と富永は満足そうに教室に戻って行った。
自分の道をきちんと見つめた富永の足取りはとても軽やかで、輝いて見える。
「500円玉、貯めておかないとな…」
呟いてフッと笑うと、諏訪は職員室へと戻って行った。
教室に戻った富永は、後ろの席の木下と目が合った。
「昨日のギャラリー、誰か分かった?」
楽しげに、木下が話しかけてくる。
「うん、金くれた」
富永は、小さなコインケースに1枚だけ入っている500円玉を手にとり、木下に見せる。すると、木下がアハっと笑った。
「タダ聴きしたら悪いと思ったのかもな」
「どうだろう」
「でも、それだけトミーのギターが良いと思ったんじゃね?」
優しい"王子スマイル"で笑いかけてやると、富永も嬉しそうに笑う。
「だから俺も、頑張ってみようかと思って」
夢が叶うかどうかは別としてね。そう言って、富永はギターの楽譜をヒラヒラと見せる。木下は安心したように、大きく頷いた。そして2人は、窓際の皆藤へと視線を向けた。
皆藤は、相変わらず無表情で窓の外を眺めている。いつもの彼だ。彼の些細な行動に富永が救われたことなど、全く分かっていないのだろう。
2人の視線を感じたのか、皆藤が少しだけ顔を向けてきた。
"何見てんだよ"
視線が、そう言っている。そしてすぐに、窓に顔を戻してしまった。
そんな、あまりの"らしさ"に、2人は顔を見合わせて同時に小さく笑い合った。
そこに居るのはいつもの皆藤だったのだが、富永は、少しだけ彼を近くに感じた。昨日のことはきっと一生忘れられないだろうと、そんな確信も沸いてくる。
―――ありがとう、皆藤くん
握り締めた500円玉が、御守りのように感じられた。
【第12章へ進む】
ギター弾き少年・富永のお話でした。
ずっと応援し続け心配してくれている谷原の方が私は偉いと思いますが、スランプ中の富永を奮い立たせたのは、印象的な行動をとった皆藤ということで。ごめんね谷原。
この章で個人的に気に入っているのは、序盤の、職員会議の回想シーン。町田と串崎の“援護射撃”です。
実際には先輩教師相手にここまで言える若手っていないかもしれませんが、生徒たちの兄貴的存在である2人には、無鉄砲な新人(諏訪)の味方である2人には、こうであって欲しいなと。
諏訪と皆藤の距離感も、着実に近くなってきていますかね。少なくとも、2人に会話が増えました。
真鍋と浜島、相変わらず険悪ですが、皆藤の浜島への態度が気になって仕方ない様子の真鍋。
そして木下がもう、どんどん普通になってますねw 不良の“ふ”の字も見えなくなりつつあります。真の王子街道まっしぐらってところでしょうか。
…とはいえ、その木下、石原に対する感情に何やら変化が訪れているようです。王子の心がざわついてますよ~。
そんなこんなで、DOQの人間にも、何やら波風が立ち始めているようです。
唯一変わらないのが桜沢。コイツ出てくるとホッとしますw
さて。次章も、F組の生徒がメインです。アイツとアイツです。
次回第12章は9/3(木) 6時からスタート予定です。
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- PERFECT BLUE 11-07
- PERFECT BLUE 11-06
- PERFECT BLUE 11-05
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総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┣ 4幕-27:【準備中】
- ┣ 4幕-28:【仮】
- ┗ 4幕-29:【仮】
総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
総もくじ
優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
もくじ
※ごあいさつと注意事項

総もくじ
★PERFECT BLUE:別シリーズ【連載中】

- ┣ はじめに
- ┣ 設定・登場人物
- ┣ Prologue
- ┣ 1幕-1:事前情報
- ┣ 1幕-2:美しい棘
- ┣ 1幕-3:氷の仮面
- ┣ 1幕-4:ダンデライオン
- ┣ 1幕-5:駆け引き
- ┣ 1幕-6:彼の伝説
- ┣ 1幕-7:信じる証
- ┣ 1幕-8:捕われの蜜蜂
- ┣ 2幕-9:決意の夏
- ┣ 2幕-10:つむじ風
- ┣ 2幕-11:ギター弾きとライオン
- ┣ 2幕-12:幼馴染と邪魔者
- ┣ 2幕-13:存在価値
- ┣ 2幕-14:フラッシュバック
- ┣ 2幕-15:カウントダウン
- ┣ 2幕-16:賽は投げられた
- ┣ 3幕-17:三つ巴
- ┣ 3幕-18:矛盾と混乱の心
- ┣ 3幕-19:卑怯者の言い訳
- ┣ 3幕-20:勝負の時
- ┣ 3幕-21:敗者の決意
- ┣ 3幕-22:究極の選択
- ┣ 3幕-23:愛のある場所
- ┣ 4幕-24:知らせ
- ┣ 4幕-25:勝負師
- ┣ 4幕-26:【準備中】
- ┣ 4幕-27:【準備中】
- ┣ 4幕-28:【仮】
- ┗ 4幕-29:【仮】
もくじ
【設定・登場人物】

もくじ
【ストーリーリスト】

総もくじ
短編作品

- ┣ 短編作品カテゴリについて
- ┣ startling news(実×大)
- ┣ アップデート(実×大)
- ┣ 不本意の愛嬌(実×大)
- ┣ 処方箋(春×歩)
- ┣ 2度目の夏(直×大)
- ┣ ヴァーサス(直×大)
- ┣ 警戒と警告(ミックス)
- ┣ 大いなる理由(陸×千)
- ┗ 男心と秋の空(陸&千)
もくじ
テスト(○×○)【テスト】

総もくじ
Turning point(直×大)

- ┣ Turning point(直×大)について
- ┣ 1:試合開始
- ┣ 2:タイマン
- ┣ 3:敵は陥落
- ┣ 4:そして長い夜
- ┗ Epilogue~布石~
総もくじ
立ち入り禁止(誠×風)

- ┣ 立ち入り禁止(誠×風)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:危険区域
- ┣ 2:侵入者
- ┣ 3:時限爆弾
- ┣ 4:タイムリミット
- ┣ 5:解除コード
- ┣ 6:答え合わせ
- ┣ 7:心の扉
- ┗ Epilogue~司令塔~
総もくじ
Old flame(実×大)

- ┣ Old flame(実×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:実の噂
- ┣ 2:実の告白
- ┣ 3:大河の噂
- ┣ 4:Call
- ┣ 5:大河の告白
- ┣ 6:An old flame may be rekindled.
- ┣ 7:陸の告白
- ┣ 8:最後の言葉
- ┣ 9:Face To Face
- ┣ 10:Call,Again
- ┣ 11:Don't Disturb
- ┗ Epilogue~招かれざる男~
総もくじ
最愛(直×大)

- ┣ 最愛(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勝手な男
- ┣ 2:頼みの綱
- ┣ 3:リベンジ
- ┣ 4:暗い日曜日
- ┣ 5:臆病者の嘘
- ┣ 6:2人のラストシーン
- ┣ 7:最愛
- ┣ 8:決意の助走
- ┗ Epilogue~そしてまた始まる~
総もくじ
女は災い(陸×千)

総もくじ
That night(実×大)

総もくじ
パンドラの箱(三角関係)

- ┣ パンドラの箱(三角関係)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:ガラスの絆
- ┣ 2:想定外の温もり
- ┣ 3:パンドラの箱
- ┣ 4:コワレモノ
- ┣ 5:決意と決別
- ┣ 6:強硬手段
- ┣ 7:幸福の選択
- ┣ 8:メビウス・ループ
- ┣ 9:はじめて
- ┣ 10:あるがまま
- ┗ Epilogue~次の強敵~
総もくじ
Hide-and-seek(直×大)

- ┣ Hide-and-seek(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:迫り来る過去
- ┣ 2:Breakdown
- ┣ 3:決戦の日
- ┣ 4:守りたいもの
- ┣ 5:Hide-and-seek
- ┣ 6:氷点下の恋
- ┣ 7:もう一度君に
- ┣ 8:黎明
- ┗ Epilogue~終息の朝~
総もくじ
Engagement(直×大)

総もくじ
アゲイン(陸×千)

- ┣ アゲイン(陸×千)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:疑惑の男
- ┣ 2:あるがままの自分
- ┣ 3:アゲイン
- ┣ 4:手さぐりの夜
- ┗ Epilogue~メンバーの内緒話~
総もくじ
Beyond Silence(W大)

総もくじ
痴話喧嘩(直×大)

- ┣ 痴話喧嘩(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:誇りと不安
- ┣ 2:起爆剤と痴話喧嘩
- ┣ 3:溺愛と協力
- ┣ 4:無自覚と×××
- ┣ 5:話し合いと持久戦
- ┗ Epilogue~翌朝の痴話喧嘩(?)
総もくじ
reward(直×大)

- ┣ reward(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:戻った日常
- ┣ 2:お気に召すまま
- ┣ 3:聖なる夜の思い出
- ┣ 4:reward
- ┗ Epilogue~聖なる朝~
総もくじ
極夜(直×大)

- ┣ 極夜(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:裏切り
- ┣ 2:決心
- ┣ 3:報い
- ┣ 4:極夜
- ┣ 5:決意
- ┣ 6:親愛
- ┣ 7:誓い
- ┗ Epilogue~訪問者~
総もくじ
シンクロニシティ(直×大)

- ┣ シンクロニシティ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:勘違い
- ┣ 2:恋しい人
- ┣ 3:通り雨
- ┣ 4:シンクロ二シティ
- ┗ Epilogue~敏腕マネージャー?~
総もくじ
Stranger(直×大)

- ┣ Stranger(直×大)について
- ┣ 1:見知らぬ恋人
- ┣ 2:熱い胸騒ぎ
- ┣ 3:独占欲と自覚
- ┣ 4:恋の浸透圧
- ┗ Epilogue~鉢合わせ、再び~
総もくじ
その先へ(直×大)

- ┣ その先へ(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:告白
- ┣ 2:拒絶
- ┣ 3:衝突
- ┣ 4:告白2
- ┣ 5:その先へ
- ┗ Epilogue~ある3人の目撃談~
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優しい嘘(直×大)

- ┣ 優しい嘘(直×大)について
- ┣ Prologue
- ┣ 1:忠告
- ┣ 2:きっかけ
- ┣ 3:優しい嘘
- ┣ 4:それぞれの言い分
- ┣ 5:熱帯夜
- ┣ 6:陸の言い分
- ┗ Epilogue~はじまりの日~
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